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カテゴリ:コラム( 198 )
夕空の誘い
 ほどよく酔いつつ80年代以前の音楽を聴きながら飛行機に乗る習慣を身につけて以来、学生時代の旅を思い出すことが多くなった。機上から見る夕空は澄んでいて、明るい。酔った頭で思うに、ノーンカイで毎日のようにバイクに乗りつつ見た夕空はあんな色に違いなかった。もう少し紫がかっていたが、透明だった。
 ノーンカイでは郊外の農家に滞在しつつ平日の午後だけ海外の団体が作った無料の高校で英語を教えていた。ぼくはその団体とも高校ともなんら関係がなく、ドンムアン空港からバンコク市内に出ようとして(※)、たまたま間違って反対方向に乗った夜行列車で隣り合わせになった青年と意気投合して彼が住む村に住み着いたに過ぎなかった。その家の隣りにゴン、プーペイというそれぞれ18,16歳の姉妹がおり、姉のゴンがその高校に通っていて、ちょうどその頃アメリカから派遣された英語教師が長期旅行に出てしまって不在だったためにその穴埋めにぼくが呼ばれたのだった。
 ぼくは英語が得意なわけでもなく、たんにその当時暇な外国人ということで呼ばれたに過ぎず、実際農業が盛んでもなく主要な就職口が僧侶、ボクサー、サムローの運転手、水商売ぐらいしかないその農村でぼくの存在など全く意味を成さず、たんなる居候に過ぎなかった。意気投合した青年は行商人でほとんど家にいなかったからぼくは彼の家に泊まって付近を毎日ぶらぶらしていた。そんなぼくに高校で働く話が持ちかけられた。収入はゼロだが、そもそも宿も食事もタダだったわけだからお金など不要で、ちょっとした色恋気分もあって喜んで参加した。
 そんなわけでたまに学校に通い、スコールがやむのを待って帰路につくことが日常になった。行き帰りはプーペイのバイクに乗せてもらった。バイクの二人乗りはここらへんではよくある光景だった。左手にメコンが流れ、その向こうにラオスが見え、ラオスの夕空は紫がかっていた。煙をもくもくと立てガソリン臭を振りまきながら安バイクは僕たちを乗せてハイウエイをまっすぐ走った。途中知った顔があると彼らは二人乗りのぼくたちを囃し立てた。そこにはそれなりのストーリーがあったのが、それは置いておいてとてものどかだった。
 そんな夕空の光景をその後のぼくは記憶の引き出しに閉まったままだったのだが、最近になって飛行機から空を眺めるたびに思い出すようになった。

※・・・ぼくは前年からインド圏の居心地のよさを感じるようになり、タイに来たのはバングラディシュかパキスタンに行く経由地に過ぎなかった。ドンムアン空港から列車でバンコク駅に行き、そこでゲストハウスに泊まってダッカかカラチ方面の格安航空券を買うつもりで列車に乗った。その列車はノーンカイ行きの夜行特急列車で乗り間違えたのだった。アユタヤで引き返す方法もあったのだが、隣の青年と意気投合したこともあって目的地を変えたのだった。
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by gikyoudai | 2009-01-23 10:46 | コラム | Comments(0)
いくつかの感想
 中国では最近、和諧を理由にしたホームページなどの閉鎖をしばしば耳にする。和諧とは一般には「みな仲良くしよう」との現政権のスローガンであるが、実際には「党の言うことをおとなしく聞け」というふうに作用している面がある。人権弁護士たちが揺さぶりをかけられる場合にしばしば「和諧を損なうな」のように言われ、愛国主義者のホームページが閲覧不能になるのも同様の名目かららしく、前々から気になってはいたが、9日にも中国で人気が高いブログ群の「牛博網」がやはり和諧を理由に閉鎖されている。エキサイトのぼくのブログは相変わらず閲覧不能のようだ。
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 いつだったか、ぼくが党のことを話すのに対して「最近は党員も変わってきているのではないか」との若い人の指摘があり、それはもっともな意見だが、その例に挙がったのが「若い党員が社会などよりも就職のために党員になる」ということだった。かかる文意に即して言えば党員はちっとも変わっていないことになる。昔から少なからずの人にとって党員になるのは要は利権を得たいためであり、党と関わらなければ利権を得られないことが問題なのであり、いい就職という利権が欲しいかかる若い党員はなんら新しいわけではない。
