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> 救急車乗車まで
1月7日10時過ぎ、かかりつけの病院で心電図を測ると、さっそくベッドに寝かせられ、首を動かさないように注意されました。ずいぶんおおげさだなと思ったのですが、その30分後には意識が朦朧とし始めていましたからありがたい処置でした。
ちなみに心筋梗塞がおきやすいのは冬場の午前中(特に朝5時から10時まで)だそうで、寒さと起床による血管の収縮や血圧の上昇が関係するようです。ぼくの発作も1月の朝九時ですからこれにあてはまります。 かかりつけの病院では処置室に寝かされ、鼻から酸素吸入、舌の下にニトログリセリン、左手首から血液凝固ならびに血圧上昇を抑える点滝を受けます。これでかなり良好になっているはずですが、病状も悪化していますからかえって苦しくなります。 先生方が救急病院と連絡を付けます。先生方をはじめ看護士・助手など大勢がぼくの周囲を取り囲んでおり、それだけでいかに重い状態かがわかります。 「○△病院満床、拒否」このようなやりとりがしばらく続きます。先生の一人が大学病院レベルの手術になること、二週間程度の入院になることを告げました。後ほど死亡率の話なども出ましたが、このときは全くなく、あまり大げさな言い方をしなかったのだと思います。ぼくの方はともかくこの苦しみが早く収まることを祈るばかりで入院までは頭が回りません。 ただ16日から予定していた中国行きはどうなるのか、またこの日は晩に飲み会が入っていたのでどうやって断るか、そんなことを一方では考えていました。先生に16日から中国にいけるか聞いてみたのですが、「わからない」と言われるばかりでした。それもそのはずで、この質問はまるで現実味がなく、設定しうる問題ですらありません。心臓の手術をした後の体の衰えはすごいもので、16日頃といえば飛行機どころかエレベーターに乗るのも一苦労といった有様で、まだまだ合併症の恐れがある中、中国行きどころではありませんでした。 受け入れ先の病院が見つかるまで30分以上はかかりました。だんだんと苦しさが増してきます。この間に応急処置をしていなければさらに苦しかったでしょうし、病院経由のほうが受け入れ先を見つけるのも早いかもしれませんから、病院にいくのは一秒でも早い方がよいと言えそうです。 11時過ぎ、受け入れ先が東京北社会保険病院に決まり、ベッドに寝たまま、救急車に乗せられます。これまで街中に救急車が止まっていると、野次馬気分でのぞいてみたりしたのですが、まさかその当事者に自分がなるのか、といった気持ちが働いたことをおぼえています。痛さ(苦しさ)が少しずつ増し、意識もだんだん薄くなる一方でそのようなつまらないことを考えていたのを思い出します。寝ながら乗る車というのは違和感が大きく、たぶんスムーズに進んだのだと思いますが、まだつかないのか、といった気持ちがいたします。受け入れ先が見つからないまま救急車に乗る気分が思いやられたりもします。意外に冷静ではいました。 発病からちょうど一ヶ月が経ちました。だいぶ体調も持ち直してきましたので、これからたびたび病気について記しておきたいと思います。
心筋梗塞の症状は人それぞれだと言います。ぼくの場合、肩こりよりもややきつい程度の痛みです。その気になれば一日ぐらい我慢できる程度の痛さでした。この病気のおそろしさの一つに自覚症状のうやむやさがあるようで、一日どころかあと三時間余計に我慢していたらたぶん死んでいたのですが、たまたま病院に行く用があったので(健康診断の結果をきく予定が午後に入っていたのを、どうせ痛いから朝のうちに行っておこうと思って病院にいき、そのまま救急車で手術台に運ばれました)、死なずに済んだにすぎません。 人間が死ぬときの痛みのイメージがぼくにはありました。歯痛や二日酔いの苦しみを考えてみれば、あと数時間で死ぬ苦しみというのはその何十倍も苦しいものなのではないのか、そのように想像するのは突飛ではないでしょう。実際に歯痛や二日酔いの何十倍も苦しんで亡くなられる方もいるでしょうが、少なくともぼくは心筋梗塞にかかり、さらにこの心筋梗塞は心臓を流れる冠動脈3本のうちの2本をふさぐ重病であったにも関わらず、二日酔い以下の苦しみでしかなかったのです。死というものが体の感覚からしてなんら特別でない、ごくごく身近なものに思えてしまいました。 今こうして生きているのは結果論にすぎず、健康診断などいくつかの偶然がなければ亡くなっていた可能性が大きかったかもしれません。ただし、健康診断に行ったのは、これ以前に狭心症のような発作がおきるようになったことを気にしていたためで、まったく無自覚だったわけではありませんでした。 心筋梗塞という病名を言われ、驚いたのはぼくぐらいの低年齢で起こりうるとは思わなかったからでした。食習慣・生活習慣の変化で今後は心筋梗塞・脳梗塞などの発症の年齢は低くなるのかもしれません。心筋梗塞で結果として死ななかった者としてのアドバイスは以下の通りです。 1、かかりつけの病院(年に一度程度でも)を近くに持っておくこと 2、痛さの程度と死ぬ可能性は必ずしも比例しない 3、疑わしきはためらわずに病院にいく 4、痛さは人によって異なるが、ぼくの場合は以下の通り 狭心症も心筋梗塞も主に左半身が下へ下へと引っ張られるような窮屈な鈍痛、窓を開けて空気を吸いたくなったり、水を飲んだり、風呂に入りたくなってくる(後ろ二つは実際にやると危険かもしれません)狭心症の場合は寝たりして姿勢を変えること、もしくは数十分経てば治りますが、心筋梗塞は治りません。ただし心筋梗塞でも姿勢によって痛みが微妙に変わるのでこの点から狭心症だと誤解しないことが大切です。 注意したいのは心筋梗塞の痛みも当座は一晩ぐらいならがまんできそうな感じだったことです(実際にはそのうち意識がなくなって生きていられないと思います)。 > 近況
まだリハビリ中ですが、以下の仕事が今年の仕事始めになります。
