前に東京ド-ムの試合のチケットを買ったのが今日にあたる 今試合観戦中 6列ほど後ろの記者席で江夏豊がじっと戦況をみつめるというネット裏の良席で観戦中 ぼくは阪神の帽子に数種のメガホンをぶら下げたスタイル
(8月15日更新)
東京ドームで野球を観に行く際に、どこらへんの席がよいのか、何を食べるのがよいのか、球場ならではの愉しみ方はあるのか、といった情報が一部を除きほとんどないことに気付いた。一部を除き、と言うのは、かなり熱心なファン(外野席に連日行くような)による、なるべく安く切り上げる方法だけはやたらと紹介されているのだが、デートだとか家族連れだとか、あるいは旧友との再会を兼ねて野球場に行く時など、球場に本来あるはずのさまざまな愉しみ方に即応した情報が乏しいことを言いたいのである。鉄道旅行など他の分野にも、やや趣きは変わるがこうした偏向は存在し、こんなことではいけないのではないかと漠然と思い、野球観戦の情報を少しずつ書いていこうかと思う。ただ、今はあまり時間がないので、少しずつ書き足していくことにしたい。
1:はじめに
チケットの購入については
「東京ドーム・巨人戦の前売り」を参照。今回取れた席はネット裏25通路31列028,029席で、バッターボックス真後ろの前から31番目である。ちなみに1つ前の30列までは年間指定席(スターシート)であり、さらに029番が通路側(トイレに行く際に他人の席の前を通る必要がない)であることを考えれば、年間指定を除いて一般の人が買うチケットとしては最もよい席であると言ってよかろう(外野指定の方がおもしろい、などという通の見方は別として、オーソドックスに考えるとそうなる)。
ぼくは田舎の出身であり、低所得者でもある。そのようなぼくが、かかる良席のチケットを手にした場合、観戦の前後の移動や食事などを豪華で快適に過ごしたいと思うことはむしろ自然なことであろう。また、このような席は主にチケットショップで数倍の価格で売られているが、そのようなことをしてまでチケットを購入する人は、けっして気軽に野球観戦するのではなしに、企業の接待や20年ぶりに上京した両親へのサービス、もしくは野球好きの彼女のために奮発するとか、要は特別なことをしたくて買う場合も多かろう。
ところが、ネットなどで散々ドーム観戦がらみの情報を探したが、ほとんどが貧乏旅行もどきの観戦記ばかり(球場のビールが高いので近くの店で買え、だとか)で、それはそれで時には有益だが、そればかり、ということに違和感を抱く。書く人がいないのか、それとも、書かれるに値するだけの快適な方法が存在しないのか、はわからず、とにかくB席、C席などに行く時とはひと味違った観戦方法を探してみたいと思った。
2:ドームまでの道のり