11日はsoyaの会の講演会が熱海・伊豆山で開かれ、20人もの人が聴いて下さいました。ありがとうございました。
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最近発売の月刊誌「公評」11月号で『中国を通じて考えた責任感と自由』を書きました。この雑誌では毎回、取材旅行を通じて考えたこと、思ったことをつづっています。
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10月28日から神奈川大学の生涯学習講座で下記の講座が始まり、11月11日はぼくが発表します。締め切りが済んだようですが、人数に余裕があり直前まで募集するとのことなので紹介します。
詳しくは
こちら
11B1610901
市民社会の視座から考える21世紀の東アジア
中国と台湾の事例から
期間 11年10月28日 ~ 11年12月2日
回数 5回
曜日 金
時間 19:00~20:30
定員 30名
※先着順に受け付け、定員に達し次第締め切ります。
受講料 8,000円
申込期間 2011年9月1日 ~ 2011年10月27日
※申込期間後も定員に余裕がある場合は、受け付けますのでお問い合わせください。
キャンパス KUポートスクエア
※ 受講料には、テキスト代(一部の講座を除く)及び消費税が含まれます。
※ 開講日程や時間は、講師の緊急な都合などにより変更する場合があります。
※ 定員に満たない場合は、開講できないことがあります。
内容
21世紀、インターネットなどのコミュニケーション手段の発達に後押しされて、政治家やマスメディアだけでなく、一般の市民が世界に向けて発信したり、行動したりすることが容易になりました。こういう視点から隣国を見てみると、中国では、厳しい情報統制や言論の抑圧にもかかわらず、市民の間に新しい動きが起こってきています。また、その中国と政治や文化において微妙な関係にある台湾は、1990年代までに経済発展と民主化を一応成功させ、現在は新たな課題に直面しつつあります。
本講座では、豊富なフィールドワークの経験を持つ研究者、ライターの視点から、中国・台湾の社会の最新の動向を紹介していきたいと考えています。
①10月28日 2000年代の中国・台湾―新しい社会変動 【村井 寛志】
目ざましい経済発展の一方で格差や環境問題など様々な問題を抱える中国、産業空洞化や少子高齢化など、新しい課題に直面している台湾について、21世紀の新しい動向を紹介していきます。
②11月4日 中国における通信メディアの発達と社会の変化 【大澤 肇】
中国は4億人以上がインターネットを利用するインターネット大国です。スマートフォンの普及で、ますます大きな影響力を持つようになったインターネットが、中国社会に与えている影響について、皆さんと一緒に考えます。
③11月11日 現代中国のNGOと人権問題 【麻生晴一郎】
最近の中国をとらえる上で市民社会の台頭は見逃せません。弁護士、ボランティア、NGO、ニューメディアなど、新しい担い手が活躍し、同時に規制も多く、不安定な状態です。中国といかに付き合えばいいのか、具体的動きをもとに考えます。
④11月18日 現代台湾のまちづくり運動と地方振興 【星 純子】
台湾では、民主化や「台湾化」に伴って、まちづくり運動がさかんになっています。日本のまちづくりとの類似点や異なる点に注意しながら、台湾や日本の地域社会の中で、社会運動がどのような役割を果たせるのかを模索します。
⑤12月2日 アニメと韓流から考える中国・台湾都市部のライフスタイルの共通化 【本田 親史】
中国・台湾では都市部を中心に、アニメーションや韓流ドラマの流行などを通じ、徐々に共通のライフスタイルが登場しています。今回はその具体例と問題点にも触れながら、そうした動きが「国」を超えうるものなのかを考えます。