2010年1月31日(日)丸川哲史『ポスト〈改革開放〉の中国--新たな段階に突入した中国社会・経済』(作品社刊)の合評会開催の案内 アジア太平洋研究センター(東京麻布台)の「東アジア共同体構築の条件」研究会の主催で、2010年1月31日に、丸川哲史さんの近刊書『ポスト〈改革開放〉の中国--新たな段階に突入した中国社会・経済』(作品社)の合評会を開催いたします。 この1月に刊行されたばかりの同書は、中国・台湾・日本の戦後史を政治経済と文化思想の両面から熟知する丸川哲史氏が、2007年から08年にかけて中国に滞在、急速に変貌していく中国社会を体験されたうえで、中国の現在と今後について考察を深められた、待望の新刊です。読者には、東アジアを論じる上で不可欠の中国理解を、丸川さんならでは多角的な視点とリアルな感覚からもたらしてくれるでしょう。 この合評会では、丸川さんのほかに、評者として、長年の中国在住経験をもち中国評論家としても著名な麻生晴一郎さん(近著に『反日、暴動、バブル--新聞・テレビが報じない中国』光文社新書)と、雑誌『現代思想』の編集長で、竹内好やアジア主義に造詣の深い池上善彦さんをお迎えします。 (なお当日の参考文献として、丸川さんが今月ほぼ同時に刊行された『竹内好--アジアとの出会い』河出ブックスも挙げておきます。) 【日時】:2010年1月31日(日)14:00-17:00 【会場】:東京麻布台セミナーハウス4階中会議室 (港区麻布台1-11-5/日比谷線神谷町駅から東京タワー方向へ徒歩3分)http://www.keiho-u.ac.jp/research/asia-pacific/access.html 【入場】:無料 【プログラム】 丸川哲史『ポスト〈改革開放〉の中国』へのコメント 麻生晴一郎(30分)池上善彦(30分) 著者リプライ:丸川哲史(30分) 休憩10分 総合討議(80分) 司会・コーディネート:早尾貴紀 丸川哲史(明治大学):主著『台湾、ポストコロニアルの身体』(青土社)、 『日中一〇〇年史』(光文社新書)、『冷戦文化論』(双風舎)など 麻生晴一郎(中国評論家):主著『反日、暴動、バブル』(光文社新書)、 『こころ熱く武骨でうざったい中国』(情報センター出版局)など 池上善彦(編集者):雑誌『現代思想』 (青土社)編集長 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 禁煙・禁大酒・禁メタボ食の日々です。心臓の性能が今までの7割に減少したため疲れやすいです。(心臓の一部切断と同じ状況だと思われます)。あわてずに復帰を考えています。 > 退院
おかげさまで退院いたしました。東京北社会保険病院(北赤羽)には大変お世話になりました。またメールやコメントを下さった方、ご心配くださった方、ありがとうございました。
退院したとは言え、今回の心筋梗塞は範囲が広く、他にも梗塞寸前の冠動脈があるなど安心できぬ状況が続くようです。けっして完治したわけではなく、社会復帰のリハビリが待っています。これからは病気と共存する人生です。入院中のことなど、今後あらためて書いてみようと思います。 >
ご心配おかけしてすみません。7日早朝より前壁の急性心筋梗塞にかかり、一時生命が危ぶまれましたが、医師の的確な処置などで当面の生命の危機はなんとか乗り越え、集中治療室から一般病棟に移りました。病院という場所柄、通信が限られますが、あらためて詳しい経過報告をいたします。
ご心配くださり、感謝でいっぱいです。これからもよろしくお願いいたします。 麻生晴一郎 > おしらせ
本人の依頼により、代筆(弟)致します。
内容については指示されていないのですが、本日入院致しました。 後日詳細が書かれるとは思いますが、面会する限り、元気です。 本人は「16日より四川省に行く用事があるから、忙しい」 私「10日ほどの入院と聞いているので、それは難しい」 本人「もう大丈夫だ」 ※この発言の状態で鼻に管、心電図に点滴管で起き上がることが物理的に無理な状態。 私「どうせ北京や上海ではなく、四川省の山奥なんだろう?」 本人「四川の震災の後の仮設住宅のあるところ」 今回はあきらめるようにクギをさしておきました。 退院してしばらくすればまた精力的に活動できます。 入院理由は下記のことを記せばわかる方も多いかと存じます。 ○たばこはもう吸ってはいけません(わかばというタバコを1日二箱吸っておりました) ○深酒はいけませんが、たしなむのはOKです。 ○適度な運動が必要です。 ○コレステロールを気にする必要があるでしょう ○100kg以上ある体重はふとりすぎです。 これからもよろしくお願い致します。 前回の2009年目標の感想・反省にもとづいて2010年の目標を設定いたします。
(1)引き続きとにかく書くこと・・・書いてなんぼの職業です。現行の単行本執筆ペースを早めることがとりあえずの目標です。 (2)民間交流の実行・・・かなりの金銭的損と労力とリスクを覚悟します。 (3)故郷や第三の地の関係強化・・・継続です。 (4)新しい分野のトライ・・・あくまで執筆面で。作品が完成してから報告いたします。 (5)生活スタイルの見直し・・・仕事面プラス健康面 (6)中国武術の練習・・・継続。 毎年年末から年始にかけての時間がやたらと早い気がいたします。もう3日が経ちましたが、これを120回繰り返すと1年が経ってしまうのですね。 ともかく今年もよろしくお願い申し上げます。 年の瀬になりましたので1年前に掲げた09年の目標を振り返ります。
(1)引き続きとにかく書くこと。 ・・・・・・・読み物を2冊出そうと思ったが1冊しか出せなかった(反日、暴動、バブル 新聞・テレビが報じない中国(光文社新書))。50点としておきたい。まだまだ絶対的に足りない。 質的な面では「自分なり」に100%のことをやっているつもりだが、「自分」の力が不足しており、「自分」を高めることで引き上げていかねばならない。そうした反省も含めてまだまだというのが結論 (2)これまでの北京通いをどう継続させていくかも含めて新たな軸を模索する。未体験の分野のトライも視野に入れる。 ・・・・・・・試みとしては行っているが、結果が出るのはもう少し後。中国の他の地方や日中関係史など模索中。未体験分野のトライは足りず、大いに反省せねばならない。 (3)横つながりの関係、故郷との関係強化。第3の地の発掘。 ・・・・・・・九州(北九州・大分)や神奈川との新たな関係が少しずつ芽生えてきている。この項目は人に恵まれ、運がよかったと言える。また韓国との関係が出始めているのも注目したい。 (4)功夫の理解と獲得。 ・・・・・・・あまりよくない。4月~11月にかけて練習がなかなかできなかった。おまけに体調面の問題が露呈してきた。 全般的にがんばってはいますが、がんばっているなどという次元で満足している自分が嫌です。もっと精進せねばならないと反省しております。 ともかく今年もあとわずか。多くの方々に支えられ、曲りなりにも年を越せます。この1年どうもありがとうございました。来たる2010年がみなさまにとってよい年になることを祈ります。 本の宣伝です。ご一読くださればありがたいです。