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 ぼくは飛行機に乗るのが大変苦手であり、常に落ちるのではないかとの恐怖観念にかられてしまう。昨年だけでも何度かセスナのような飛行機に乗ったりもして、よくそんなことができると我ながら感心してしまうが、国際線などは航空会社、機種、座席が大変気になってしまい、2,3万円ぐらいの差ならためらうことなく高い方を選ぶ。それでも不安はぬぐいきれず、飛行機に乗ったら前の椅子にくっ付いてるビデオモニターに釘付けになり、常に飛行地図のページを見て何メートル上空にいてどこを飛んでいるのかを把握していないと落ち着かない(よってモニターが設置されていない中国国際航空やパキスタン航空などは原則として乗らない)。ただ最近は不安を和らげる方法を編み出しつつあり、それはひたすら映画やドラマをみて時間をつぶし、食事が出たらワインを複数回注文して立て続けに飲み、ほどよく酔ったところでオーディオで195,60年代の音楽をきくことである。酔った頭で当時のハリウッド映画の主題歌などを聞いていると「自分はなんとつまらないことにあくせくしているのか」と大きな気持ちになれる。酒に酔った体には揺れも時に心地がよい。
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by gikyoudai | 2009-01-12 20:44 | コラム | Comments(8)
すべてはここから始まった
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ここは小学校低学年から30歳過ぎまで暮らした家。心が不安定だった中高時代も、大学受験も、中国との出会いも、就職も退職もみなここで起きたことだ。ある人にとっての山や泉や畳の香りやピアノの音色だとかのいろんなものが、ぼくにはここに詰まっている。
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by gikyoudai | 2007-10-04 18:22 | コラム | Comments(4)
もちろん
 ここで言う「商品価値がゼロのようなもの」とは、人によって基準、というか目標が違うわけで、必ずしも商品価値ばかりを追求するとは限らない。
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by gikyoudai | 2007-09-29 22:55 | コラム | Comments(2)
そんなわけで
 この仕事を売春業やホスト業にたとえることは唐突ではない。その気になれば今よりも稼ぐことができるかもしれず、それは体力・気力しだいである。一方、商品価値がゼロになれば、いかにがんばろうが、いかに節約につとめようが、とてもやっていけない。そして、体力や気力や自分のがんばり、というものを超えた「商品価値がゼロになれば」のような物を常に相手にしなければならない。この不確定さに比べたら、生計の不安定さのいかに安定していることか。
 だから、がんばる、というのは、ただがんばるのではなく、がんばることの見返りも自分で保証させていくことも含めた、がんばりでなければいけない。この仕事に限らないのかもしれないが。
 ただいま作業中。ふとそんなことを考えてみる。
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by gikyoudai | 2007-09-28 18:05 | コラム | Comments(2)
生計よりも不安にさせるもの
 この仕事をしていると、よく、
「生計は大丈夫ですか?」と聞かれる。
 けれども、当面の生計だとか、将来の家計などは確かなビジョンがあるわけではないが、
それは突き詰めれば誰とて同じことであり、フリーの書き手である自分ばかりがそうなのではない。経済事情について輝かしい希望があるわけではないが、泥沼にはまった絶望があるわけでもなく、早い話が、意識の上に挙がることがあまりない。
 それよりも怖いのは、たとえば教室で皆を笑わせていた人が、ある頃から「あーもう飽きたな」などと言われて、笑わせることができなくなっていくような、そういうことの方が不安に違いない。
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by gikyoudai | 2007-09-27 19:23 | コラム | Comments(4)
南北ライン
