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福岡におります
 昨日は福岡県市町村教育委員会連絡協議会による教育委員長研修会において、「日本人の誇り」の題で中国の人たちから見た日本について話しました。貴重な機会をくださり、感謝しております。
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 明日(1月27日)発売の週刊金曜日で連載『浮躁中国』第42回『3年を過ぎた四川大地震被災地の今』を書きました。
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 そんなわけで福岡におります。雪交じりの天気で寒さは変わりませんが、こちらは日が暮れるのが東京よりも遅いので、なんだか一足先に春がやってきた感じがします。
# by gikyoudai | 2012-01-26 09:19 | お知らせ | Trackback | Comments(4)
久しぶりです。
今日発売の週刊金曜日の国際ニュース欄で烏坎村のデモ活動を紹介しました。
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東京は初雪です。ちょうど1年前、安徽北部で遭遇して以来の雪かなと思いめぐっております。
そろそろノートパソコンが使えます。家のパソコンは大変重く、このブログもログインできずに書き込みが減っておりましたが、これからはまた頻度を上げようと思っております。よろしくお願いいたします。
# by gikyoudai | 2012-01-20 09:48 | お知らせ | Trackback | Comments(2)
2012年の目標の設定
2012年の目標を以下のように設定します。
(1)変わること・・・仕事内容の軌道修正、自分自身の変革、日本が変わること、中国が変わること、もろもろ含めて、今年は「変わる」をテーマにやっていきたいと思います。
以下、(2)~(5)は昨年から継続していくものです。
(2)執筆に励む、取材に励む(継続)
(3)市民・民間の社会や文化の交流活動。地方との関係強化(継続)
(4)酒も含めて生活習慣の改善(継続)
(5)武術の向上(継続)

今日は1月4日。ということは元旦から昨日までで3日間経ったですから、それを100回ちょっとやったら2012年も終わるのですね。今日掲げた目標をまた年末に振り返ってみたいと思います。
そんなわけで本年もよろしくお願いいたします。

# by gikyoudai | 2012-01-04 09:05 | 日記 | Trackback | Comments(8)
2011年の目標の再読ならびにご挨拶
2011年目標の再読・反省です。
(1)書籍を意識した執筆もしつつ昨年以上のペースで書く。
今年は共著形式の依頼原稿の執筆が比較的多くありました。すでに出版されたものや来年出る予定のものがあります。原稿を依頼されて張り切ることはルポライターとしては光栄なことで、またその限りでできるだけのことはやったと思います。
しかし、フリーの物書きというのは、依頼をされ、それに全力で尽くすことは必要条件ではありますが、依頼されなくても書きたくて書くという文章がそれを超えるぐらいでなくてはなりません。多忙を言い訳にして、書きたくて書くものが十分にできておらず、こちらは0点です。
雑誌・新聞を持ち込みも含めて取り組んだことを評価するにせよ、今年は50点としておきます。

(2)市民・民間の社会や文化の交流活動
こちらは少しずつですが、前進してます。もちろん(1)のような目に見える成果は芳しいとは言えず、もっとやろうと思います。今のところ書き手としての自分で交流活動にまい進しているだけの感があり、活躍される人の紹介などもう少し違った角度からの取り組みを意識したいです。

(3)日本、中国、韓国での地方との関係強化
はっきりとした線はできてませんが、行動範囲が地方に向かっていることは確かで、多少評価したく思います。

(4)韓国語を学ぶ。
まったくだめですが、これは気長にやります。

(5)健康のために生活習慣の改善を続ける。
体重のリバウンドが気になりますが、薬がいいのか、健康状態は良好です。

(6)武術の向上
そして、
(7)上手な酒との付き合い方を築く。

まったくだめです。精進いたします。

総じてまだまだです。先日45歳になりましたが、青二才です。

今年は地震が最大の出来事だったと思います。まだこの体験は社会的にも、そして自分としても、思想や行動の新たな展開につながっているように思えませんが、むしろ来年以降じわじわと起きてくるのかもしれず、あるいは無意識の変化を体験中なのかもしれません。
そして、例年にもましてあっという間に過ぎた一年でした。あと何回こういう体験ができるのだろうか。死にそうになった体験からでしょうか、最近過去の人物の伝記などに触れるたびに亡くなる年齢に注目しているのに気づきます。
とにもかくも生きていて今年を終えられそうなことに感謝です。この一年、ありがとうございました。このブログをご覧になった方にとって2012年がよいお年になることを祈ります。
# by gikyoudai | 2011-12-31 20:36 | 日記 | Trackback | Comments(4)
大陸日記11晩秋~師走7
食事日記
12月5日
朝食9時:地下鉄内
・・・菓子パン(どんなのか忘れた)を電車内で
昼食11時半:江南西駅付近の広東料理店
(作家・野渡さん)
・・・白切鶏、きゅうりときくらげ、豚炒め、魚のネギ炒め、白米、ビール
夕食17時半:JL856便の機内食
・・・ハム・えび・白切鶏・魚フライなどの冷菜、チキンカレー、そば、ハーゲンダッツアイスクリーム、ワイン、
 大陸日記11晩秋~師走編はこれでおしまいです。
 大陸紀行の帰りは午後の遅めの便にして、最後の最後まで何の予定も入れておかないことが好きです。最後の最後、予定がなければ見たい光景を探してそぞろ歩きもよし、突然会いたい人に会うこともできます。今回は広州からの帰国便。昼飯を野渡さんと過ごしました。彼と前回会ったのが今年1月。その翌月、彼は警察に拘束され、8月末に解放されます。1ヵ月太陽を見ず、最もきつかった時で1週間眠ることを許されなかった彼でしたが、今回会った限りでは元気そうで、ひとまず安心です。

 地に足の付いた、物おじしない人です。尾行などは一切ない、広州はここらへんはいいところだ、と言います(本当に尾行がないかどうかは定かでありません)。かつては広東省の地方政府の職員だった方で、当時から市民に開放された政府作りを目指してホームページを作るなどの活動をしたと言います。そして今はフリーの作家として、国内に市場は望みにくいのですが、旺盛な活動を続けております。どこででも志さえあれば何かができる、そんなことを教えてくれるかのようです。
 彼と会うことはなんとかなったのですが、1月の時のように大勢で会うことは現在の広州では難しいようです。北京ではもっと難しいのですが。今年の大陸紀行は1月に野渡さんと会うところから始まり、そして12月に彼と会って終わりました。いろんなことがあった大陸もいよいよ年の瀬です。
# by gikyoudai | 2011-12-27 17:02 | 中国 | Trackback | Comments(4)
大陸日記11晩秋~師走6
食事日記
12月3日
朝食10時半:昨晩の飲茶レストラン(劉さん)
・・・ピータン牛肉粥、エビの春巻、小龍包、青菜炒め
夕食18時:広東電白料理の屋台(劉さん)
・・・白切鶏、八宝菜スープ、豚もつ、海魚焼、ウイスキー、白酒
夜食24時:楽園路・海鮮街(劉さん)
・・・伊勢えびと麺、青菜炒め、貝のつまみ、白酒
深圳泊

12月4日
朝食10時:家
・・・牛肉ビーフン麺
昼食12時:深圳地下鉄華新駅そば飲茶鳳凰楼(劉さん、旅行会社経営・李さん)
・・・焼ビーフン、ねぎ餃子、あげパン、鶏の手、チャーハン、青梗菜炒め、餅スープ
夕食18時半:広州・咱家福(魯迅研究・張先生、漢方医先生、元外資系企業職員・鄧さん)
・・・きゅうりとくらげビーフン、魚の辛いスープ、青菜焼、豚のにんにく炒め、えんどうと豚の炒め、もつの辛炒め、羊肉焼餃子、ピーナツ、ワイン、白酒
広州泊

 本ブログなどでもたびたび触れましたが、広東省では住民たちが立ち上がる動きが頻発しています。ぼくが広東省を出るのと入れ替わるように広東省陸豊市周辺の村で村民自治の勃興という事態が進行中です。その現場を訪れたわけではありませんが、広東省の、そういうものが起きても不思議でない気分はなんとなくわかりつつあり、興味を持っています。政府との対立に焦点が置かれがちですが、ここでは政府との対立とかでなく、政府も一体化したような市民社会的な動きがあるように思うのです。このような事態を語るサロンで参加者が混然一体化しているところにも表れます。ぼくが追っているのは事件よりもそうした気分です。
 たとえば深圳という街が大変落ち着くと書いたことがあるのですが、それは街中の公園のこんな銅像に触れた時などです。