反日、暴動、バブル 新聞・テレビが報じない中国(光文社新書) 中国研究所発行の『中国研究月報』12月号で書評が掲載されました。ありがとうございました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 米国の中国誌≪北京之春≫が年一回自由のために行動する人に与える「自由先鋒賞」(第三回)に、上海の入管で帰国を拒否され、現在55日以上にわたって成田空港制限エリア管内で生活している人権活動家の馮正虎さんが選ばれ、26日に成田空港の到着ゲート付近で表彰式が行われた。表彰を行うために、全世界で馮さんを助ける呼びかけを行っている(※)米国在住の人権活動家・楊建利さん(博士、組織「公民力量」メンバー)が米国から成田空港経由で来日し、日本の毅然とした対応を願って精力的に日本の関係者と会見を重ねている。 外国人が中国に入れないならまだしも、逮捕されてもいいから自国に帰りたいとの中国人自身の願いがかなわれない、というのは不思議な現象であり、楊さんは「私も二度帰国を拒否されています。全世界にそういう人がいて、中国では国民が自国に帰りたいとの権利も保障されない。馮さんの活動は帰国する権利が侵害されていることを世に知らしめ、権利の獲得に一歩前進した勇気ある行動です」とたたえる。日本政府がなんら対応を取っていないことに関しては「確かに西側民主主義諸国は経済的な問題から中国政府に歩み寄って人権問題の圧力をかけられないが、それは理解できます」としながらも「中国の人権問題として見るのではなく、日本の主権問題の侵害につながるのではないか。すなわち、中国政府が責任を取らずに自国の国民を他国の領土(成田空港)にとどめさせているのだから、大量の難民を日本に送り込んでいるようなものであり、日本政府は中国政府に抗議すべきではないのか」と日本政府の毅然なる対応を求めた。 楊さんによれば馮さんは元気で、帰国が実現するまで何年でも成田空港にとどまる意気込み。馮さんの行動を受けて米国など他国の空港でも同様の活動を行う声が出ているようである。 写真は馮さんの活動について語る楊建利さん。 ![]() ※成田空港経由のトランジット便を利用し毛布・食料などを寄付することを呼びかけるなどの活動を行ってきた。 > 指さし改訂版など
本の宣伝です。ご一読くださればありがたいです。
反日、暴動、バブル 新聞・テレビが報じない中国(光文社新書) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 中国の美術雑誌≪美術観察≫12月号で比較的長いインタビューを受けたものが掲載されています。機会あればご一読ください。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 旅の指さし会話帳4「中国」の第三版が出版されました。今回は本体の第一部、巻末の単語集とも全てピン音、声調を入れてあります(ただしなるべく目立たせないよう小さくしてあります)。ぼくはピン音の学習経験がないに等しいので大変苦労しました。内容もかなり変更しました。 ぼくがこれまで書いてきたノンフィクション、エッセイの類が日本や中国で考えたこと、中国で見たことの軌跡だとすれば、指さし会話帳は中国を見る、日中関係について考える上での道具の軌跡というべきものです。個と個のふれあいが大切だということ、その限りにおいてぼくが関わった書籍はすべてつながっています。指さし会話帳も大変思い入れのある一冊です。 > 最後の暴飲
もう少し早く更新する予定でしたが体調不良で遅れました。ぼくはこれまで暴飲することが多かったのですが、最近大酒を飲んだ翌日に不整脈に近い症状が起きるようになりましたのでこれから大酒は控えます。今まで酒で暴れたりすることが多々ありましたが、もうないと思います。
酒を控える、などと言うのは年を取った証拠、真の青春の終焉、正真正銘のおじさん化です。最後の大酒は20日、日帰りの京都、となります。関西で30年もの歴史を持つ中国文芸研究会がこのようなありがたい催し をしてくださったのではせ参じたくなってきます。京都は実に18年ぶり、拙著についてのきわめて建設的な批判意見や自分がなぜフリーになったのかなど普段あまりされない質問を受け、行って本当によかったと思いました。ついつい調子に乗って禁じられていた日本酒をぐいぐいやってしまいました。日帰りで21時半ののぞみに乗るまでの時間でしたが、あのペースで夜中まで飲んでいたら今ごろどうなっていたかわかりません。関西の中国関係者たちの重厚さ、温厚さに感嘆しながらの最後の暴飲でした。最後の青春は京都に置いていきました。思ったよりも多くの方々が来てくださいました。関係者、参加者の方々に感謝申し上げます。京都ではこのブログにコメントを下さるまさん、彩奴さんなどお会いしたい方がたくさんいますが、今回は研究者の集まりだったので声を掛けられなかったのが心残りでした。今回出会った方々と再会する機会も含めて今後また関西に行ける機会を作りたいと心に誓いました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 本の宣伝です。ご一読くださればありがたいです。 反日、暴動、バブル 新聞・テレビが報じない中国(光文社新書) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 26日11時より1時間ほど、表参道の青山ダイヤモンダホールにて四川・湖北旅行の魅力について話す機会があります。 HIS大旅行博覧会&説明会 > 弁護士たちの近況
本の宣伝です。ご一読くださればありがたいです。
反日、暴動、バブル 新聞・テレビが報じない中国(光文社新書) 12月12日(土)のアジア人権人道学会ではしどろもどろながら報告を済ませました。アジア各地の人権問題を広い枠内から見ていくことが1つの狙いかと思います。これまでぼくは北朝鮮関連の人権問題の関係者との交流がきわめて少なく、ぼくが日ごろ用いる「失踪」という言葉一つにも配慮が大切なことを痛感するなど、今回知り合えたことはとても大きかったです。友人たちがわざわざ来てくださったことにも感謝です。拙著を出して以来、やや沈みがちだったのですが、心新たに取り組んでいく勇気を頂きました。 明日はトランスアジア文化研究会で話をします(1つ前の記事参照)。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12日の会でも触れたのですが、拙著で名前を挙げた弁護士の多くと現在連絡が取れなくなっています。唯一滕彪さんだけは連絡できますが、それは彼が職ともども北京を追われているからにすぎません。このブログとリンクしている彼のブログも閉鎖されています。米国大統領の訪中、08憲章一周年などまだまだ節目が終わらぬ中、規制の強まったまま年を越すのではないかと思います。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 最近発売の『望星』2010年1月号で『里山っ子が行く 木更津社会館保育園の挑戦』(農文協)の書評を書きました。 最近発売の『別冊宝島1670 2010年 日本vs中国!』で短文を書いております。 機会ありましたらご一読ください。 本の宣伝です。ご一読くださればありがたいです。
