(以下のコメントは記事に対するものでないうえ、なんらかの参考になると思われるので、コメントとしてでなく、記事として扱いたい.)
Commented by アンラッキーセブン at 2005-01-10 22:05 x
苦節○年、私があみ出した立ち直り方法を伝授致します。とにかく泣く!!これ以上、効果的な事はありません。体験済みです。数年前、凄く好きだった人に自分から別れを告げなければいけないことがあり、幸か不幸かそれは土曜日でした。翌日の日曜日、朝から晩まで泣き明かし、最後は涙の濃度が濃くなり、そしてとうとう出なくなった。するとどうでしょう、あれほど悲しかった気持ちが案外さっぱりしたものに変化していました。その後は、その人に対する周囲のマイナスの評価(例・同じ会社なら、あいつの企画書はなってないなど)を上手に集めると、どんどん気持ちはダウンしていきます。何かねえ、自分の幻想が崩れていく感じなんですよね。そうこうする内に、ふんぎりさえついてしまえば、あとは思い出なんていい加減なもだし、美化しようとしますから「なかなか素敵な人だったけど、私とは結ばれない運命だったんだわ」などとなっちゃうわけです。ね?素晴らしいでしょう?失恋なんてしないにこしたことないんですが、とにかく機会があったら試してほしいです。
続いてぼくがのり移ったアンラッキーセブンさんのその彼氏の返事(無礼は諒解願いたい)。
「あなたとの恋は実現してはいけないものだったのですから、強引に関係を進展させ、あなたをそこまで泣かせてしまったことをこころ苦しく思うとともに、朝から晩まで泣くという、ごく近しい人の死でもなければなかなかやりそうにないことをやってくれたそのこころをぼくは受けとめたく思います。そして、ぼくのことなど忘れ、新しい道を歩んでほしく思います。けれども、ただ一つだけ言わせてもらいたいのは、あなたが『気持ちをダウンさせた』という、ぼくのマイナス評価ですが、おそらく今のあなたはそれをマイナスだと思っているのでしょうけど、あの時はきっと、マイナスがゆえにプラス、つまり、あなたを好きにさせたぼくのスパイスだったはずだということです。おそらくあなたはもしぼくにかかるマイナスがなければぼくそのものを愛することはなかった。そう言いたいわけです。思い出が美化されることは確かでしょうが、一方で現状認識はたえず正当化されるのです。そして、真実は判断される材料の組み合わせではなく、判断を突き動かすこころの動力にあるのです。だから、ここからぼくの本当に言いたいことになるのですが、かつてのあなたと今のあなたが違うのは『結ばれない運命にあった』とあなたが思うその気持ちにあるのであって、あの時の恋愛はあの時はあの時で最上の選択だったということです。ただし、そこには限界があった、つまり結ばれないことが予期された何かが・・・・・。あなたにはその限界だけを見つめてほしい。そして、過去の思い出を、全てか無かの判断で呑み込むことなく、ぼくから離れていってほしく思います。過去を過去として凝視しない現在にまことがないと」
最後に本当のぼくの返事
やはり女性はたくましく、強いですね。ドストエフスキーが描くと上手そうな心の転換の早さに
どぎまぎしつつも、ぼくなどはしたたかとも感じ取れるたくましさに惹かれてしまいます。その点、ぼくなどはこうしたことに大変弱いのではないかと思うので、この立ち直り方法で解決できるのかはなんともいえないかなと。