 地方出身者たちが作った大都市・深圳の主人公である出稼ぎ労働者たちの銅像です。モデルになった出稼ぎ労働者の人だけでなく、どのような目的であるかは別に銅像を作った者や公園を管轄する政府の人間にも、よそでは見られない視線の温かさを感じてしまうのです。
 深圳が好きなのは日本だとか中国だとか関係なく、ここにいると人間がとても好きになる気がしてくるからです。こういう言い方自体が傲慢ではあります。そういうことを銅像の一つ一つが教えてくれます。日ごろ東京だとか北京でわりと突っ張った生き方をしている自分が自然体になれていくのをここでは感じます。ぼくは広東で起きている抵抗運動などの動きを、全部が全部でないにせよ、どこかでこの延長線上で見ているところがあるのを、今回の滞在であらためて知らされました。短い滞在でしたが、よき深圳の旅に感謝です。
# by gikyoudai | 2011-12-26 19:17 | 中国 | Trackback | Comments(0)
大陸日記11晩秋~師走5
最近発売の『新潮45』12年1月号で映画『運命の子』(チェン・カイコー監督)のレビューを書きました。
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食事日記
12月1日
朝食7時半
・・・卵、水餃、カリフラワー、玉ねぎ炒め、豚炒め、麻婆豆腐
昼食12時半:綿竹市NGOオフィス
(秦家坎村・楊運金組長、王玲女史、葉方舟青年、曹マダム)
・・・青菜スープ、セロリと豚干し肉、豆苗ときくらげサラダ、豚肉炒め、ネギと豚干し肉、白酒
夕食18時半:遵道鎮・王玲家庭
(秦家坎村・楊運金組長、王玲一家、葉方舟青年、曹マダム)
・・・激辛鶏炒め、血豆激辛煮、干し豚肉、卵スープ、野菜スープ、激辛ビーフン、回鍋肉、白酒
綿竹泊

2日
朝食7時半
・・・卵、水餃、カリフラワー、キャベツ・レンコン炒め、ホウレンソウ炒め
昼食11時半:綿竹市外れ、羊鍋店
(王玲女史、彼女と幼馴染の運転手、曹マダム)
・・・激辛羊鍋(羊肉・羊皮・白菜・大根)、白米、クコ白酒
夕食①18時半:CA4389便機内食
・・・ニンジン・レンコンサラダ、豚肉ごはん、ミカン、ピーナツ、コーヒー
夕食②20時半:深圳・宝利来ホテルの飲茶レストラン
(旧友の劉さん、無錫テレビの2人)
白切鶏、鶏スープ、カキフライ、ウナギフライ、牛肉炒め、麦飯粥、ウイスキー
夜飲22時:付近
(旧友の劉さんほか)
ウィスキー、果物、粥、焼餃子1枚
深圳泊

 四川省綿竹市周辺は四川大地震発生からまもない08年7月以来、ほぼ半年に1回の割合で通っています。被災地はもとより被災者でありながら志願者、そしてNGO職員として復興事業に関わる人に注目してきたからです。
 被災地としての綿竹市は今後新たな局面を迎えそうです。豊かな江蘇省を中心とした他の省の支援が中心の建設事業はある程度完成を見せています。いまだに建築が進んでいないエリアはもともと支援が少ないエリアで、今後それほどの開発事業は行われないと思います。

(上の写真は蘇州市の支援で立派になった年画村です。観光を新たな売りにして兼業農家が発展することが期待されています。)

 綿竹市周辺で言えば「地震が起きたことで10年分の発展を3年で成し遂げた」とあちこちで言われることを前回の日記(11年4月)で述べましたが、今後は復興が進んだエリアについて言えば、いかに産業(観光など)を発展させていくかが鍵で違いなく、また復興が進んでいないエリアはいかにして発展の経路(スポンサーなど)を作っていくかが問われています。NGOで言えば、当初一部の農村でNGOの支援を受け入れたのはそのNGO団体の計画や抱負に村民・村政府が賛同したこともあるでしょうが、それ以上に海外基金などの支援金が入る魅力があったに違いなく、今後支援金が減る中で今まで通りNGOとやっていくのか、それとも別のやり方を探っていくかに迷っているわけです。

 被災地としての変化は以上の通りですが、NGOと関わる中で別の面での変化にも関心を持ちます。食事日記でしばしば名前を挙げた「曹マダム」。40歳で高雅な雰囲気を持つ四川女性の彼女はもともと温州市など沿海部で食堂経営・食堂従業員などの出稼ぎ労働をしていた人で、このNGOにはコックとして入ったのでした。ぼくはこれまで事務所に行くたびに彼女の作る家庭料理に舌鼓を打っていたのですが、今回来て驚いたのはその彼女がいつしかNGOスタッフになって現地報告書や会計を手掛けていることでした。「収入はやや下がりますが、とてもおもしろい」ということで、事務所が什邡市から綿竹市に移転してこともあって単身赴任でNGO職員をやっています。もともと明朗で世話好きの人ですし、出稼ぎ経験も豊富な地元出身者なので大いに活躍するのではないかと思います。そして、コックとして入った出稼ぎ経験者がいつしか村づくりに奔走するこの国のNGOの魅力に触れた気になったのでした。
 四川では以上のことが印象的でしたが、実際には1日、2日とも昼間から酒を結構飲み、ふらふらだったのをおぼえています。今書いたようなことは成都を離れる飛行機で考えていたことでした。

綿竹市郊外・漢旺は被害の甚大だった場所です。被災当時の姿を見ることができます。左の山波が震源に連なる所で、地震は山から来たのでした。
# by gikyoudai | 2011-12-19 11:07 | 中国 | Trackback | Comments(2)
大陸日記11晩秋~師走4
食事日記
29日
朝食8時半:画家張偉・九九夫妻提供
・・・あんパン、フルーツ
昼食11時15分:重慶・四川美院そばのカフェ(社会活動家・周鴻陵さん)
・・・水煮肉定食(近くの屋台より)、コーヒー
夕食18時:重慶・黄确坪の坂下の食堂(画家張偉・九九夫妻、楊西女史、器空間の若手職員)
・・・白酒、ひまわり種、田うなぎから揚げ、麻辣豆腐、ほうれんそう炒め、どじょう激辛煮、きゃべつ炒め、血豆腐、じゃがいも煮
成都泊

重慶は一年半ぶりです。この間、東日本大地震があり、重慶に20年近く住む九九さん(臼井久美さん)の実家・大船渡もかなりの被災をしました。ほかにもご家族をなくす不幸があった彼女でしたが、相変わらず元気でした。彼女の語学力はおそらく重慶語>日本語>標準中国語でしょう。これほどまでに現地化した日本の方は高齢者を除き中国ではあまり知りません。ちょうどぼくと同じ80年代終盤に初めて中国に行ったそうですが、ぼくが女性やら刺激やらを求めて上海やハルビンをうろうろしていた頃、彼女は日本語が飛び交う北京よりももっと奥に行きたいと重慶まで行き、そのまま重慶を気に入って四川美術学院に入学したのだそうです。そんな彼女と、気高く悩める画家である張偉氏との夫妻の案内で四川美術学院を散歩します。2人のアトリエにも寄ります。

写真の右手に夫の悩ましい心を反映したような作品、左手には小さな画用紙でおびただしい数の彼女の作品が並んでおります。重慶全般にその傾向がありますが、中国現代アートの売れ線とあえて距離を置くところがあって、現在の活況を呈す中国現代アートとは完全に一線を画し、売れない画家であることを自認し、誇りを持って日々創作に励む2人です。

山城と呼ばれ、至る所が階段や坂だらけの重慶ですが、階段や坂はトンネル同様、そこを超えると景色が一変することがあります。たとえば、四川美術学院そばの通りから長江に向かい、階段を少し降りると、フォークギターを持った若者たちの声が響く場に出くわします。

いったいいつの時代なのか、坂を下りると数十年タイムスリップするのか、そんな気がしてもきます。内陸に位置し、巨大な人口を抱えるこの都市が持つ重層性が階段や坂を見てそんな気分にさせるのかもしれません。
さらに坂を下り、長江がまじかになったあたりで出てきたこの食堂がおいしいのだと張偉が言います。なるほど絶品で、シブイ店を知ってるなと感心をし、酒を酌み交わし、短い重慶滞在を切り上げます。