反日、暴動、バブル 新聞・テレビが報じない中国(光文社新書) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 西日本新聞今日(12日)の朝刊文化面でインタビューを受けました記事が掲載されます。ありがとうございました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12月17日(木)18時より東京芸術大学北千住キャンパスで、第22回トランスアジア文化研究会「自主映画を通じて考える中国政治文化の現在」で上映会およびトークをします。 以下は主催される毛利嘉孝先生によります紹介文です。 今回のトランスアジア文化研究会は、ジャーナリストの麻生晴一郎さんをお招きして、激動する中国の文化と政治を、最近のドキュメンタリー映像を手掛かりにお話ししていただきます。麻生さんは、最近『反日、暴動、バブル:新聞・テレビが報じない中国』(光文社新書)を出版しました。国家や主要メディアが伝えない普通の生活をする中国人を詳細な調査を通じた渾身のルポは、激動する中国の今を考える上で重要な一冊です。 取材を通じて麻生さんが見出したドキュメンタリー自主映画の世界は、テレビや新聞が報じない中国を伝える貴重なメディアです。先日「北九州国際ビエンナーレ」で麻生晴一郎ディレクション映画企画で上映された『自由城的囚徒(自由都市の囚人)』(監督 胡佳/2007年/31分)や『女人50分鐘(女50分間)』(監督 石頭/2006年/54分)などの政治的なドキュメンタリー作品を中心に、中国の文化政治の今を議論したいと思います。 どなたでも参加できますので、関心のある方はぜひご参加ください。 ■とき :2009年12月17日(木)18:00~20:00 ■ところ:東京芸術大学北千住キャンパス1F第一講義室 〒120-0034 東京都足立区千住1-25-1 Tel: 050-5525-2742 http://www.geidai.ac.jp/access/senju.html JR地下鉄北千住駅徒歩5分 ■報告者 麻生晴一郎(ジャーナリスト) ■討論者 村井寛志(神奈川大学) ■お問い合わせ 毛利嘉孝(東京芸術大学)yoshimouri(at)hotmail.com (at)は@に変換してください。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 今日12月12日(土)にアジア人権人道学会において報告をいたします。 日 時 12月12日(土) 会 場 明治大学・御茶ノ水校舎・リバティタワー14階 1146教室 (JR御茶ノ水・地下鉄新御茶ノ水・神保町下車 京都千代田区神田駿河台1-1) 開場時間 1200より 報告1 1240~1420 「現代中国における人権意識と国家観」 ・「08憲章のその後と人間の安全保障」 緒形康教授(神戸大学) ・「中国市民の国家をめぐる意識と人権派弁護士」 麻生晴一郎 詳細や他の報告は下の記事をご覧ください。 本の宣伝です。ご一読くださればありがたいです。
反日、暴動、バブル 新聞・テレビが報じない中国(光文社新書) 中国語ジャーナル2010年1月号、東奥日報で書評が掲載されました。ありがとうございます。 DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー12月号の中の『歴史に学ぶ』12月号で、以前書いた「『韓非子』『孟子』に学ぶコミュニケーション術」が転載されました。機会あればご一読ください。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12月12日(土)にアジア人権人道学会において報告をいたします。中国の人権問題を日本を含めた東アジアの中で考えたいと常々思うぼくにとって貴重な発言の場で、このような機会をくださった関係者の方々に感謝いたします。当日の具体的な時間ははっきりしてませんが、昼過ぎ頃に発表、夕方からの懇親会にも出席する予定です。 以下、概要の告知を貼っておきます。 ■アジア人権人道学会大会 本年の北朝鮮人権週間にアジア人権人道学会では大会を開催します。以下の日程はどなたでも参加できますのでぜひご参加下さい。 日 時 12月12日(土) 会 場 明治大学・御茶ノ水校舎・リバティタワー14階 1146教室 (JR御茶ノ水・地下鉄新御茶ノ水・神保町下車 京都千代田区神田駿河台1-1) 開場時間 1200より *************************************************************** 報告1 1240~1420 「現代中国における人権意識と国家観」 *************************************************************** ・「08憲章のその後と人間の安全保障」 緒形康教授(神戸大学) ・「中国市民の国家をめぐる意識と人権派弁護士」 麻生晴一郎 解 説 「08憲章」とは、昨年、12月9日、天安門事件から20年を意識して中国の民主化運動活動家から公表された文書である。 共産党の一党独裁体制の撤廃を求めた、事実上の新憲法草案と言える。同憲章は、世界人権宣言60周年を期し、書面上は12月10日付とされ、中国人学者・作家等303人の署名をもって公表された。 現在、署名者は3600名を越えたとされるが、その中には、当局により拘束を受けているものもあり、中国の人権派弁護士の実状は厳しい。あの歴史的な08憲章公表から一年、そもそも08憲章とは何か、その後の一年の展開とは何か、そして、現代中国の民衆は、中国の人権情勢や社会をどう感じ、考えているのかを報告して頂く。 *************************************************************** 報告2 1425~1605 「北朝鮮帰還事業から50年」 *************************************************************** ・「国際共産主義運動の中の北朝鮮帰還事業 赤十字国際委員会・公安調査庁・外務省機密指定解除史料から」 川島高峰准教授(明治大学) ・「脱北帰国者支援の実情から」 三浦小太郎(北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会) 解 説 今から50年前の1959年12月14日、北朝鮮帰還事業の第一船が、新潟港を出港しました。この事業が開始された経緯とその背景には、朝鮮戦争休戦後、再開された東アジア社会主義圏に対する残留邦人帰還交渉と、左派国際共産主義勢力による、所謂「平和攻勢」があり、その中から帰還事業が形成されました。この報告では、その起源を解明します。 また、かつて帰還事業で北朝鮮に渡り、脱北し、日本へ逃れてきた方が、現在、約200名います。この脱北帰国者の実状を報告します。 *************************************************************** 報告3 1615~1815 「北朝鮮人権問題のグローバル・アドボカシー」 *************************************************************** ・「UPR北朝鮮審査・結果報告(2009年12月9日採択)と金正日、ICC提訴の可能性について」 報告 加藤 博(北朝鮮難民救援基金) 須田洋平弁護士 増元照明(北朝鮮による拉致被害者家族連絡会) パネラー 荒木和博(特定失踪者問題調査会) 西岡 力(北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会) 解 説 家族会、北朝鮮難民救援基金などがジュネーヴで、国連人権理事会・普遍的定期的審査に参加をします。今回、新たな国連の仕組みとなる普遍的定期的審査で、北朝鮮の最初の人権報告の採択が、12月9日行われます。その審査・採択のの報告を行います。 また、政権交代を受けて、拉致問題に対する政府の取り組みに新しい動向が見られます。これについて、家族会・救う会・調査会の拉致問題三団体の方の報告と議論を伺います。 参 考 アドボカシーとは、近年、国際人権団体で重視されるようになってきた用語である。これは意思決定や価値形成に重大な影響力を持つと思われる個人・機関に対し提言を行う行為であり、批判・抗議といった対立的姿勢ではなく、代替案提示・情報提供といったシンクタンク的な活動と言える。 ICC(国際刑事裁判所 International Criminal Court) 1998年7月、国連で採択された国際刑事裁判所ローマ規程(ローマ規程、ICC規程)に基づき2003年3月、オランダのハーグに設置。日本は2007年10月1日、加盟国となった。 UPR(普遍的定期的審査 Universal Periodic Review) 2007年6月、国連人権理事会で決定された制度であり、2008年から開始された。四年毎に全ての国連加盟国の人権状況を審査する制度である。この審査報告書作成過程に、NGOと協議することが奨励され、NGOは審査情報を提出でき、資格あるNGOは、結論が採択される人権理事会本会合に参加、結論採択前に発言ができる。 UNHRC(国際連合人権理事会 United Nations Human Rights Council) 2006年3月15日、国連総会は、人権理事会創設決議案を採択。これにより、従来の経済社会理事会の下部機構であった国連人権委員会は、理事会に昇格した。同年、6月19日、初会合がジュネーブで開催され、29日、人権理事会は「強制失踪からのすべての者の保護に関する国際条約」(強制失踪防止条約)を全会一致で採択した。その際、領海を超えて行使される特殊な強制失踪の事例を、同条約に規定させることは日本政府により盛り込まれることとなった。この条約採択の約2週間前となる14日、日本で北朝鮮人権法が衆議院を通過し、23日、公布・施行された。 *************************************************************** 懇親会 1840~ **************************************************** アジア人権人道学会事務局 **************************************************** 〒101-8301 東京都千代田区神田駿河台1-1 教員研究棟 512号室 Tel/Fax 03(3296)2049 glhuman@kisc.meiji.ac.jp http://www.asiajj.com office@asiajj.com > 今年もあと一ヵ月
本の宣伝です。ご一読くださればありがたいです。
反日、暴動、バブル 新聞・テレビが報じない中国(光文社新書) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11月は来客の多かった月で、あっという間に過ぎました。北九州のギャラリーソープ、東京女子大学の華の会、明治大学政経学部、中央大学など話をする機会も多く、ありがたく思っています。 ただし、八卦掌の稽古がなかなかできず、また年初の目標に掲げた本二冊分の執筆は大きく遅れております。気が付けば今年もあと一ヵ月。冬を感じさせます。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 中央大学での講演会の学内ポスターです。フリーだと特にそうなのかもしれませんが、こういうのってとてもうれしいです。ありがとうございました! ![]() 先週火曜日17日に明治大学政経学部の国際関係のゼミに呼ばれて拙著のことなど話しました。まじめに日中関係を考えている学生が多い、というのが印象です。このようなやる気のある学生を相手に授業をするのも充実した仕事なのではないかと思ったりしました。彼らが将来、日中関係の第一線に立つ日をたのしく想像します。関係者の方にお礼を申し上げます。
あさって24日には中央大学で講演会を開きます。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ちょっとバタバタしていて更新が遅れました。今月は来客・滞在者が多く、不動産探し・出版社探し(※)の手伝いなど仕事以外の用事も大変多いです。25日以降わりと余裕ができます(月末ぐらいまでですが)。 ※・・・経営不振で賃金の未払いが生じそうな比較的名のある出版社を探しています。心当たりありましたらご一報くださると幸いです。取材をするのではなく、経営参加(出資)の話です。・・・・・・一時停止 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 本の宣伝です。ご一読くださればありがたいです。 反日、暴動、バブル 新聞・テレビが報じない中国(光文社新書) 最近発売の季刊誌「オルタ」11、12月号で「中国独立映画と民間の台頭」を書きました。機会あればご一読ください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 本の宣伝です。ご一読くださればありがたいです。 反日、暴動、バブル 新聞・テレビが報じない中国(光文社新書) 最近、上で挙げたオルタのほか、信濃毎日新聞、沖縄タイムス、静岡新聞、長崎新聞で書評が掲載されました。ありがとうございました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 牛久とつくば市の境界付近の古民家で若手アーティストたちが1年がかりで実験アートの創作をする試みがあり、みに行ったのですが、韓国の方ばかりだったので驚きました。韓国の基金会によるもので付近で開かれている取手アートフェスティバルとも連動しています。 近年日本でも町おこしに現代アートのイベントを行うケースを耳にするのですが、担い手に韓国や中国の方が多く見られることを意識します。けっしていい条件とはいえないこうした試みの中心的担い手に近隣地域の若手アーティストが進出しているように思えます。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 本日は東京女子大学卒業生たちによる華の会のお茶会にご招待頂き、拙著などについて話す予定です。 > 大分におります。
