7月中旬ごろ日本航空の中国語機内誌「JAL翔」のパイロット版(0号)が発行されました。まだ日本には出回っていないと思われますが、中国の日本航空の支店などにはあるようです。ぼくも寄稿していますので機会あればご一読ください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
明後日は選挙です。投票率は結果とは別に社会のなんらかのバロメーターかと思います。よく田舎は投票率が高く、都会になるにつれて低下するように言われますが、ぼくも確かにその通りだと思いますが、都会になるにつれて低下するのは投票しない人たちの意識の中で利益誘導や政治に左右されない社会があるからにほかならず、投票者が政治の影響を受ける意識ではなく、逆に投票者が政治に影響を与えていく、というふうに成熟していく可能性があるのではないでしょうか?すなわちこれからは都会であればあるほど投票率が上がっていくことがあっても不思議ではないと思うわけです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
高校野球の予選もたけなわです。明日は神奈川大会で東海大相模対横浜の準決勝が行われます。両校ともぼくがとても大好きな学校です。一方で野球留学などの問題を起こした学校でもありますが、神奈川の転勤族が多い地区に引っ越した幼い頃のぼくや周辺では外人部隊などの異名もあった強豪私立・東海大相模は非常に身近な学校であったわけです。横浜高校も神奈川のぼくが住んでいたような地域では非常に人気が高いのではないかと思います。
その一方で田舎では野球学校よりも地元性の強い公立高校を応援するぼくが存在します。たとえば今年の大分県予選では準決勝まで進んだ好投手のいる森高校をひたすら応援しました。久大本線で由布院と日田の間に豊後森という小さな駅がありますが、あのへんの高校です。大分では野球留学の強豪私立よりもこうした地域密着の高校の方が人気があり、またぼくもそうです。
すなわち、ことぼくに関して言えば、野球留学の是非や野球ばかりに力を入れる強豪私立の是非などの問題よりも、都会は都会らしく、田舎は田舎らしくの棲み分けが脳内でなされていてそれが判断基準になっているわけです。日本は日本らしく窮屈に、アジアはアジアらしく伸び伸びと、などといった発想にも通じるぼくの固定観念です。
現時点では高校野球におけるぼくのこうした嗜好の癖をどうすることもできませんが、しかと認識だけはしておきたいと思います。