「明年見(来年逢いましょう)!」。そろそろ師走が駆け上がってきた感じがしてきて、今年の中国の旅もそろそろ終わりなのだな、そんなことを考えたりもしました。

30日
朝食9時半
・・・チャーハン、肉包、ゆで卵、きゃべつ炒め、カリフラワー炒め
昼食12時:成都駅と城北客運中心の間あたりの麺屋
・・・坦坦麺
夕食18時半:綿竹市四川鍋店(王玲女史、葉方舟青年、曹マダム)
・・・四川火鍋、白酒、粥
夜飲20時:茶館(王玲女史、葉方舟青年、曹マダム)
・・・茶
綿竹泊
この日は移動日です。列車で重慶から成都に着いたのが夜中だったので、遅めに起き、出発します。今回の旅は気温の変化が著しく、北京・鄭州が0度前後だったのが、重慶では20度を超えて湿度が90%という東京の6月みたいな暑さに悩まされ、それが成都に出るとまた10度以下です。重慶と成都はつい最近まで同じ四川省だったわけですしそんなに離れたようにも思えないのでこの温度差は予想外で、このへんから風邪をひき始めます。
それだけでなく、成都あたりからパソコン、それに携帯電話もおかしくなりました。そんなこんなで不安、というか不便を抱えながら山の方に向かいます。
元気が出たのは夕飯です。やはり四川や重慶で食べる本場の四川火鍋が好物です。昨日の坂の下の食堂と言い、綿竹の鍋屋と言い、なかなかよそでは味わえない趣きがあるように思います。
# by gikyoudai | 2011-12-16 10:49 | 中国 | Trackback | Comments(2)
大陸日記11晩秋~師走3
 昨日は須賀努さん主催の「ビジネス寺小屋」講座で中国のNGOなどについて話をしました。こうした集いにあつまるビジネス関係の方はとても勤勉な方が多く、励まされます。ありがとうございました。
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食事日記
11月27日
朝食7時半
・・・チャーハン、ソーセージ、卵、肉包、レッドキャベツ生、コンブ
昼食12時半:鄭州旧市街地・河南省の有名鍋チェーン「李鑫記」
(社会活動家・常坤さん、弁護士・藺其磊さん、上訪者・李春霞女史)
・・・羊肉と白菜の鍋、烩面
夕食19時:鄭州市内健康施設
(社会活動家・常坤さん、弁護士・藺其磊さん)
・・・焼うどん、ブロッコリサラダ、ネギなど野菜炒め、あんまん(セルフサービス)、ビール
夜食23時:同施設
(社会活動家・常坤さん、弁護士・藺其磊さん)
・・・ビール、ゆで卵、水餃
鄭州泊

27日も鄭州を歩きます。寺や堀の跡、市街地などを回ります。同行してくれた中で李春霞さんは今回新たに出会った婦人です。上訪(直訴)の代表的な人物の一人で北京などで収容所に入れられた経験を持ちます。ぼくが接した彼女は豪傑と言うべき方で、鍋をご馳走してくれます。どんどん食べろと言われますが、胃袋が付いていけません。昼間でしたが、酒も進みます。彼女はぼく以上の酒豪でした。こうして次第次第に大陸に漬かっていくようになります。

鄭州は中国一人口の多い河南省の省都。とはいえ、今の日本の方にはあまりなじみもないかもしれませんが、思想が非常に曖昧になっている感のあるここ数年の中国で、ここが持つ官方と地下、あるいは新しさと古さをごっちゃにしたような現実主義がぼくを誘います。いろんな人にその人たちなりの人生や思い入れがある、そんな当たり前の事実をあらためて教えてくれます。


11月28日
朝食7時半
・・・チャーハン、八宝菜炒め、卵、肉包、レッドキャベツ生
昼食12時:鄭州市外れ、そこらへんの麺館
(図書普及活動家・胡聖年夫妻、劉真女史、回族の志願者青年・弁護士・藺其磊さん)
・・・羊肉烩面
昼飲16時:CZ3479便機内軽食
ビール、ビスケット
夕食20時半:重慶市・四川美院近くの火鍋屋
(器空間プロデューサー・倪昆さん、画家張偉・九九夫妻、トルコの若手女性画家Günes Terkolさんほか)
四川火鍋、白酒
重慶泊

28日は重慶に移動する日でしたが、夕方のフライトにしたので昼過ぎまで鄭州を歩きます。この日は大雨、気温も0度で、寒い日でしたが、若木書院という出稼ぎ労働者の子女向けの教育施設を無料で運営している胡聖年夫妻さんとの出会いが印象的でした。以前古本屋を営んでいたこともあって大量の本を用いて無料図書館を運営、市内はずれで流動人口の多い土地柄であることに気づき、今の施設を作りました。施設というのは夫妻が経営する粗末な雑居ビルの一室の眼鏡屋を使ってます。お金があまりないので店に住んでいます。眼鏡屋の利益の10%を還元するという方針で施設を運営しています。鄭州でも貧しい部類に入る風采の上がらない「よそ者」たちばかりのストリートにかくなる場所が誕生したことがうれしいです。

運営する胡さんは1970年代生まれの30代、ごく普通の庶民です。身長160センチ足らず、がりがりに痩せ、非常に地味で無口で温厚な彼と、やはり老百姓風の地味ないでたちで、そして快活な妻の、けっして豊かでないし、今ふうでもないけれども幸せな空間です。他の方が彼を紹介した次の言い回しが今回の旅で最も心に響いた言葉でした。
小人物、不平凡。

行くたびにこういう人たちと出会うのが鄭州です。
# by gikyoudai | 2011-12-14 16:40 | 中国 | Trackback | Comments(2)
大陸日記11晩秋~師走2
食事日記
26日
朝食7時半
・・・チャーハン、ソーセージ、卵、八宝菜炒め、きゅうり辛和え、レッドキャベツ生、コンブ
昼食12時半:河南省博物館そばの中堅ホテル内レストラン
(劉真女史、広西出身の学生・趙君、ほか5人)
・・・セロリ肉炒め、肉包、生ウリ、キャベツ牛肉辛炒め、もつ辛炒め、烩面
夕食18時半:鄭州市内「桃花塢」
(社会活動家・常坤さん、弁護士・藺其磊さん、劉真女史、崔晟老師、上訪者・李春霞女史、ほか中学校教員2人)
・・・白酒、豚足煮、生トマト、生キュウリ、白切鶏、生大豆、豚の香菜あえ、豆腐味噌和え、鶏肉ともやし炒めビーフン
鄭州泊

 今回は鄭州を少し見てみたかったので、観光を加えます。午前中は劉真女史の案内で河南省博物館に行きます。殷の時代から北宋にかけて実に2000年以上も都があった河南省。古都として名高い都市だけでも鄭州・開封・洛陽と三つもあります。そうしたスケールの大きさを存分に感じさせる博物館でした。午前中だけではとても足りませんでした。

土曜ということもあり、中高生で混雑しています。
 午後はカフェ「和而不同」でトーク。今回は日本と中国のインディペンデント映画について語りましたが、用意したパワーポイントがあちらのパソコンで反映されるのに時間がかかりましたので、その間のおよそ20分間、つい最近放映されたばかりのNHK番組「沸点~中国・ネットの中の攻防~」(アジアンコンプレックス)の一部を流しました。情報統制にもめげず情報発信するブロガーを真正面から取り上げた力作で、日本にもこのような理解ある番組が存在することを多少なりとも知ってもらえたのではないかと思います。
# by gikyoudai | 2011-12-13 15:37 | 中国 | Trackback | Comments(0)
大陸日記11晩秋~師走1
食事日記
11月24日
昼食12時:JL863便機内食
・・・「から揚げ、厚焼き玉子、ひじき、肉団子、春雨、煮物、牛ごぼう、漬物」などの田舎料理、温かいおにぎり、ハーゲンダッツアイスクリーム、ワイン、ウイスキー
夕食19時:漁陽飯店そば鳥亭
(評論家・劉檸さん、編集者・霊子さん、アジコン・佐藤君ほか)
・・・焼き鳥各種、シーザーサラダ、ラーメン少し、白酒
北京泊

11月25日
朝食7時半:
・・・チャーハン、ゆで卵、トウモロコシ、ハム・野菜炒め
昼食12時半:CA1325便機内軽食(ハムバーガー+水)と鄭州空港で14時に激辛牛肉麺
夕食18時半:鄭州市金台路中心部そばの家庭料理店
(劉真女史と娘女史、「自然の友」崔晟老師)
・・・豆のごまあえ、ニンジンの炒め、しいたけ天ぷら、回鍋肉、豚肉とにんにく煮、白米
夕飲19時半:鄭州市内サロン
(卲晟東さん、袁庾華さん、劉真女史親子、崔晟老師、鄧旗女史、史宗偉さんらおよそ20人)
・・・茶
鄭州泊

今回は北京から入りました。1泊だけですが、劉さんや佐藤君たち気の合う仲間と語り合い、英気を養います。
翌日は鄭州です。今回で5回目になりますが、過去4回は日帰りや夕方到着早朝出発など、周辺の農村部に出かける中継点として立ち寄るばかりで、この街に触れる機会がろくろくありませんでしたので、今回は周辺の農村にはあえて行かず、鄭州に三泊することにしました。
この日は鄭州で16年も続いている「思想サロン」に参加いたしました。自由派や左派、政府職員や民間NGO関係者などさまざまな立場の人が一堂に会し、政治社会文化のさまざまな問題を話し合う貴重な会です。
 
写真の中のいずれのお方の人生・考え方をも、じっくりと聞いてみたい気持ちに駆られます。河南は北京などに比べると思想や立場の違いがあまり鮮明でなく、もっと実践(実社会)に即している印象を前から持っていたのですが、このような会が育ててきたのかもしれません。

