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北京日記07皐月6
(食事日記)
24日(昼食)12時半:刀削麺(甘家口)、(昼飲)15時:コーヒー(海淀・万聖書園)、(夕食)19時:宮廷料理(海淀)、(夜飲)23時:お茶(豊台)
25日(昼食)13時:OZ332の機内食
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
 北京日記07皐月編はこれで終わりです。最後までとても愉しいひとときを送り、感謝でいっぱいです。
 そういえば12日(?)、天安門の毛沢東の肖像画が燃やされる、という出来事があったようです。精神病者が犯人とのことですが、定かではありません。
 この件に関し、友人が言った次の言葉が印象に残りました。
 「今、北京では、そのようなことが起こっても全然不思議じゃない。巨大だし、いろんな考え方があるし、怒ってる人もたくさんいるだろう。何があっても驚かなくなったよ」
 体調悪し。節制を心がけねばなりません。
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by gikyoudai | 2007-05-30 17:29 | 中国 | Comments(15)
北京日記07皐月5
(食事日記)
(22日)昼食12時水餃子など(甘家口、地球村)、夕食21時:四川鍋(東直門)
(23日)昼食15時:精進料理(伝媒大学)、夕飲17時:五糧液(双城)、夕食19時半:やきとり(新源西里)、夜食22時:うどんなど(后海)
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
(28日更新)
 話が前後しますが、いま大変体調が悪く、書きたいことが書けない状態です。24日以降についてはしばらくしてから書くことにして、22日、23日のことを書きます。
 この両日は大変雨の多い二日間でしたが、まあまあ精力的に活動しました。電話も含め北京に在住する日本の人と接することが多かったです。ぼくは日ごろ、行動範囲の問題もあって北京で日本の方と接することが少なく、このような機会を重宝すべきだと考えるようになりました。以前であれば、ぼく1人が突出したことをやろうとばかり考えていたのですが、個人だけよりも個人の連帯を求めるようになり、しかもその対象に日本人も含まれるようになりました。今後北京では前にも述べたように地方行きを組み入れることに加え、日本人との出会いや再会も義務付けようと考えています。
 それはそうと、北京に在住し現代アートの活動を行う日本の人がいることも初めて知りました。留学生で関心を持つような人がいたのは知ってましたが、実際にパフォーマンスなどを行う人たちにお目にかかるのは初めてで、いずれ彼ら彼女らの作品も見てみたいものです。さてさて、日本人が北京のアートシーンで活躍するためには、日本人であることを際立たせるべきか、それとも際立たせないべきか、それぞれの道があるかと思いますが、べきかべきでないかの自問と回答の模索は必須ではなかろうか、などと語ったりしました。もちろんぼく自身に対する要求でもあります。
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by gikyoudai | 2007-05-25 16:49 | 中国 | Comments(4)
北京日記07皐月4
(食事日記)
(20日)昼12時:チャーハン(豊台、家)、夕食19時:羊の焼肉など(環鉄→798)
(21日)昼12時:水餃子(草場地、家)、夕食18時:江南料理(航天橋)、夜食21時:ミートソース(女人街)、夜飲0時:ウイスキー(国貿)
。。。。。。。。。。。。
 少し体に限界が出つつありますが、もうしばらく今の生活を続けます。
 中国には波があります。ぼくはしばしば郊外の拡張を語ってきましたが、五環外から四環外に戻る、日本で言えば浦和から川口に戻るといった感じの、少しくの回帰現象が起こっているかもしれません。