31日の小倉での上映会・トークは冷や冷やものでしたが、皆様の温かさに助けられて無事に終えることができました。北九州ビエンナーレだからこそできた上映会だと思っています。小倉や博多で文化に関心を持つ大勢の方々と知り合うこともでき、有意義でした。ありがとうございました。小倉で自分が少しでも刺激を与えることができるよういっそう精進したいと強く思いました。
昨晩12時前の終電に乗り、今は大分にいます。刺激的な小倉の夜に比べ、こちらはいたって静かです。先日大分空港と市内を結ぶホーバークラフトが廃止されたことを知りました。残念です。 九州の人から見ればぼくは九州生まれでも関東人にほかならないのですが、大分や小倉など九州になんらかの貢献をしたいと願う風でありたいです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 本の宣伝です。ご一読くださればありがたいです。 反日、暴動、バブル 新聞・テレビが報じない中国(光文社新書) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 申し遅れましたが、先週金曜発売の週刊金曜日で連載「浮澡中国」20回「重慶でのある試み」を書きました。機会あればご一読ください。 > 31日小倉で
現在、北九州市で北九州国際ビエンナーレが開催されています。いろんな大都市で大々的にやっているビエンナーレを北九州でもやってしまおう、という試みで、今回が第2回。通常のビエンナーレに比べて低予算・アバンギャルド・アンダーグラウンドな試みです。「北九州国際ビエンナーレ2009」
ビエンナーレの一環として10月31日(土)夕方5時より映画上映+トーク「中国ドキュメンタリー映画の現在」を行います。映画の選定は主にぼくが行い、トークにも出席します。以下の3つを取り上げます。 自由城的囚徒・・・・胡佳(フージャー)監督・撮影、曾金燕(ツァオジンイエン)出演 女人50分鐘・・・・・石頭(シートウ)監督、明明(ミンミン)撮影 排骨・・・・・・・・・・・・劉高明(リュウガオミン)監督 「排骨」は東京などでも上映されたことがありますが、「自由城的囚徒」「女人50分鐘」は日本初公開ではないかと思います。特に「自由城的囚徒」は今回のビエンナーレ以外では通して流すことの困難が予想される作品です。このような機会を下さった関係者の方々にお礼を申し上げます。 ぼくはこれまで中国の少なくない映画・アート・文学作品を日本で紹介しましたが、「日本の人が見てどう思うかを知りたい」と切に思う上で「自由城的囚徒」の曾金燕は最上クラスに属します。日本人にどう思ってもらえるかを切に知りたがっている作品をぼくとしても紹介したく、それが今回この作品を真っ先に選んだ理由の一つです。夫である胡佳は現在獄中にあり、曾金燕自身も今なお監視され続ける日々です。 中国のドキュメンタリーや現代アート作品は無検閲であることからしばしば「反体制」もしくは「抵抗」のニュアンスを表出しますが、実際に反体制や抵抗の意図で作られるものは限られており、何度か上映会に足を運ぶ中でそのことが理解のギャップになっていることを感じています。無検閲と「反体制」との関係は新書でも触れていますが、理解する上では中国の反体制作品がどういうものかを知っておくことも大切かと思います。アンダーグラウンドなビエンナーレである北九州国際ビエンナーレで紹介する映画としてもふさわしかろうと考えました。 北九州、福岡、山口、熊本、佐賀、大分あたりにご在住でお時間のある方のご参加をお待ちしております。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 本の宣伝です。ご一読くださればありがたいです。 反日、暴動、バブル 新聞・テレビが報じない中国(光文社新書) 26日にサーチナで書評が掲載されました(ヤフーも)。ありがとうございました。 サーチナ ヤフー(書評文はサーチナと同じです) > 北京日記09秋4
食事日記
10日・・・朝食9時:油条(草場地)、昼食12時:チャーハン(建国門)、昼飲14時:茶(建国門)、夕食20時:貴州土鍋(望京)、夜飲22時:コーヒー(望京)、草場地泊 11日・・・朝飲11時半:水(復興門駅構内)、昼食16時半:NH906の機内食 北京日記09秋編はこれでおしまいです。帰国後ただちに国内出張があり、更新が遅れたことをおわびいたします。 今回新書を大量に持参したことはすでに述べました。10日昼には、新書をわざわざ購入して下さるとありがたい言葉を頂いた日本の方々と会いました。夜には最も信頼できる友人の1人と会い、別の友人へ新書をさりげなく郵送してもらうことを彼に依頼しました。本来はすべて手渡しにしたかったのですが、かりに没収されても問題になりにくい相手だったのでそうしました。すでにお世話になった大勢の人に渡し続けていて、この時点で残りは1冊でした。最後の1冊は新書成立にとってきわめて重い意味を持った1人のために残しておきました。その人には郵送は危なくてできません。 げんにその人は連休前に北京から追い出されていました。なかなか戻ることができず、会えないと思っていたのですが、最後の最後まで1冊を残しておきました。そして、最後の最後に会うことができ、簡単な状況を尋ね、今回持参した最後の1冊を渡したことで今回の旅は終わりました。新書にはあとがきを付けなかったのですが、ぼくにとっての新書の本当の意味でのエピローグをこの時点で終えました。「11日・・・朝飲11時半:水(復興門駅構内)」というのがそれで、集合地点は3度の変更を余儀なくされました。その後、タクシーを飛ばし、ぎりぎりで飛行機に乗りました。 中国行きはつねづね「終わってみたらやりたいことがそれなりにできている」の繰り返しです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 本の宣伝です。ご一読くださればありがたいです。 反日、暴動、バブル 新聞・テレビが報じない中国(光文社新書) 佐賀新聞18日朝刊と19日発売の日刊ゲンダイで書評が掲載されました。まだ確認できていないのですが、ありがとうございました。 ここ数年、中国に関する本(おそらくアジアと言ってもいいかもしれません)は内容・マスコミでの注目度に関わらず全般的に売れ行きが非常に悪いようで、そうした過去のデータが部数・棚での扱いなど本書にも微妙に影を落としていることを学ばされています。現時点の手応えは出版社の予想を裏切って好評だという感じではないかと思います。ただし、予想を裏切って低迷、よりは明らかにいい傾向だと言えます。 本書がどの程度売れるか、受け入れられるかどうかは、今後の光文社新書に限らず他の出版社にとっても別の方がいずれ出される本の売り込みになんらかの影響を与えるデータの一部となることを思えば、宣伝活動を積極的にやっていく必要を感じるとともに、中国本・アジア本そのものを語る必要性を感じ始めています。 > 北京日記09秋3