写真中央が自由派を自認する卲晟東さん、右は毛沢東派だと語る袁庾華さん。全く異なった考え方を持ちつつ、16年間も会を支えてきました。酒を飲むこともなく、心が洗われるようでありました。
# by gikyoudai | 2011-12-12 17:47 | 中国 | Trackback | Comments(2)
パソコンが壊れました。
 久しぶりの更新になります。近年中国に出かけるたびに終わりの方で風邪をひいてしまいます。今回もそうで、ぼおっとなっております。
 今回中国滞在中にウイルスでパソコンをやられてしまいました。初期化してもウィンドウズを開くことができず、買い換えねばならなそうです。ぼくはけっして豊かではなく、痛い出費になりそうです。中国滞在については近く報告していきます。
 この間、メール、ツィッターなどでメッセージをくれた方への返事が遅れましたことをお詫びいたします。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
明日、以下の会が催されます。
 神奈川大学中国語学科主催、講演会「中国の経験から、日本の地震を考える」
1、講演者
  村田忠禧氏(横浜国立大学教授)「地震大国・日本と震災超大国・中国」
  麻生晴一郎氏(ルポルタージュ作家)「中国の地方で接した<私と東日本大震災>」
2、日時
  12月7日16時20分~18時10分
3、会場
  神奈川大学横浜キャンパス20号館106室
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最近発行のアムネスティの機関紙「アムネスティ・ニュースレター」433号(2011年12月15日発行号)でインタビューが掲載されました。関係者の方々にお礼を申し上げます。
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北海道新聞11月27日朝刊文化面で『「壁と卵」の現代中国論』(梶谷懐、人文書院)の書評を書きました。
# by gikyoudai | 2011-12-06 18:24 | お知らせ | Trackback | Comments(4)
慌ただしさが駆け抜ける病
 このブログの書き込みの仕方が変わってしまい、当初壊れているのではないかと放置していたのですが、ようやく仕組みがわかってきたので書きこみます。
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 最近発売の新潮45・12月号で「新少林寺」のレビューを書いています。
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 最近自分の体内を慌ただしさが駆け抜けるのを感じます。おそらく忙しかったりしてそのようになったのでしょうが、暇な時ですら妙に忙しい気分に陥ってしまっています。これとどう付き合っていくかは今後の課題です。
# by gikyoudai | 2011-11-21 19:04 | お知らせ | Trackback | Comments(4)
昨日はありがとうございます。
 昨日は神奈川大学エクステンション講座「市民社会の視座から考える21世紀の東アジア 」で「現代中国のNGOと人権問題」との議題で話しました。熱心な方が多く、勉強になりました。ありがとうございました。
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 最近発売の宝島社新書『世界で広がる脱原発』で中国の項を書いています。前に同じ新書の『世界が感嘆する日本人』で共著用に書いたものの続きにあたります。タイトルの通りの発想で始めましたが、中国の国情を反映し、むしろ脱原発が盛り上がっていないことに力点を置いた内容です。
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 そろそろここ数年の大陸行きをまとめるような執筆活動も意識しなくてはいけないと思うようになりました。刻々と時間が過ぎていきます。
 一方、前回も書きましたが、旅心が薄れていることも問題で、「刻々と時間が過ぎていきます。」などと考えるようではダメなのかもしれませんね。
# by gikyoudai | 2011-11-12 14:57 | お知らせ | Trackback | Comments(0)
暇がないことと旅
 以下の新聞で『島国チャイニーズ』(野村進、講談社)の書評記事が掲載されました。
10月2日
北国新聞、岩手日報
10月9日
新潟日報、山陰中央新報、福井新聞、中国新聞、徳島新聞、熊本日日新聞
10月10日
山陰新聞
10月16日
東奥日報
10月23日
岐阜新聞
10月30日
京都新聞
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 今日発売の「月刊日本語」11年12月号(アルク)で『“反日”から見える中国との付き合い方』を書きました。
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 最近いろいろバタバタしていて暇がありません。このことを大変危惧しております。ぼくの活動の原動力はぼくにありあまる暇があって、一介の一人でしかないぼくがこの先の時間をいかに過ごすべきなのか、空虚さが常に隣り合わせのそんな課題に向き合ってきたことでした。暇がないことを思い始めた時には旅が必要なのかもしれません。旅とは、今日から明日を生き続けることです。
# by gikyoudai | 2011-11-01 20:33 | お知らせ | Trackback | Comments(4)
悪い方向
 今日発売の週刊金曜日10月21日号の国際ニュース欄で河南省における図書館建設の動きを紹介しました。
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 10月28日~12月2日の神奈川大学エクステンション講座のおしらせは
こちら
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 広東省で幼女が車にひき殺され、街の人がかなりの間、助けなかった映像ニュースが中国で話題になっています。映像ニュースを見ただけなのですが、ぼくもある中国媒体の取材を受けて「確かに中国では公共マナーを求める声が出てきつつあるが、その反面、他人に無関心な競争社会にもなっている。後者が前者を凌駕する可能性が公共活動を政府が取り締まる最近はより現実的な可能性に思えてしまい、そういうことを示唆させるニュースだった」と感想を語りました(掲載されたどうかはわかりません)。 こういうニュースが広まるということは、今の中国が悪い方向に行っているとの実感が少なからずの人たちにあるからに違いありません。それがたとえ誤解であっても、誤解が歴史を作れば誤解は正解になるでしょう。それに、かりに誤解だとしても、誤解を与えるようなことを政府が行ない、その政府さえもが嘆く非倫理的な経済人が活躍しているのですから残念なことです。
# by gikyoudai | 2011-10-21 17:11 | お知らせ | Trackback | Comments(20)
神奈川大学エクステンション講座
 11日はsoyaの会の講演会が熱海・伊豆山で開かれ、20人もの人が聴いて下さいました。ありがとうございました。
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 最近発売の月刊誌「公評」11月号で『中国を通じて考えた責任感と自由』を書きました。この雑誌では毎回、取材旅行を通じて考えたこと、思ったことをつづっています。
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 10月28日から神奈川大学の生涯学習講座で下記の講座が始まり、11月11日はぼくが発表します。締め切りが済んだようですが、人数に余裕があり直前まで募集するとのことなので紹介します。
詳しくはこちら

   11B1610901
市民社会の視座から考える21世紀の東アジア   
中国と台湾の事例から
期間 11年10月28日 ~ 11年12月2日
回数 5回
曜日 金
時間 19:00~20:30
定員 30名  
※先着順に受け付け、定員に達し次第締め切ります。
受講料 8,000円
申込期間 2011年9月1日 ~ 2011年10月27日
※申込期間後も定員に余裕がある場合は、受け付けますのでお問い合わせください。
キャンパス KUポートスクエア

※ 受講料には、テキスト代(一部の講座を除く)及び消費税が含まれます。
※ 開講日程や時間は、講師の緊急な都合などにより変更する場合があります。
※ 定員に満たない場合は、開講できないことがあります。

内容
21世紀、インターネットなどのコミュニケーション手段の発達に後押しされて、政治家やマスメディアだけでなく、一般の市民が世界に向けて発信したり、行動したりすることが容易になりました。こういう視点から隣国を見てみると、中国では、厳しい情報統制や言論の抑圧にもかかわらず、市民の間に新しい動きが起こってきています。また、その中国と政治や文化において微妙な関係にある台湾は、1990年代までに経済発展と民主化を一応成功させ、現在は新たな課題に直面しつつあります。
本講座では、豊富なフィールドワークの経験を持つ研究者、ライターの視点から、中国・台湾の社会の最新の動向を紹介していきたいと考えています。

 ①10月28日 2000年代の中国・台湾―新しい社会変動 【村井 寛志】
目ざましい経済発展の一方で格差や環境問題など様々な問題を抱える中国、産業空洞化や少子高齢化など、新しい課題に直面している台湾について、21世紀の新しい動向を紹介していきます。
 ②11月4日 中国における通信メディアの発達と社会の変化 【大澤 肇】
中国は4億人以上がインターネットを利用するインターネット大国です。スマートフォンの普及で、ますます大きな影響力を持つようになったインターネットが、中国社会に与えている影響について、皆さんと一緒に考えます。
 ③11月11日 現代中国のNGOと人権問題 【麻生晴一郎】
最近の中国をとらえる上で市民社会の台頭は見逃せません。弁護士、ボランティア、NGO、ニューメディアなど、新しい担い手が活躍し、同時に規制も多く、不安定な状態です。中国といかに付き合えばいいのか、具体的動きをもとに考えます。
 ④11月18日 現代台湾のまちづくり運動と地方振興 【星 純子】
台湾では、民主化や「台湾化」に伴って、まちづくり運動がさかんになっています。日本のまちづくりとの類似点や異なる点に注意しながら、台湾や日本の地域社会の中で、社会運動がどのような役割を果たせるのかを模索します。
 ⑤12月2日 アニメと韓流から考える中国・台湾都市部のライフスタイルの共通化 【本田 親史】
中国・台湾では都市部を中心に、アニメーションや韓流ドラマの流行などを通じ、徐々に共通のライフスタイルが登場しています。今回はその具体例と問題点にも触れながら、そうした動きが「国」を超えうるものなのかを考えます。
# by gikyoudai | 2011-10-16 21:33 | お知らせ | Trackback | Comments(0)
今日は秋晴れです。
 最近発行されたアルクの会員誌「アルコムワールド」11月号で「反日活動」について書きました。
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 10月1、2日の北九州でのシンポジウムを無事に終えることができました。関係者の方々に感謝いたします。福岡・大分や、関西ではたのしかったですが、東京でいろんな用を抱えていることもあって大変バタバタしてしまいました、新大阪駅でつかの間に飲む時など、時間が進むのが実に恨めしく思えてしまいます。次は11日に静岡県で話をする予定です。
 天気のよい秋の日が大変好きです。この時期、北京にいるのも過ごしやすいように思いますが、日本もなかなかのものです。昨年のこの時期は韓国の安東・光州にいましたが、ずいぶんと寒かったのをおぼえています。
# by gikyoudai | 2011-10-06 13:07 | お知らせ | Trackback | Comments(4)
関西ではお世話になりました。北九州ビエンナーレ2011
 27日神戸社会人大学、28日の囲む会と、とてもたのしく、また有意義に過ごせたこと、関係者や参加者の方々にお礼を申し上げます。熱意とユーモアとゆとりのある会場の雰囲気は関西ならではかもしれません。東京や神奈川、それに北九州も魅力ある場ですが、それぞれ魅力が異なります。
 ここは何を食べてもおいしく感じます。粉ものなど魅力あるメニューが多いですし、味だけではなく、雰囲気なのかもしれません(「吉野家」にですら感ずるかもしれません)。いつ来ても住みたくなります。香港だとか大陸でいえば四川がこういった感じかもしれません。
 所変わって北九州では2年に1度の北九州ビエンナーレが10月1日より始まります。10月1日、2日の関連シンポジウム「多文化社会における新たな<公共性>へ向けて」に参加し、2日日曜日の朝に話をします。