 ぼくは以前、朝鮮の政治に不満があった場合に韓国を選択するしかない、ことの不自由を語りましたが、中国の政治に不満があり、なおかつ親台湾でもない、ということが日本でなかなか理解されない、もしくは親台湾でなければ親中共でなければならない、といった不自由さがあるのではないか、そのような考えを語ってみたりしています。ここで言いたいのは韓国や台湾への批判なのではさらさらありません。韓国という国を好むことや台湾の独立を支援することも、ともに可能性としてあるわけですが、思考の幅を言いたいわけです。ぼくのこの考え方に対して、戦争状態の二者択一状態を知らぬモラトリアム的発想だと決め付けることも可能ですが、現実に中国でそのようなことがあるとしたら、それを切り捨てるのでなく、自らの思いと重ね合わせていくことも可能だし、必要なのではないかと、深夜にふと思いました。とても静かな夜です。
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by gikyoudai | 2007-05-22 04:17 | 中国 | Comments(2)
北京日記07皐月3
(食事日記)
(19日)昼食11時:焼き豚など(豊台、家)、夕食19時;湖南料理(望京)、夜飲22時;ウーロン茶(豊台)、夜食0時:マーラータン(豊台)
(20日)朝食8時半;粥(豊台、家)
。。。。。。。。。。。。。。。。。。
 今回湖北に行ったのは、もちろん湖北で出会ってみたい対象があったからですが、そのことも含めて、北京に行くことの中に、中国の他の地方に目を向ける必然性が生じたからでもあります。ぼく自身の心境の変化というよりも北京で会う対象の人たちが地方にしょっちゅう行くようになったことを、ぼくが感じた、というふうに言うべきかもしれません。
 個で活動する人たち、を主軸に置いて考えるならば、少し前までの北京は出島のような特殊な環境の場所で、中国の他の地方の中で突出しすぎたところがあったように思います。何か特別なことをやりたければ北京に行かなくてはならず、しかも北京に行ったら地方とは多少疎遠になる、ようなことです。ところが今ぼくは、北京の少なからずの人が自分のふるさとも含めて地方に強い関心を持ち、そして行動することを実感し始めています。もちろん、たとえばある種の自由主義者にとって北京よりも地方の方が迫害に遭いやすい、地方の方が政府の力が強い、といったことはあるわけですが、それでもごくわずかながらも、地方に目を向けた政府以外の行動が始まっていることは確かです。
 そんなわけで今後北京に行く際に必ず一箇所は地方行きをはさんでみようと考え、1泊の湖北滞在のために夜行列車で二泊したりしてみました。若い頃なら何ともなかっただろうに、少々ハードではあります。
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by gikyoudai | 2007-05-20 12:16 | 中国 | Comments(2)
北京日記07皐月2
(食事日記)
(15日)朝食9時:チョコ菓子(豊台、家)、昼食13時:弁当(甘家口)、夕食20時:ロババーガーなど(K281列車内)
(16日)朝食7時:米線(K281列車内)、昼食12時:田舎料理(湖北・谷城)、夕食19時:田舎料理+白酒(湖北・谷城)
(17日)朝食8時:つけ麺(湖北・谷城)、昼食11時半:田舎料理(湖北・イン集)、夕食18時:川魚づくし+白酒(湖北・襄樊)
(18日)朝食9時:車内販売弁当(k280列車内)、昼食14時:ミートソース(海淀・第6感)、夕食19時半:精進料理(鳳凰嶺、家)
(19日)朝食8時:きのこ粥(豊台、家)
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
 18日発売のNHKラジオ「中国語講座」6月号で連載『北京アンダーグラウンド(続編)』第9回「農村」が掲載されます。機会あればご一読ください。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
 18日発売の「新潮45」6月号で「「韓非子」「孟子」に学ぶコミュニケーション術」」が掲載されます。機会あればご一読ください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 久しぶりに硬臥(B寝台に該当)に乗りました。大学時代の91年春以来だったかと思います。かつてよく中国の鉄道を使った頃は硬臥のチケットを確保することはとても難しく、上海→ハルビンのような長距離でも硬座(座席車)を使うことが当たり前でした。上のクラスの軟臥(A寝台に該当)もあるのですが、これは4人用のコンパートメントで一人で旅行する場合、ほかの三人が誰になるかで旅が大きく変わってしまい、またA寝台というほど設備がすばらしいわけでもないので、敬遠したくなります。最近は1、2人用個室の高包というのも現れましたが、ぼくの乗った列車には高包がなかったのでためらうことなく硬臥を選びました。日本と違いカーテンのない三段式の寝台で、22時頃になると車内が真っ暗になるのは昔と同じです。デッキでしかタバコが吸えなくなりましたが、乗り合わせた客から話しかけられたりすることも含めて、以前と変わっておらず、大変懐かしい思いをしました。
