食事日記
16日
朝食6時半:鄭州市内ホテル(潘龍義さん)
マントウ、粥、ブロッコリと豆腐炒め、キュウリ炒め
昼食13時:浚県の農家(藺其磊弁護士、常坤さん、潘龍義さん、王秋雲さん)
ビール、トリ照り焼き、エンドウ豆の炒め、豆油皮、レバー炒め、鳥の煮もの
夕食19時半:浚県の農家(藺其磊さん、常坤さん、潘龍義さん、王秋雲さん)
キュウリ、ピーマンと豚肉炒め、紅焼豆腐、鳥の足、卵、緑豆粥、白酒
浚県泊
17日
朝食8時:浚県の農家(藺其磊さん、潘龍義さん、王秋雲さん)
緑豆粥、卵、油条、八宝菜の辛煮
昼食12時半:浚県の農家(藺其磊さん)
豆油皮とナスの炒め、蒸しウサギ肉、ビール
夕食18時半:浚県で人気の屋台(藺其磊さんほか)
油溌麺、肘子、あずきとニンニク炒め、白酒、ビール
浚県泊
・・・・・旅も中盤に差し掛かります。鄭州からバスで北へ3時間ほど、安陽に近い浚県は今回初めて訪れました。周辺は殷墟、官渡など歴史遺産の多いエリアで、浚県もまた山西省平遥にも劣らない立派な城壁や仏教の名刹などが存在する文化都市です。
しかし、中国の多くのエリアに共通しますが、文化遺産は過去のものであり、現状は過去を守ることも十分にできません。財源がないこと、管理能力がないこと、文化都市にしていこうとする発想に乏しいことなどが原因に挙げられます。改築などを経ず保存されたものとしては最長クラスを誇る城壁も上は草ぼうぼうで糞尿やゴミが散らかり、登ることもできず、もったいない限りです。
現在残っている寺や城壁はいずれもろくな管理が行なわれていません。いや、そういうふうに考えるよりは放置されたものだけが生きながらえている、と言う方が適切かもしれません。
このような故郷の現状を憂い、公民社会教育の一環として自費で図書館を作っている人を今回は訪ねました。やはり民の一人一人が立ち上がらなければならないと考えているわけです。今後もたびたび訪ねてみたいと思います。
安陽に近いこのあたりは中原の中心地で、隣の陝西省などの文化も入り混じっています。夕食は地元人気の陝西風味の屋台で油溌麺を食べました。