2011.10.1|【多文化社会における新たな<公共性>へ向けて】シンポジウム01
日時:2011年10月1日(土)13:00〜18:00
会場:福岡ひびき信用金庫本店 中二階 大ホール
Info: 093-551-5522 info@a-i-k.jp
入場料:無料
【多文化社会における新たな<公共性>へ向けて】
本格的な多文化社会を迎えつつある現在、メディアや文化、コミュニケーションをめぐる環境が大きく変化しています。とりわけ、これまで比較的均質で固定的な近代国民国家を中心に組み立てられて来た「公共性」の概念は、より多種多様で流動的で開かれた新たな枠組みを必要としています。本シンポジウムでは、これまで社会学や政治学、そしてメディア研究で交わされてきた「公共性」や「市民権」、「多文化主義」の議論を出発点に、この新たな公共性のあり方について議論します。

★ シンポジウム01:多文化主義と文化的市民権
13:00-13:20 開会にあたって 毛利嘉孝(東京芸術大学准教授)
13:30-14:10 文化的市民権をめぐって 岩渕功一(早稲田大学教授)
14:10-14:40 グローバルな市民権を福岡のNGO活動の実践から考える 藤井大輔(九州国際大学助教)
14:40-15:10 多文化主義における女性:福岡の現場から 松崎百合子(女性エンパワーメントセンター福岡代表)
15:10-15:40 ロンドン暴動を検証する 毛利嘉孝(東京芸術大学准教授)
16:00-16:15 コメント1 田嶋淳子(法政大学教授)
16:15-16:30 コメント2 塩原良和(慶応大学准教授)
16:30-18:00 討議  初日登壇者全員
※18:30より、オープニングレセプションが開催されます

★ シンポジウム02:コミュニティとメディア、文化表現

10:00-10:30 中国の民主化運動とメディアの表現 麻生晴一郎(ジャーナリスト)
10:30-11:00 八幡西区青春学校の試み 柳井美枝(金美子)(福岡人権研究所)
11:00-11:30 新聞とコミュニティ 中野彗(西日本新聞社)
11:30-11:45 コメント 伊藤守(早稲田大学教授)
11:45-12:30 討議 午前中の報告者とコメンテーター

シンポジウム03:多文化主義におけるアートと公共性

12:30-14:30 昼食 ビエンナーレガイドツアー ガイド:古郷卓司(アーティスト、北九州国際ビエンナーレ・ディレクター)
14:30-15:20 北九州国際ビエンナーレ2011について 古郷卓司、宮川敬一(アーティスト、北九州国際ビエンナーレ・ディレクター)
15:30-15:45 コメント 清水知子(筑波大学講師)
15:45-16:45 討議 毛利嘉孝、宮川敬一、古郷卓司、清水知子
16:45-17:00 閉会の辞 毛利嘉孝


※本シンポジウムは、科学研究費補助金「多文化社会における新たな公共性と文化的市民権」(基盤B)の研究活動の一環として開催されるものです。
# by gikyoudai | 2011-09-29 16:56 | お知らせ | Trackback | Comments(0)
秋に突入
 今日発売の週刊金曜日で連載「浮操中国」第40回『河南省で芽生えてきたもの』を執筆しました。
 9月27日に神戸で社会人の方々むけに講演をし、28日は下の書き込みにも記してある「囲む会」を大阪で行ないます。
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 この時期は高校の体育祭が近づく頃で、夕方になると感傷的な気分になります。体育祭など全く興味もなく夜の居残りの時間もサボりまくっていましたが、まじめに参加する者だけでなくサボる者にもそれなりに思い出や感慨があったりするのが、青春時代の一コマなのでしょう。女子生徒にフラれたことを懐かしく思いだしたりしながら目の前の作業にまた取り掛かります。
 
# by gikyoudai | 2011-09-23 16:09 | お知らせ | Trackback | Comments(0)
来週は関西で催しがあります。
 最近発売の新潮45・10月号に映画『一命』のレビューを書きました。
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 関西在住の文学者・劉燕子さんの催しに下記のテーマで参加します。ありがとうございます。

 暴力を超えて、中国で「公民社会」をつくりだすために―日本のなすべきこと―
     麻生晴一郎さんを囲む会のご案内
1.麻生晴一郎さんのプロフィール
 1966年、福岡県生まれ。東京大学国文科在学中の1987年から上海、ハルピンなどを放浪。大学卒業後、テレビマンユニオン就職するものの3年足らずで退社。それ以来、1998年まで、大半を中国、香港、タイ、ラオス、インドや東京の中国人社会などで過ごし、無一文同然の生活を送る。1998年より執筆とテレビ番組制作を開始し、2003年より執筆に専念。現在、ルポライターとして中国各地をめぐり、草の根からの「公民社会」形成の生き生きとした動きを報告するなど、変わりつつある中国の動向の最前線を伝えている。
 著書に『北京芸術村:抵抗と自由の日々』社会評論社、『旅の指さし会話帳:中国』情報センター出版局、『こころ熱く武骨でうざったい中国』情報センター出版局、『反日、暴動、バブル:新聞・テレビが報じない中国』光文社、『「私には敵はいない」の思想』(共著)藤原書店など。

2.囲む会
日時:9月28日(水) 18時から20時
講演と質疑応答
場所:カフェMARINA(貸し切り)
地下鉄・野田阪神駅、7番出口から、新橋筋商店街を徒歩1分
電話 06-6443-6266
参加費:2000円(コーヒーか紅茶つき)

3.二次会
「坐・和民」 阪神野田店(魚介料理・海鮮料理など)
阪神線・野田駅の改札を降りてすぐ(17m)
TEL 06-6456-2361
大阪府大阪市福島区海老江1-1-11 1F

4.時間があれば、劉燕子が中国草の根で最も注目すべき中国式の「松下村塾」についてご報告します。

「おもしろき こともなき世を おもしろく
―中国民主化を進めるNGO・草莽崛起のリーダー―」

                 コーディネーター 劉燕子Yanzi@mta.biglobe.ne.jp
 この会は何かの組織ではなく、志はありますが、独立した立場の人々が自由に語りあう場です。お互いの意見を尊重し、質の高い議論を交わしつつ、現場から発信されている生き生きとした情報を共有し、新たな公共空間の創造(自己組織)を目指します。
 予約の都合がありますので、なるべく早めにご参加の可否をご連絡ください。心よりお待ちしています。
# by gikyoudai | 2011-09-20 13:54 | お知らせ | Trackback | Comments(2)
戴氏心意拳講習会の案内
「爆発力を学ぶ! 戴氏心意拳東京講習会」

王喜成老師 来日講習会
内容:丹田功、虎歩、五行拳、その他

17日18日 東京都北区 中央公園文化センター
19日 滝野川東区民センター

会場案内
中央公園文化センター
お部屋:一階 多目的室
住所:東京都北区十条台1-2-1
http://www2.wagamachi-guide.com/kita/apps/map.asp?it=0&id=74
http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E139.43.49.8N35.44.59.7&ZM=10
上履不要

滝野川東区民センター
東京都北区滝野川1-46-7
JR王子駅(南口)下車 徒歩13分
都電「滝野川1丁目」下車 徒歩3分
バス停からのアクセス方法
王子駅から池袋駅東口行「滝野川2丁目」下車 徒歩5分