食事日記
8日・・・朝食8時半:CA4129の機内軽食、昼食①11時:煮鳥など(草場地)、昼食②13時:牛しゃぶ(遠大路)、昼飲15時:茶(遠大路)、夕食18時:北京料理(朝陽門)、夜飲22時:コーヒー(望京)、夜食1時:スペインの高級ハム(草場地)、草場地泊 9日・・・昼食12時半:湖北料理(甘家口)、昼飲15時:水(西駅)、夕食17時半:四川鍋(甘家口)、夜飲20時:コーヒー(花園橋)、草場地泊 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ すでに日本に戻っております。例によって中国の一般のパソコンではこのブログを閲覧できません。ただし日本の携帯電話からだと見れるし書き込むこともできることがわかりました。 今回はこれまで取材した方に本を渡すことが活動のメインです。内容上、日本から郵送するのは危険を伴うので直接渡すか、郵送するにしても国内でさりげなく送る必要があります。同時にこれから主に何をやっていくかも模索します。なかなか浮かびませんが、ふと思ったことを会った人にぶつけてみます。たとえばぼくは重慶で地方独自の活動にあらためて関心を持ったのでそういうことを話してみたりします。話しながら少しずつ軌道修正していきます。04,05年あたりの取材ノートを見ると対象がぼやけていたのを痛感します。やはり少しずつ軌道修正がなされていたのでした。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 本の宣伝です。ご一読くださればありがたいです。 反日、暴動、バブル 新聞・テレビが報じない中国(光文社新書) 秋田魁新報10月11日朝刊でご紹介いただいたのは共同通信社の記事でした。ぼくが訴えたかったことを適確にとらえてくださったうえに非常に近しい問題意識を掲示しており、今後ぼくが書評を書く際に参考にしたい書評でした。ありがとうございました。共同の配信なので他の新聞でも掲載されているかもしれません。発見されましたらご教示くださるとありがたいです。 > 北京日記09秋2
本の宣伝をしておきたいと思います。ご一読くださればありがたいです。
反日、暴動、バブル 新聞・テレビが報じない中国(光文社新書) その後、サンデー毎日10月25日号、月刊「望星」11月号、週刊プレイボーイ10月26日号および秋田魁新報10月11日朝刊でご紹介いただきました。ありがとうございました。ご紹介をすべて把握できていない可能性があり、もし他の媒体でご紹介されているのを発見しましたらご教示くださるとありがたいです。よろしくお願いいたします。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 食事日記 5日・・・朝食10時:肉餅(鼓楼)、昼食14時半:CA1439の機内食、夕食19時:火鍋(重慶・黄桷坪)、夜飲21時:白酒(重慶・黄桷坪)、重慶泊 6日・・・昼食11時半:豌豆粉蒸鶏など地元料理(重慶・七星崗)、夕食19時半:麻辣湯(重慶・黄桷坪)、夜飲22時:茶((重慶・黄桷坪)、重慶泊 7日・・・朝食9時半:茶玉子など(重慶・楊家坪)、昼食12時:麻辣麺(重慶・楊家坪)、昼飲16時:茶など(重慶・黄桷坪)、夕食19時:高級四川料理(重慶・解放牌)、夜飲22時:ビール(重慶・朝天門)、重慶泊 今回のメインは重慶の滞在です。オルガンハウス(organhaus)という前衛アートの国際交流を推進するNPOが重慶にあり、そこが主催したワークショップに参加しました。ヨーロッパ、アジアなど世界中の前衛アーティストが集結し、2週間あまりの期間内に作品を手がける試みで、現代アートが盛んな北京、上海でもなかなか見られない興味深い試みでした。日本から参加したのは名古屋で活動する武藤勇さんで、中国は初めてでしたが快活な人柄からか外国人アーティストの中でもひときわ現地で人気者でした。彼が今後名古屋のアーティストたちと連携して重慶のアートシーンと関わることを想像すると、東京や北京を無視した、とてもおもしろい交流ができそうに思います。 ![]() 招待ではありましたが、特にぼくがすることはなく、アトリエを見て回ったり、オルガンハウスのスタッフと話したりなど、日ごろの北京での活動同様に過ごしました。ボランティアスタッフの中に一人、岩手県盛町出身で重慶に十数年住んでいる女性アーティスト・九九さんがいて、彼女の話す重慶語があまりに達者なのに驚いたりしました(普通話はうまくありません)。ぼくの出会った中国語が話せる日本人のトップ3に入る語学力でした。 ![]() 重慶は昔比較的長く滞在したこともあり、友人も多少はおり、夜は夜で友人と飲み歩いたりもしました。成都もそうですが、ここらへんは北京などに比べて「夜生活」(健全なナイトライフ)が大変盛んです。もちろん60周年パレードの話題など全くありません。ここでは北京とは異質な風が吹きます。 > 北京日記09秋1
今回の本の宣伝をしておきたいと思います。ご一読くださればありがたいです。
反日、暴動、バブル 新聞・テレビが報じない中国(光文社新書) これまで確認できたもので10月4日大分合同新聞、10月9日週刊金曜日でご紹介いただきました。ありがとうございました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 食事日記 3日・・・夕食18時半:NH955の機内食、夜食22時半:湖南料理(鼓楼)、鼓楼泊 4日・・・朝食11時半:ギョウザ(草場地)、昼食13時半:四川料理(麗都)、昼飲15時:コーヒー(麗都)、夕食18時半:湖南料理(鼓楼)、夜飲22時半:茶(和平里)、鼓楼泊 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ご存知の方も多いと思いますが、10月上旬は中国では建国記念日の大型連休にあたり、特に今年は建国60周年のために1日~8日の超大型連休でした。このためぼくが日ごろ会うような人たちは活動自粛・(半)強制旅行を余儀なくされ、つまり北京でまともな活動がないに等しい状態となり、当初より今回の中国行きは取材上の困難が予想されました。通常であればこの日程で北京行きなど考えないのですが、なぜ行ったかと言えば招待だったからです。今回は珍しく自費ではありません。 招待とは言え、個人的な目的を携えての中国行きです。1つは今後何をやっていくかを考えてみること。もう一つは取材先に今回の新書を贈呈することです。ただ、後者で言えば、今回の新書はタイトルや中の写真・固有名詞が検閲に引っかかることが容易に予想されたので1冊ならどうということもないのですが大量に運ぶのは没収されることも覚悟しました。3日は中秋節にあたり、その晩は多少なりとも空港職員の仕事のやる気がないのではないか、などと考え、この時間のフライトを選びました。 結果的には税関で別室に連れて行かれ、45分間取調べを受けました。ただ口先八丁で興奮の涙も交えつつあれこれ説明した結果、没収されることなく通過できたのでこの処置が厳しかったとは言えないと思います。こういうことは何度か経験がありますが、いかにその場で解決するかが重要で、上級組織などに話が行ってはまず解決しません。結果オーライという感じの今回の中国入りでした。90年代を思い出しました。 >