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by gikyoudai | 2007-05-19 10:19 | 中国 | Comments(2)
北京日記07皐月1
食事日記
11日・・・朝食(11時):機内食(OZ107)、昼食(14時):機内食(OZ333)、夕食(20時):水餃子など(甘家口)
12日。。。朝食(10時):粥(豊台、家)、昼食(12時):麺(豊台、家)、夕食(18時):韓国料理(798)、夜飲1(20時):ビール(北五環{郷土人情})、夜飲2(23時)ソルティードッグ(建国門)、夜食(3時):シシカバブなど(豊台)
13日。。。朝食(8時):粥(豊台、家)、昼食(12時)水煮魚など(人民大学東門)、夕食(22時):東北料理(武夷花園)
14日・・・朝食(10時):海鮮料理の打包(ヨン和家園、家)、昼食(14時):刀削麺(大望路)、夕食1(18時)水餃子(甘家口)、夕食2(20時)東北料理(西駅付近)、夜飲(23時)コーヒー(北四環)
。。。。。。。。。。。。。。。。。。
 明日から少しの間、ネットを見れない可能性があります。また今回はいつもにましてバタバタしていて、ネットを見る時間が減っていますが、少しでも多く書いていきたいと思います。
 北京ではサロンと呼ばれるシンポジウムのような勉強交流会が目立って増えてきている印象があります。いろんなところで書いているようにそうした動きはもともとあるのですが、{サロン}という言い方で定着しつつあります。人権や環境など当面の深刻な問題を、比較的先鋭の人たちが語り合い、情報交換をする場です。
 個人の力を重視していくこと、そしてその連帯を模索していくこと。作家・毛丹青さんの「素の日本をもっと伝えたい。立つのでなく座る目線で相手を見ること」への熱意、弁護士・李方平さんの「民主化とは民間が推し進めていくもの」を実行する勇気、画家の王慶松が北京の「乱」を肯定的に見るようになった変化。熱意・勇気・変化、そして対象を信じること、新たな出会いと再会の新鮮がぼくを前に前に進めます。
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by gikyoudai | 2007-05-15 04:14 | 中国 | Comments(0)
それでも前に進みます
 不安や後悔もありますが、ぼくにはそれしかない、と考えました。
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by gikyoudai | 2007-05-11 05:52 | 日記 | Comments(4)
知識を否定するのでなく
 今日(8日)発売の「中国語ジャーナル6月号」で、連載『素顔の中国人』第27回「想家と回家」が掲載されています。機会あればご一読ください。
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 ぼくはたまに「中国について知られすぎている」「なぜ日本では誰もが中国の地図上の位置を知っているのか?」などの言葉を発しますが、これはぼくの表現の未熟さもあって違うふうに受けとめられることがあります。最近友人からも指摘を受けましたが、そうした指摘はともすれば独りよがりになりがちの身にとってとても貴重です。少しずつでも補足をしていこうと思います。
 ぼくが「中国について知られすぎている」というのは日本で中国の知識が十分あることを意味しません。むしろその反対で、だからこそぼくも中国のことを書いたりしています。ここで言いたいことは、中国のある種の情報が特に努力しなくても自然に与えられてしまうこと、そして、その与えられ方が隣国であることをもってしても余りにも多すぎ、さらには余りにも偏っていることです。こういう状況ではなかなか自分のスタンスで対象に向かうことをしなくなり、なおかつ知らないという自覚も生じにくいでしょうから、それでもって「中国について知られすぎている」というわけです。
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by gikyoudai | 2007-05-08 18:09 | 中国 | Comments(0)