上記会場がどうしてもわからない場合は
江口まで連絡をください。090-9306-9266

費用とコマ
全日程参加 32000円
1コマ 4000円一時間半
※コマ表をご参考に日程をお申し込みください。
全日程参加の方は全日程参加とお書きください。

日程\時間 9:00~1030 10:30~12:00 お昼休み 13:00~14:30 14:30~16:00

17日 Aコマ Bコマ Cコマ Dコマ

18日 Eコマ Fコマ Gコマ Hコマ

19日 Iコマ Jコマ Kコマ Lコマ

申し込みをされる方はmaguibagua@yahoo.co.jpまで
ご住所と電話番号を添えてお申し込みください。
(振り込みのトラブルなどを避けるため必須でお願いいたします)
中国伝統武術 掌友会 会員と太極拳推手倶楽部 会員は
江口までメールまたは練習時に直接お知らせください。

※お支払いをされた方で当日になっておいでになれない場合でも
 講習費の返却はできませんのでご了承ください。
※また、当日のお支払いも可能です。

例:住所○○区○○
  電話
  
コマを希望:ABCD FGH


申し込みメール確認後振込先をお送りいたしますので
そちらに振り込んでください。
maguibagua@yahoo.co.jp

ご注意

カメラおよびビデオ撮影が入りますので、
やむおえずお顔が写ってしまうかも
しれません。ご了承ください。

許可のないカメラ、携帯などの撮影機器での撮影は
ご遠慮願います。

ⓒ中国伝統武術 掌友会 中国伝統武術研究会
# by gikyoudai | 2011-09-16 11:48 | お知らせ | Trackback | Comments(2)
8月も終わります。
 今日発売の週刊金曜日(8月26日発売、860号)の国際ニュース欄で中国高速鉄道の建築労働者に関する記事を書きました。夏の大陸旅行を通じて知った案件です。
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 8月の末と言う語感には大変感傷的になります。夏の終わりだけでなく、小学校時代の夏休みの終わり(帰省の終わり)を連想させるからです。秋になればそれはそれでいいのですが。
 どういうわけか過去の記憶は季節や時間帯とともに思い起こされます。時間・季節が一定なのです。なぜなのかはよくわかりません。
 幼稚園・・・・・夕方5時ぐらい(季節は不明)
 小学校・・・・・夏の昼下がり~夕方
 中学・・・・・・4月前半の日中か冬の夕暮れ
 高校・・・・・・夏の夜もしくは9月後半の夕方
 大学(国内)・・夏休み終盤の昼過ぎ
 大学(海外)・・真冬の朝
# by gikyoudai | 2011-08-26 10:46 | お知らせ | Trackback | Comments(2)
大陸日記11夏8
食事日記
24日
朝食7時半
チャーハン、もやしサラダ、ハム、卵
昼食12時:回龍観・徐暁女史宅(編集者・徐暁女史、編集者・霊子女史、コラムニスト・荘秋水女史、評論家・劉檸さん、歴史家・章立凡さん)
野菜天ぷら、枝豆、ピーナツ、涼麺、ナスと豆のソースかけ、きのことハム、エビ揚げ、玉米粥、白酒
夕食18時:上地・喫茶店(作家・閻連科さん)
辣子鶏飯
夜食22時:望京・ファストフード店(評論家・劉檸さん)
小二、ホウレンソウ炒め、鶏スープ
北京泊

25日
朝食7時
チャーハン、卵、もやしサラダ、玉米
昼食12時:北京空港(L弁護士)
麻婆豆腐、木耳卵、インゲンサラダ、ご飯1杯、ビール
夕食19時半:CA421便機内食
キュウリ・トマト・サラミサラダ、鶏肉飯、パン、ゴマ味ムース、ヨーグルト、ビール、ワイン

大陸日記11年夏編はこれでおしまいです。

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 7月23日に温州高速鉄道事故が発生した中国。24日、北京は豪雨のために至る所で道路が水浸しになり、あちこちでインフラの不備が目立ちます。高速鉄道の話題は至る所で耳にし、そのうちかなりは怒りを覚えたような口調でした。前々から指摘したように口火が至る所に転がっているのが今の中国です。
 こうしたことに対し、「日本にも問題があるのではないか」と中国をかばう論調はぼくとは相いれません。理由はそのような見方がやはり国家対国家の優劣を基軸にしてしまっているからであり、むしろぼくは日本が中国に多大な経済貢献をしたにもかかわらず民不在のインフラ開発しか進めてこれなかったことに(中国に問題があることの)日本の問題を感じます。前も言ったように東日本地震の諸々の問題を生んだような何かが中国の人権・衛生など諸問題を生じさせているという考え方です。かかる考え方は日本では中国関係者を除くと受け入れられやすいように思いますが、中国ではまだまだわかってもらえません(特に日本関係者)。
 そのようなことを中国の媒体で話したこともあって、23日は久しぶりに徐暁女史の家を訪ね、彼女を拝見します。今天の編集者だった彼女は中国の良心的出版人の代表的存在の1人と言えます。御堂筋あたりの教養ある貴婦人を思わせるような独特な喋り方が素敵で、もうかなり歳を取ったのでしょうが、相変わらず緊張してしまいます。そんなわけで白酒を飲みました。
 中国行きでは帰りの便の選定を限りなく遅い時刻の出発にするように心がけています。最後の日にも人と会う用を入れられるからです。今回も昼過ぎの北京空港で東北地方から飛行機で戻ったばかりの弁護士と会い、高速鉄道などについて話しました。こうして今回の旅も終わりました。
# by gikyoudai | 2011-08-23 10:58 | 中国 | Trackback(1) | Comments(0)
大陸日記11夏7
食事日記
22日
朝食6時
カロリーメイト
昼食11時半:煙台・新聞中心(王さん、姜先生)
煙台ビール、張裕ブランデー、コンブサラダ、鳥の辛煮、卵の変わった炒め、貝汁、水煮牛肉、アワビライス、緑豆麺、白菜と海鮮煮、生ねぎ、生きゅうり、カレイ煮つけ、玉米のマントウ
昼飲14時:CA1546機内サービス
コーヒー
夕食19時:北京・望京大鴨梨拷鴨店(評論家・劉檸さん、学者・張博樹さん)
北京ダック、張裕ブランデー、鴨の甘酢煮、ほうれんそう炒め、サラミハムとトマト。ピーマン炒め。
北京泊

23日
朝食7時チャーハン、もやしサラダ、卵、玉米
昼食12時:宋荘・餃子館(芸術家・王慶松さん夫妻)
きゅうり辛炒め、木耳辛和え、水餃子、ビール
夕食20時:花園橋(郭先生)
四川鍋(羊肉、豆腐、ジャガイモ、空心菜など)、ビール、張裕ブランデー
北京泊

・・・・今回は北京往復の便で中国に行きましたので久しぶりに北京で連泊いたします。鄭州、広州などとは違って長らく通い続けた都市で数か月滞在したことも何度もありますから旅先の感じがしません。
 北京はひところのようなイベントなど活動の盛り上がりが成りをひそめていますが、それでも人物が多いことは確かです。22日には思いきった発言から中国社会科学院を追われ、今は監視など頻繁にされつつも健筆を振るっている張博樹さんにお会いしました。中国社会科学院と言うのは官製の研究機関ですが、彼のような存在もあることはとてもおもしろいです(ここの出身の人権派弁護士も知っています)。
 翌23日には久しぶりに王慶松を訪ねます。いろいろと大変なこともあるでしょうが、新しいアトリエを建設中など相変わらず勢いのある暮らしぶりです。

 ぼくは画家ではありませんし、大きなアトリエがほしいわけではありませんが、刺激を受けますね。ぼくがまだほとんど文章を発表したことがない時の友人(彼にしてもまだ無名だった頃ですね)ですから、その後の歩みから考えさせられること、刺激になることは多いんです。北京だとか上海だとか広東だとかには十数年~二十年の友人がいて、ぼく同様、年を重ねていく中で知りうることも多く、同じ人に何度、何十度と会うことも中国の旅の魅力です。
 艾未未さん、人権派弁護士、胡佳さんたちの話題はそんなに出ません。ある人が「今の中国ではいったん逮捕されてしまうと、おしまいみたいなところがある」と言うのは、釈放時の条件として「外国メディアに語らない」「仲間と会合を開かない」「ネットで意見を表明しない」などを脅されるからです(艾未未さんはこの脅しに屈しないのではないかとの見方が北京にはあります)。前回北京に連泊した時に会った人の何割かが今年春に監禁・拘束・暴力のいずれかを受けています。また今回はある地で警察からぼくとの関係を尋ねられた人もいて、安心はできません。ただ、以上のようなことは人権だとか市民社会だとかに関心を持っていなければ、全く気付かないことに違いありません。北京の巷は、それなりのものを持つ身にとってはごくごく平和で、ただしどことなく苛立ち感があるように思います。
# by gikyoudai | 2011-08-10 13:42 | 中国 | Trackback | Comments(12)
大陸日記11夏6
 神奈川大学評論69号で『「茉莉花革命」と中国社会』を執筆しました。
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食事日記
20日
朝食10時:蓬莱港(王さん)
カロリーメイト、台式小拷腸
昼食13時:長島・農家楽(ツアー客19人)
海鮮拌麺、西紅柿卵、貝いくつか、キュウリ酢漬け、ピーマンと小エビ炒め
夕食①18時半:長島・農家楽(ツアー客19人)
肉包、キャベツ炒め、わかめサラダ、貝いくつか、焼き魚、冷やしトマト、緑豆粥、大根サラダ、張裕ブランデー
夕食②19時半:長島・浜辺の屋台(王さん)
ビール、ブランデー、エビ串、豚串、魚串、いか串、シャコ炒め、貝焼き
長島泊