 中央線沿線にいて不便に感じるものに、南北の行き来がある。中野よりも西側、たとえば荻窪などは中央線快速、中央線各駅停車、東西線、丸の内線が走っていて、とても便利に見えるのだが、実際はそれほど交通の便がよくなく、要は東京西側の住宅地と東京中心部・東側のオフィス街を結ぶ路線が微妙に変わっているだけである。荻窪から行き来するのに不便さを感じる場所としては品川、新橋、有楽町などの南部エリアと、六本木、表参道、渋谷、代官山などの渋谷圏が挙げられる。特に品川、渋谷に通うのは遠いか、とてつもなく混んだりして窮屈である。また、神保町、秋葉原、上野、池袋などの個性的な街に行くのにも相対的には不便である。そして、品川、台場だとか、六本木、表参道、秋葉原だかの方が新しいものが多かったりするわけだから、ぼくのような毎日行くところが違うような人種にとっては不便極まりない。
 大江戸線のある東中野、井の頭線のある吉祥寺を除けば、中央線沿線の中野、高円寺、阿佐ヶ谷、荻窪や三鷹以西などは今後は住宅街に(通勤を除けば陸の孤島に)今以上に特化していくのではないかと思う。かつて山手線が入ることを拒んだのが浅草の華がしぼんだ発端だったりしたわけだが、中央線沿線にとって残念なのは埼京線や湘南新宿ラインを作れるような線路の無駄がなかったことがある。
 
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by gikyoudai | 2007-09-15 09:50 | コラム | Comments(4)
ハイカラに故郷を想う
 母方の祖父(故人)は明治生まれの生粋の大分人であったが、方言を話したのを聞いたことがない。若い頃から話さなかったようで、標準語と言うよりも、外来語を多用した昔の小説のような話し言葉だった(車をカーと呼び、ご飯をライスと呼ぶような)。朝食はコーヒーにトーストと決まっていて、常に洋装だった。まだ車が普及してない頃から自動車を乗り回し、亡くなる半年前まで乗り続けた。いわゆるハイカラな人だった。
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by gikyoudai | 2007-08-29 11:34 | コラム | Comments(2)
原理原則・状況認識とは別視点での朝青龍問題への視点
 朝青龍の巡業不参加・サッカー試合出場を契機とした騒動についていろんな意見が出ているが、おおかたは以下の3つに分類される。
(1)朝青龍と高砂親方、あるいは相撲協会(朝青龍の品格、親方や協会の指導不足など)を非難する。
(2)(1)とほぼ同じ枠組みだが、朝青龍を擁護する(外国人力士、これまでの功績、協会のありかたへの非難など)。
(3)朝青龍の「病気」を重視した上での意見(モンゴル帰国が望ましい、協会の対応の是非など)
 このうち(1)(2)は原理原則論、(3)は状況認識論と言えよう。原理原則とは「横綱とはかくあるべき」「親方とはかくあるべき」「協会(相撲)とはかくあるべき」の原理原則を考察したものであり、(1)と(2)はその原理原則にのっとって朝青龍を非難するか擁護するかの差にほかならない。
 他方で(3)は朝青龍の状況(病気の真偽、病気の知識)を原理原則よりも優先させた発想で、病気が本当であるかどうかと見ることで結論は180度異なる。
 
 ところでぼく、あるいは「ぼく的な発想」といってもいいが、ぼくは朝青龍の一連の問題を(1)(2)(3)のように見ることがあまりない。ぼくがこの問題に関して思うのは
「朝青龍がこのまま引退した場合、朝青龍は史上最強の横綱としていつまでも銘記されるだろう」という一点にしかない。
 昭和以降の横綱で、無敵の時代を築き、なおかつ衰えも見られないまま引退した横綱というのは1人もいなかった(大正以前だと栃木山がこれに該当する)。病死など不慮の出来事で引退を余儀なくされた横綱としては玉錦、前田山、鏡里、玉の海、双羽黒などが挙げられるが、玉錦を除くと無敵の時代を築いた横綱とは言いがたく、玉錦にしても、すでに双葉山に覇権を奪われた後での死亡だった。そもそも無敵の時代を築いた横綱というのは少なく、今かりに常の花、双葉山、栃錦、若乃花、大鵬、北の湖、千代の富士、貴乃花がそうだとすると、彼らはみな相撲生活の晩年を経験しており、弱くなって引退をしている。
 ところが朝青龍が今引退したとしたら、無敵の時代を築き、なおかつ最終場所も白鵬にまだまだ負けぬ第一人者ぶりを顕示したまま引退することになり、「無敵の時代を築き、なおかつ衰えも見られないまま引退した横綱」ということになる。
 となると、今後相撲界はどうなるかと言えば、かりに白鵬が来場所以降無敵の時代を築いても、琴光喜や琴欧州や稀勢ノ里が横綱になっても、所詮は「朝青龍がいなかったからにすぎない」との認識が始終ついて回るようになる。昭和のはじめ、すでに現役を引退して5年が経った春日野親方(栃木山)がトーナメント戦で現役力士を打ち負かして優勝したことがあったが、やがて春秋園事件へと向かうあの頃と同じぐらい相撲が不人気になっていってもおかしくはない。
 相撲は文化であり、格式であるが、なによりも「誰が強いか」をたのしむ競技であり、強くない者が強い相撲など人気が出るはずもない。