携帯からブログ書き込みのテストです。 こちらは結構暑いです。
今日発売の週刊金曜日で連載「浮澡中国」第19回「狙われる公益」が掲載されました。機会ありましたらご一読ください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 明日よりしばらく、返信などがやや遅れると思います。ご了承ください。 今回の本の宣伝をしておきたいと思います。ご一読くださればありがたいです。 反日、暴動、バブル 新聞・テレビが報じない中国(光文社新書) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 昨日の友人の詩を(中国語なので文字化けの可能性があります) 观阅兵有感: 我志愿去长街捡拾垃圾 穿着上访者的廉价T恤 头戴草帽 手里拿着编织袋和木钩子 从建国门到复兴门 一路走,一路拾 头也不抬 路过那五十六支大红柱子的时候 我想靠在其中的一支上 吸支烟 然后给朋友发个短信,说 最后一次大阅兵结束了 这不,我在拾垃圾呢 > 中国紙
建国記念日の今日、中国で発売の「環球時報」の中で1000字ほどの短文を寄せています。(1)80年代からみて今日の中国はどのように変わったと感じるか、(2)中国の成長で日本の国際的影響力が落ちていることについてどう思うか、の2つの質問に対して答えています。書いたことは今回の本で書かれた内容とある程度一致します。中国の媒体で書く場合には日本の読者をも、日本の媒体で書く場合には中国の読者をも想定しているので、日本でも中国でも同じような内容を語ることになります。そのため暗黙の了解みたいなものをあえて省略せず、時に文章がくどいなどのご指摘も受けますが、自分が書く際のノルマとしております。『北京芸術村』という本を出した時、予想以上に中国人読者の比率が多かったことから、そのようなノルマを課すようになりました。
宣伝を除くと、今回の本が新聞に載るのはこれが初めてとなります。あの本を最初に紹介するのが中国の、それも官方の新聞であるというところにおもしろさを感じております。ありがとうございました。 今後しばらく、今回の本の宣伝をしておきたいと思います。ご一読くださればありがたいです。 反日、暴動、バブル 新聞・テレビが報じない中国(光文社新書) > 新作と今後
新著『反日、暴動、バブル 新聞・テレビが報じない中国』(光文社新書)が今日発売されます。04年から続けてきた北京を中心とした中国通いの成果をこれまでの軌跡に沿って書き下ろしたルポです。新書ですので目に付きやすいかと思いますので、ご一読下されば幸いです。
自分の感想はまた述べる機会があると思いますが、今浮かぶのはこの本が誕生するまで随分と時間がかかったことです。04年に取材を始めた頃、ぼくは新書も含めて書籍という形になるとは想像もしませんでした。その後、北京行きに伴って3つの媒体で連載が書けるようになり、比較的スムーズに中国滞在が可能になりました。次第に連載をしていた3つの出版社のいずれかから連載をまとめて1冊出せればいいと考えるようになりましたが、種々の事情でダメでした。 そんなわけで、ある程度分量を持つようになってから今度は出版社を探し始めましたが、この点も苦労しました。時期で言えば06年から07年にかけてでしょうか。普通、本の企画というのは、意図を話し、それがどれだけ世評と合致するかでなされると思いますが、世評と言うものが存在していなかったのでした。通常の書籍刊行がレールの上に列車を走らせることだとすれば、ないレールを作った上でそれに列車を走らせるのはそれはそれは面倒なことです。 取材を進めながら企画と書き下ろしを同時並行で進めてきましたが、その間、取材成果に対する認識も大きく変わっています。それは本書を読んでいただけたらと思います。 こうして1冊が出て、本当は今は休息でもして今後を考えたいのですが、そうもいかず、いろんなことをやりながら少しずつ今後を考えている次第です。今考えているのはこの本に書かれているようなこの5年間あまりの活動は流れに任せて今後も継続しつつ、それとは別に何かをやっていこうということです。星一徹ではありませんが、別の何かというのは、これまで活動してきた中で自覚的にもしくは無自覚に出会っていただろう何かです。 ともかく本書が出たのは光文社はもとより連載や単発記事や講演でお世話になった出版社はじめ関係者の方々、中国の関係者の方々、今まで声をかけてくださった多くの方々、それにブログの読者を含めたみなさんのおかげです。お礼を申し上げます。 > 近況
今週発売の中国紙「影響力周刊」にぼくのコメントが掲載されていると思います。主に北京周辺で発売されています。機会あればご一読ください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 最近日々追われまくる生活を続けています。生活リズムの見直しをする必要がありそうです。 夜空を見上げながら、ウイスキーのロックを飲みながら、よく考える。
ぼくはなんで今のようなことをやっているんだろうと。 あることをすることは、他のすべてを失うこと。 することで規定されていく。 ぼくはなぜ中国と関わっているんだろうか。 大分に来ると、奇妙なあせりが沸く。 古き大切なものが、少しずつ削りとられつつ生きているような、 それに対して何にも働きかけられない無力な自分。。。 こんなはずじゃなかったんだけど。 > 秋を感じます。
秋めいてきましたね。まず最初に日が短くなったことを感じ、次に肌寒さから秋を感じます。
この季節は高校の体育祭を思い出し、多少感傷的になります。初めて上海に行った時のことも思い出します。 これからしばらく博多などに行って参ります。 < 前のページ 次のページ >
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