21日
朝食6時:長島・農家楽の部屋
台式小拷腸、ザー菜
昼食12時:長島・農家楽(ツアー客19人)
玉米、青島ビール、キュウリ酢漬け、キャベツ炒め、貝いくつか、ジャガイモ千切り、ピーマンとイカ炒め
夕食19時:煙台市新聞中心(王さん)
張裕ブランデー、海腸子、辣子鶏、チンゲン菜炒め、水煮魚、ご飯
煙台泊

・・・・・中国の旅は予定通りと言うことはまずありません。これまでぼくは中国でやろうと思っていたことが全く出来ずに帰る経験をしたことがありませんが、同時にやろうと思っていたことをスムーズに遂行できて帰った経験もめったにありません。いろんな想定外の出来事が起きつつ、結果的に「まあなんとかなった」というのが中国旅行です。
 当初煙台では非常にまじめなシンポジウム開催の打ち合わせに行く予定でした。だが、いろんな事情で直前になって打ち合わせは中止になりました。というわけで煙台ではなんの用もなくなりました。とはいえ、切符入手が困難な時期に22日の北京行きの航空券を買っていましたから22日までは煙台にいることになります。
 打ち合わせの担当者が手持無沙汰のぼくを気遣ってくれ、20日、21日と周辺エリア・蓬莱市から船で約40分の小さな島・長島への1泊2日ツアーにぼくを参加させました。よく中国の観光地で赤や青の帽子をかぶった集団が旗を持つ添乗員に引率されている様を目にしますが、それです。

 これまでツアーというものに参加したことがなく、中国の国内人向けのツアーなどもちろん初体験です。バスや船の渡航費、農家楽(民宿)での1泊、全食事(昼、夜、朝、昼)、すべての施設の入場券がついて300元というのはとても安いと言えます(船の往復だけで50元です)。参加者はぼくと友人を除くと、祖父母・両親・叔母・息子の家族、両親・双子の姉妹の家族、両親・息子の家族、40代田舎の経営者風の男性+20代女性のカップル、祖母・母親・兄妹の家族の19人です。
 安いツアーには当然ながら快適でない部分があります。ここらへんのツアー会社は薄利多売を進めていくために常に満員状態を作ります。ツアー参加者が満員でない場合は他のツアーと連携を取ってバスや見物を合流させていきます。そのため、ぼくたちのツアー隊は行く先々で見ず知らずのツアー隊と合流・分裂を繰り返します。この合流や分裂があるためにツアーの行程は常に変更を余儀なくされます。たとえば、海岸見物をして、18時集合にもかかわらず、別のツアー隊を探して時間を食い、駐車場で1時間待たされるということがザラにあります。海よりも駐車場に長くいる、といった感じです(これがまた猛暑なのです。もちろん海など見えません)。
 こういうことに文句を言う人はいません。参加客は昔ながらの「老百姓」で、めったにしない旅行を大金注いでやっているわけで、ツアーと言うのはこういうのが当たり前だと思っているに違いありません。最近高速鉄道で政府や鉄道局に文句を言う市民も出ていますが、割合でいえば一部で、彼らは新しい人たちです。
 食事もぱっとせず、しかも全食事が同じ宿泊施設で提供されます。宿泊施設も見所がなく、安さだけが魅力なのでしょう。そんなわけで夕食は浜辺に繰り出して屋台で食べ直しました。

 なんだかんだ言って、夏に浜辺で過ごすのはいいものです。仕事に追われていましたので、いい休養になりましたし、国内ツアーを体験できたのもいい機会でした。
 時間の変更などで最後はみなさんクタクタでしたが、みな満足そうだったことも付け加えておきます。子供連れの観光客にとって大切なのは子供が満足するかどうかであり、駐車場で待ちぼうけを食っている最中も子供は別のツアー客の子と追いかけっこをしたり、たのしんでいましたから、親も満足だったのでしょう。それに個人旅行だろうが安ツアーだろうが豪華ツアーだろうが、浜辺にいる時はなんら差がないわけですから。みなさん見物の際はカメラ片手にたのしんでました。

 というわけで終わってみればそれなりにたのしかった煙台でした。
# by gikyoudai | 2011-08-06 12:37 | 中国 | Trackback | Comments(2)
大陸日記11夏5
食事日記
18日
朝食7時半:浚県の農家(藺其磊さん)
緑豆粥、卵、蒸しウサギ肉、ピーマンとハム、ナス浸し
昼食11時半:浚県の農家(藺其磊さん)
蒸しウサギ肉、ピーマンとハム、捞麺、白酒、ビール
夕食21時半:済南市内
カロリーメイト
済南泊

・・・・19日夕方に山東省の半島の先端にある煙台に行かねばらないために、18日は移動日となります。浚県~煙台は6、700キロぐらいでしょうか。日本で言えば東京から八戸や岡山ぐらいの所です。鄭州など周辺部から煙台までのフライトは存在せず、いったん開封に出て開封→済南を動車組(新幹線)、さらに済南~煙台(6時間)と列車を乗り継ぐ方法もありますが、もう動車組はこりごりだったのでバスを選びます。浚県から煙台までは直通バスもありますが、寝台バスが嫌なことと時間が合わない(隔日15時出発)ことからバスの乗り継ぎを選びます。
浚県→濮陽:約50キロ、1時間
濮陽→済南:約300キロ、5,6時間
済南→煙台:約300キロ、6時間
長距離バス乗り継ぎの厄介なところは時刻表がよくわからず、スケジュールが立てにくいことです。特に濮陽→済南のような省をまたぐバスは早朝出発が多く、午後にはないことも多々あります。いろいろ考えると不安になるので浚県では真昼間から白酒をグイグイ飲みます。

上がピーマンとハム、下が地元麺の捞麺で、右上が白酒です。
出発時は乗り継ぎなどどうでもよくなっていました。
中国の中長距離バスは満席であることを覚悟しなければなりません。と言うか、かりに始発停留所でガラガラだった場合も満席になるまで高速道路に乗らず、繁華街など一般道路をゆっくり走りながら客を拾います。この日は客が少なく、なかなか高速に乗らず、おかげで2時間近く遅れました。今日中に煙台に着くことは早々とあきらめ、済南で1泊しようと軌道修正します。こういった軌道修正をたのしめるかどうかが大陸の旅をたのしめるかどうかに関わってくると思います。

 河南・山東の省境は池や沼が大変多いです。そういえばこのバスは水滸伝の梁山泊の付近を走ります。フィクションではあれ、彪子頭もここらへんを通ったのではないか、などと想像を働かせつつノロノロ運転のバスに乗るのもたのしいものです。名もない村を幾つも通過していきます。
 90年代の画家村のアーティストだとか、今の常坤たち社会活動家を、ぼくはしばしば水滸伝の登場人物にたとえることがあります。けっして一般的でないもののロマンチックで勢いのあるアウトサイダーたち。一方で当局にゴマをするなんとか科学院だとか北京大学のお偉い先生などは宦官みたいなものでしょうか。。。。。
 そんなことを思いつつ車窓をみるのが好きです。

19日
朝食7時:済南・ホテル
チャーハン、肉包、とうもろこし、キャベツ炒め、ハム
昼食12時:バス車内
配布されたビスケット
夕食18時:煙台・養馬島の海鮮料理店(姜先生、王さん)
カイコさなぎ、カレイ煮つけ、海胆、辣子鶏、ブロッコリ、貝のスープ、水餃子、打ルー麺、張裕ブランデー
煙台泊
# by gikyoudai | 2011-08-05 11:42 | 中国 | Trackback | Comments(0)
大陸日記11夏4
食事日記
16日
朝食6時半:鄭州市内ホテル(潘龍義さん)
マントウ、粥、ブロッコリと豆腐炒め、キュウリ炒め
昼食13時:浚県の農家(藺其磊弁護士、常坤さん、潘龍義さん、王秋雲さん)
ビール、トリ照り焼き、エンドウ豆の炒め、豆油皮、レバー炒め、鳥の煮もの
夕食19時半:浚県の農家(藺其磊さん、常坤さん、潘龍義さん、王秋雲さん)
キュウリ、ピーマンと豚肉炒め、紅焼豆腐、鳥の足、卵、緑豆粥、白酒
浚県泊