 今回の協会理事の反応や外部のバッシングの背後にはこれまでの朝青龍のやり方に対する反発があったことは間違いないが、以上の発想から言えば、本当に朝青龍の鼻をあかしたいのだとしたら今回のようなやり方でなく、朝青龍より強いと明らかにわかる力士が登場し、朝青龍が二番手以下になることが明白になる流れが必須だということなのだ。そうではなく今回のような流れで引退させるのだとしたら、朝青龍の鼻をあかすのに力士の台頭をのぞむことができず、巡業部長などの肩書きによる強権発動で動かしたことになり、それは相撲界に相撲の論理とは別の力(強い弱いの価値でなく協会の上か下かであるような力)が入り込んでいることにすぎず、相撲人気はますます落ちることになるとぼくは思っている。となると相撲協会も朝青龍を超える力士を台頭させるべく尽力すべきで、今回の件では何はともあれ朝青龍の復帰を果たさねばなるまい、いいか悪いかなどという話ではなく、得策であるかどうかということである。
 もちろん、強いことが重視される相撲界でも強くあれば何だって許されるわけではない。それはそうだが、だとしたら今回の朝青龍の行動が強さと品格の矛盾を突きつけるほどの一大事であったのかとぼくは問いかけたい。
Excite エキサイト : スポーツニュース
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by gikyoudai | 2007-08-14 14:14 | コラム | Comments(8)
全斗煥に「クスッ」
 今年の春、ソウルに寄ったついでにノレチャンヌンサラムドゥリ(歌声を探す人々)の結成20周年コンサートに行った。ぼくは韓国の音楽と言えば学生運動の世相にマッチしていた渋いフォークのこのグループしか知らず、学生時代によく聴いたもので、たまたまソウル滞在中に記念コンサートがあるということでチケットを手に入れたのだった。
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 20年前と言えば1987年。日本ではバブルと円高を背景に大勢の若者が海外脱出をはかっており、ぼくもその1人だった。韓国と言えばオリンピック前でまだ戦後の貧困が露見していた頃だし、しょっちゅう学生運動のデモが見られ、漢江の川べりに大勢がたむろってフォークソングを口ずさむ、なんてことがよく行なわれてそうな印象があった。ノレチャンヌンサラムドゥリの静かだけど熱のこもったフォークはまさにそんなシチュエーションにふさわしい曲だった。
 こうした印象を述べても信じてもらえないほどにイメージとしての韓国像は大きく変わった。とはいえ、実際の韓国はぼくが昔歩いた時のような道や店や、人の振る舞いがあって、韓流ドラマで出てきそうな小奇麗でスマートな雰囲気はあまりなかった。そういうわけで、デモやアングラの類は元気がないようだが、20周年記念コンサートもソウル大そばの学生向けスポットが建ち並ぶ界隈の小ホールでさりげなく行なわれた。
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 87年当時の映像を背景に当時のヒット曲をうたっていくもので、懐かしかった。懐かしかったというのは、ぼくと同年代の人たちが大半を占める中で、おそらく彼らも懐かしさを求めてやって来たに違いなく、そうしたオーラを受けてのものでもあるが、他方で懐かしかった、としか言いようがないぐらい、今の韓国に彼らのフォークを重ねあわすことは難しそうなのだが、そのギャップが現実のものなのか、それともたんにぼくの韓国イメージの問題なのか、後者だとしたらぼくはこの国をもっと歩かなくてはならないのだろう。 
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 そういえば、87年の映像の中に全斗煥元大統領が登場した時、大勢から「クスッ」といった笑い声が漏れたのは新鮮だった。中国でもぼくの周りの連中はテレビに胡錦涛なんかが出てくると「クスッ」とやるものだが、シラケとも皮肉ともつながるこうした笑いがソウルでも聞かれたことは韓国のニュースに接する際に頭に入れておきたいことだとは思った。そして、今はただ懐かしさを求めにここにやってきた周りの人たちにたまらぬ親近感を抱いたりもしたのである。
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by gikyoudai | 2007-08-06 12:49 | コラム | Comments(0)
   

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