食事日記
17日
朝食10時:什邡の事務室
メンバー:王さん、河南女子大生
(卵、マントウ、豆ジャン)
昼食12時:什邡の事務室
メンバー:王さん、方さん、阿姨、河南女子大生
(豚肉と筍の激辛炒め、酸辣豆腐、ご飯)
夕食19時:成都・杜甫草堂そばの廊橋草堂
メンバー:行為芸術家・周斌さん夫妻を含むおよそ30人
(豚肉巻き、蒸し鶏、きくらげ蒸し、青菜のココナツバター漬け、筍ブタ巻き、ドジョウ・セロリ煮、きくらげ・筍の激辛煮、ミニトマト、ピーマン炒め・・・食したものの3割がこれ、タンタン麺・・・大半を残す、八宝飯…少し、焼き餃子1こ、紅焼豆腐、刀削麺・・・残す)
成都泊
・・・什邡は成都の北西にあり、成都へは高速道路経由・一般道経由の二種類のバスが走っていますが、高速道路バスは早い時間しかありません。一般道路経由のバスに乗りましたが、たかだか70キロ足らずの距離が三時間近くかかります。長江文明で有名な三星堆遺跡のそばを経由しますが、このあたりの道路事情が悪く、片側車線不通の上にでこぼこの壊れた道をゆるゆると進んでいる状態です。08年夏にも通りましたが、道路事情は変わっていませんでした。
こんな光景がえんえんと続きます。ここらへんはマシな方で、本当に揺れるところは撮影どころではありません。
ただ成都あたりでは新興都市開発のために道がふさがっている所もあり、開発と復旧が同時に進む混乱をじかに感じることができます。ぼくは現在利尿剤を飲んでいるためにバスでトイレに行けないのがたまらなく苦痛で、おまけにでこぼこ道で揺れるものですから大変でした。
18日
朝食8時50分:ホテル朝食
(卵、チャーハン、空心菜、豆腐)
昼食11時30分:武侯祠そばの小吃店
メンバー:大学院生の王虹さん
(夫妻肺片、風味涼皮、白米、きくらげ辛炒め、ワンタン、涼拌豆スー、昆布と人参の辛炒め)
昼飲14時:彩虹橋そばの屋外茶館
メンバー:ドキュメンタリー作家の馬占冬さん
(緑茶、ピーナツ)
夕飯17時半:そばの屋台火鍋店
メンバー:馬占冬さん
(きのこ辛鍋、白酒50ミリリットル、青菜スープ、白米、羊肉串2本、なす・にら、椎茸の串焼き)
什邡泊
・・・四川滞在中、1泊2日で成都にミニ旅行をしました。成都は重慶以上に茶館に恵まれた土地で、昼飲が充実します。今回は地元の映像作家推薦の川べりの屋台茶館です。
カップルで、友人同士で、あるいは1人で、日暮れ時までこうした茶館で過ごす光景をよく目にします。周辺に数多くの世界遺産を抱えてもいる成都は茶館やレストランが充実した休息・レジャーにもってこいの街で、また美人が多い(美少女ではなく、妙齢のマダム)場所でもあります。北京や上海に行った四川出身者が「遊ぶ場所がない」とこぼすのがよくわかる気がします。