17日
朝食8時:浚県の農家(藺其磊さん、潘龍義さん、王秋雲さん)
緑豆粥、卵、油条、八宝菜の辛煮
昼食12時半:浚県の農家(藺其磊さん)
豆油皮とナスの炒め、蒸しウサギ肉、ビール
夕食18時半:浚県で人気の屋台(藺其磊さんほか)
油溌麺、肘子、あずきとニンニク炒め、白酒、ビール
浚県泊

・・・・・旅も中盤に差し掛かります。鄭州からバスで北へ3時間ほど、安陽に近い浚県は今回初めて訪れました。周辺は殷墟、官渡など歴史遺産の多いエリアで、浚県もまた山西省平遥にも劣らない立派な城壁や仏教の名刹などが存在する文化都市です。


 しかし、中国の多くのエリアに共通しますが、文化遺産は過去のものであり、現状は過去を守ることも十分にできません。財源がないこと、管理能力がないこと、文化都市にしていこうとする発想に乏しいことなどが原因に挙げられます。改築などを経ず保存されたものとしては最長クラスを誇る城壁も上は草ぼうぼうで糞尿やゴミが散らかり、登ることもできず、もったいない限りです。

 現在残っている寺や城壁はいずれもろくな管理が行なわれていません。いや、そういうふうに考えるよりは放置されたものだけが生きながらえている、と言う方が適切かもしれません。
 このような故郷の現状を憂い、公民社会教育の一環として自費で図書館を作っている人を今回は訪ねました。やはり民の一人一人が立ち上がらなければならないと考えているわけです。今後もたびたび訪ねてみたいと思います。

 安陽に近いこのあたりは中原の中心地で、隣の陝西省などの文化も入り混じっています。夕食は地元人気の陝西風味の屋台で油溌麺を食べました。
# by gikyoudai | 2011-08-04 12:55 | 中国 | Trackback | Comments(2)
大陸日記11夏3
食事日記
15日
朝食7時半:信陽市郊外の屋台(孫君さんほか)
熱干麺、粥
昼食13時:D122列車車内
カロリーメイト
夕食19時:鄭州市水餃子店(NGO活動家・常坤さん、王磊弁護士、姫弁護士、公共人士・潘龍義さんほか3人)
セミ唐揚げ、枝豆、豚足、豆と瓜、水餃子、生キュウリサラダ、白酒
鄭州泊
・・・・昨年秋以来すっかりはまっている鄭州に四たび立ち寄ります。信陽~鄭州は動車組(新幹線みたいな高速電車)で2時間ですが、切符購入の便が80年代並みに悪化しつつある最近は始発駅以外で指定席を買うことが難しくなりつつあり、無座の切符を購入します。地方~地方の路線だしそんなに客がいないのではないか、などと思うのは中国の内陸部を知らぬ人の想像に違いなく、わずか2時間ではありましたが、土曜夜の原宿→新宿なみの混雑を味わいました。スーツケース+カバン2つという荷物は少々堪えます。それにしても相変わらず(というか以前よりもひどくなっている)なのが鉄道切符購入の事情です。高速鉄道がどれだけ増えようがソフト面の発展は限りなくゼロに近いと言えます。
 ともかく昼過ぎに鄭州に到着。社会事業カフェ「和而不同(和して同せず)」に出向き、交流会に参加、日本の市民社会などについて話します。今回は(1)言論の自由はどれほどあるか(2)日本と中国の最大の違い(3)首相がなぜコロコロ変わるのか(4)健康保険制度は普及しているか(5)マイホームを買うのに何年かかるか(6)日本にも学生の就職難はあるのか、などの質問が出ました。20人あまりの人が来ましたが、若い志願者・NGO関係者が中心だった前回と客層が異なり、公共社会に関心を持つ層も幅広いことを知ります。今回は年配者、政府関係者が多かったです。
 今回は鄭州から北へぬけたので黄河を渡りました。

 長江に負けないぐらい大きいですね。観光地にはなかなか行けませんが、移動が多いのでいろんな風景に出会います。地方を理解するために可能な限り観光地や風景にも親しもうと努めています。
# by gikyoudai | 2011-08-03 10:10 | 中国 | Trackback(1) | Comments(2)
大陸日記11夏2
食事日記
13日
朝食:7時 望京・ホテル
チャーハン、卵、キャベツ炒め
昼食:15時半:D121列車車内
カロリーメイト
夕食22時:信陽市内・屋台(蘇主任、張小姐たち4人)
川エビフライ、卵とピーマン炒め、タマネギ炒め、紅焼豆腐、チャーハン、干豆腐とホウレン草、茗陽ビール、白酒
信陽(郊外)泊
・・・13日午後にD列車(新幹線みたいなもの)に乗り、信陽に行きました。北京西駅から武漢行きに乗り、約7時間かかります。2等車が満席だったので乗ったのは1等車。これが曲者でした。
 1等車は6人掛けの個室です。ドイツの列車を参考にしたとのことですが、この車両のデザインにこそ中国の交通の問題・・・・利用者の快適さや安全を全く考えていないこと・・・が凝縮されていると言っても過言ではなく、見ための派手さ、豪華なしつらえとは裏腹に乗り心地は80年代の硬座以下のレベルです。どういう問題があるかと言えば、まずは豪華過ぎて大きすぎる机、これがあるために窓側、中列の席に座ってしまうと廊下に出るためには通路側の席の人を立たせなければなりません。ところが1等車には無座(自由席)客も大量に乗り込むので、通路側の席の人を立たせるのは一苦労だったりするわけです。トイレの必要がなく廊下に出なくていいとしても、閉所恐怖症の人だとエコノミークラスの狭い座席以上の閉塞感に苦しめられることは必至です。さらに問題なのが華麗な天井デザインのために荷物置きが従来よりもかなり少ない(硬座の2分の1程度か)点、長距離列車なのですから多くの客は大量のカバンを持っているのに、です。これがためにスーツケースやズタ袋をどこかに置かねばならず、ただでさえ狭い席はいっそう狭くなります。
 今回の温州での事故で、死者を出した車両に1等車もあったと聞きましたが、なるほどと思ってしまいます。ぼくの周囲の客がみな「狭い」と文句を言っていたことが印象的でした。

 夜9時過ぎにようやく信陽に到着、信陽は河南省の南端で、地域的には河南と言うよりは武漢の郊外エリアと言う方がよいかもしれません。武漢で有名な「熱干麺」をここではよく食べます。

河に沿って1キロ近くも屋台が続くのは見ているだけで気持ちがいいです。湖北・河南あたりではいつも屋台の多さに感激します。
切符を買えなかったり、いろんなトラブルがつきものの中国ですが、屋台の一席に身を沈め、新旧の仲間たちと酒を飲みつつ語るうちに、いつしか大陸の魅力に引き込まれてしまうぼくがいることも確かです。

14日
朝食8時半:信陽郊外・屋台(蘇主任ら4人)
熱干麺、粥
おやつ10時:郝堂村
スイカ
昼食12時半:信陽郊外・政府事務所(書記ら5人)
河うなぎの激辛スープ、ピーマン炒め、えんどうと豚炒め、キクラゲ炒め、干麺、ウリ炒め、トマト卵スープ、維雪ビール
夕食21時:信陽中心部レストラン(NGO・孫君さん、蘇主任ほか5人)
白酒、キュウリサラダ、辛い角煮、苦瓜と豚肉炒め、肉まん、ピーマン卵炒め、ブタ煮
信陽郊外泊

・・・ぼくは日ごろ中国の民間・市民・個人に注目し、政府とはどちらかと言えば対立軸を成しがちですが、中国政府にもいろいろな動きがあることは百も承知で、本来ぼくが批判すべきなのは政府なのではなく「一党独裁強化を主張する保守層」「劉暁波ノーベル賞受賞に対立的な(あるいは今回の鉄道事故で政府弁護に走ろうとするような)中国的保守主義者」などではないかと思います。たとえば公民社会を掲げる深圳の政府などはむしろ応援すべき存在です。
 その意味では中国行きの際に政府にどれだけ目を配れるかも留意する必要があります。今回で言えば信陽では政府のおもしろい取り組みに注目しました。
 郊外の平橋区は教育の機会均等を政策に取り入れ、大々的に推進しています。図書館を各郷に作ると言うのは内陸部でよく見かけますが、ここでは飾り物でなく、本格的です。興味深いのは区内の大学に入れなかった青少年(中卒・高卒など)を対象に無料で技術教育の学校を開いていることです。

「市民の技術が向上すれば地域全体のレベルアップにつなかる」(政府関係者)という至極もっともな発想が推進されています。こういうことにも注目していきたいです。
信陽のおすすめ料理は田ウナギの激辛スープです。胡椒がきいていて辛いですが、病みつきになる味でした。これと地元ビールがよく合います。

緑茶で有名な地方ですが、お茶が有名な所は料理や酒も絶品です。
# by gikyoudai | 2011-08-02 19:06 | 中国 | Trackback | Comments(2)
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