気休めの愉しみ
 日本はゴールデンウィークであるが、中国も8日まで大型連休である。今年、ぼくは毎日作業や打ち合わせをし、休むことはなかったが、中国のある友人も全く休めなかった。昨晩、そんな友人とチャットを交わす。少しくの時間。
 「今から夜の町をふらつこうか」
 「今夜などビールが合いそうだね」
 もちろん、夜の街をふらつくこともビールを飲みまくることもできない。ただそうしたいということだけを話している。
 今のぼくは、体調の悪さや、自分の力についてネガティブな発想の隣り合わせにおり、不安を払拭するためにあえて忙しくしているような状態で、たぶん、遊ぶことよりも、遊ぶゆとりのない同士で遊びたいと語ることの方が好きなのであろう。
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by gikyoudai | 2007-05-06 13:22 | 日記 | Comments(12)
文化の位置付け
 先日鎌倉で、ある著名な現代画家の家族の方々と話をする機会があったが、日本の現代美術はやはりスポンサーが絶対的に不足しているらしい。このことは現代美術に限らず、日本のあらゆる文化事象に当てはまることかもしれず、文化財の保護にまで及んでいる。
 経済大国になっても文化に力を入れなかった、ヨーロッパでは経済が伸びるとそれにつれて文化にもカネをかける伝統があるのに、日本にはそれがない、という指摘は確かに当たっていると思う。特にセレブの言葉などで知られるIT長者が全く文化に関心がないのか、近年はその傾向がますます顕著であるように思う。
 そして限りなく少ないパイをめぐって、官僚のような文化関係者たちが潰し合いのようにして自らの持ち場を守る、他方で割り当てられない同士が貧乏自慢をし、あるいは足の引っ張り合いをする、それが文化活動と言えるだろうか。

 ひところぼくは、それまでやっていた中国現代アートの紹介をやめたことがある。北京で現代アートが盛んなことはこれまで度々述べたが、それを取り巻く日本の美術関係者は、例外こそあれ総じて冷淡だと思う。評論家然とし、行動を起こすことに消極的で、「評論はするがそれだけでしかない」との言われ方を外国の人からもされる。北京の人間臭い現代アートの場とそれを取り巻く日本の関係者を較べた時、それはまるで戦国時代の群雄割拠の中、蹴鞠に興じる呑気な室町貴族のように思えてしまい、とても文章を書く気になれなかった。最近になって再び書き始めたのはぼくが書く以外の行動にも着手したからにほかならない。

 『北京芸術村』という本を書いた時も、そして今、中国の現代アートについて書く時も、全く同じような困難が立ちはだかる。困難さはやまほどあるが、その一つに「現代美術の日本での位置」の問題がある。たとえば北京において現代美術は1999年ごろを境に180度環境が変わった側面があり、それはそれまでは警察に追いかけられるばかりだった政府との関係が一転、政府がむしろ現代美術を利用しようとし始めたことで、このことを「アーティストが寝返った」ととらえることは必ずしも誤りではないが表層的であり、実際問題、アーティストをめぐる環境は昔からなんら変わっていない。すなわち中国政府にとって現代美術とは、けっして日本でそうであると見られがちなように、余興だとか付録だとか花鳥風月サロンのようなものではなく、もっと根本に据えるべきものだ。
 北京における現代美術の位置付けが日本で理解されるのはとても難しい。それは中国の理解の問題ではなく、現代美術、もしくは文化全般に対する理解の問題に違いあるまい。ぼくが中国の知識など不要などとたまに語るのも以上のような事情にもとづくものである。

 今月はフランスの思想家・ピエール=パシェ氏が来日し、各地で講演を行なう。岩波『文学』での根本美作子の訳と評論があるが、日本でもっともっと知られるべき存在である。こういった本格的な講演がもっと行なわれ、幹となる文化をしっかりと考えていく試みがもっとなされてしかるべきだと思い、関係者の慧眼と尽力に敬意を表したい。
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by gikyoudai | 2007-05-02 17:21 | コラム | Comments(6)
   

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