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2011年の目標の再読ならびにご挨拶
2011年目標の再読・反省です。
(1)書籍を意識した執筆もしつつ昨年以上のペースで書く。
今年は共著形式の依頼原稿の執筆が比較的多くありました。すでに出版されたものや来年出る予定のものがあります。原稿を依頼されて張り切ることはルポライターとしては光栄なことで、またその限りでできるだけのことはやったと思います。
しかし、フリーの物書きというのは、依頼をされ、それに全力で尽くすことは必要条件ではありますが、依頼されなくても書きたくて書くという文章がそれを超えるぐらいでなくてはなりません。多忙を言い訳にして、書きたくて書くものが十分にできておらず、こちらは0点です。
雑誌・新聞を持ち込みも含めて取り組んだことを評価するにせよ、今年は50点としておきます。

(2)市民・民間の社会や文化の交流活動
こちらは少しずつですが、前進してます。もちろん(1)のような目に見える成果は芳しいとは言えず、もっとやろうと思います。今のところ書き手としての自分で交流活動にまい進しているだけの感があり、活躍される人の紹介などもう少し違った角度からの取り組みを意識したいです。

(3)日本、中国、韓国での地方との関係強化
はっきりとした線はできてませんが、行動範囲が地方に向かっていることは確かで、多少評価したく思います。

(4)韓国語を学ぶ。
まったくだめですが、これは気長にやります。

(5)健康のために生活習慣の改善を続ける。
体重のリバウンドが気になりますが、薬がいいのか、健康状態は良好です。

(6)武術の向上
そして、
(7)上手な酒との付き合い方を築く。

まったくだめです。精進いたします。

総じてまだまだです。先日45歳になりましたが、青二才です。

今年は地震が最大の出来事だったと思います。まだこの体験は社会的にも、そして自分としても、思想や行動の新たな展開につながっているように思えませんが、むしろ来年以降じわじわと起きてくるのかもしれず、あるいは無意識の変化を体験中なのかもしれません。
そして、例年にもましてあっという間に過ぎた一年でした。あと何回こういう体験ができるのだろうか。死にそうになった体験からでしょうか、最近過去の人物の伝記などに触れるたびに亡くなる年齢に注目しているのに気づきます。
とにもかくも生きていて今年を終えられそうなことに感謝です。この一年、ありがとうございました。このブログをご覧になった方にとって2012年がよいお年になることを祈ります。
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by gikyoudai | 2011-12-31 20:36 | 日記
大陸日記11晩秋~師走7
食事日記
12月5日
朝食9時:地下鉄内
・・・菓子パン(どんなのか忘れた)を電車内で
昼食11時半:江南西駅付近の広東料理店
(作家・野渡さん)
・・・白切鶏、きゅうりときくらげ、豚炒め、魚のネギ炒め、白米、ビール
夕食17時半:JL856便の機内食
・・・ハム・えび・白切鶏・魚フライなどの冷菜、チキンカレー、そば、ハーゲンダッツアイスクリーム、ワイン、
 大陸日記11晩秋~師走編はこれでおしまいです。
 大陸紀行の帰りは午後の遅めの便にして、最後の最後まで何の予定も入れておかないことが好きです。最後の最後、予定がなければ見たい光景を探してそぞろ歩きもよし、突然会いたい人に会うこともできます。今回は広州からの帰国便。昼飯を野渡さんと過ごしました。彼と前回会ったのが今年1月。その翌月、彼は警察に拘束され、8月末に解放されます。1ヵ月太陽を見ず、最もきつかった時で1週間眠ることを許されなかった彼でしたが、今回会った限りでは元気そうで、ひとまず安心です。
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 地に足の付いた、物おじしない人です。尾行などは一切ない、広州はここらへんはいいところだ、と言います(本当に尾行がないかどうかは定かでありません)。かつては広東省の地方政府の職員だった方で、当時から市民に開放された政府作りを目指してホームページを作るなどの活動をしたと言います。そして今はフリーの作家として、国内に市場は望みにくいのですが、旺盛な活動を続けております。どこででも志さえあれば何かができる、そんなことを教えてくれるかのようです。
 彼と会うことはなんとかなったのですが、1月の時のように大勢で会うことは現在の広州では難しいようです。北京ではもっと難しいのですが。今年の大陸紀行は1月に野渡さんと会うところから始まり、そして12月に彼と会って終わりました。いろんなことがあった大陸もいよいよ年の瀬です。
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by gikyoudai | 2011-12-27 17:02 | 中国
大陸日記11晩秋~師走6
食事日記
12月3日
朝食10時半:昨晩の飲茶レストラン(劉さん)
・・・ピータン牛肉粥、エビの春巻、小龍包、青菜炒め
夕食18時:広東電白料理の屋台(劉さん)
・・・白切鶏、八宝菜スープ、豚もつ、海魚焼、ウイスキー、白酒
夜食24時:楽園路・海鮮街(劉さん)
・・・伊勢えびと麺、青菜炒め、貝のつまみ、白酒
深圳泊

12月4日
朝食10時:家
・・・牛肉ビーフン麺
昼食12時:深圳地下鉄華新駅そば飲茶鳳凰楼(劉さん、旅行会社経営・李さん)
・・・焼ビーフン、ねぎ餃子、あげパン、鶏の手、チャーハン、青梗菜炒め、餅スープ
夕食18時半:広州・咱家福(魯迅研究・張先生、漢方医先生、元外資系企業職員・鄧さん)
・・・きゅうりとくらげビーフン、魚の辛いスープ、青菜焼、豚のにんにく炒め、えんどうと豚の炒め、もつの辛炒め、羊肉焼餃子、ピーナツ、ワイン、白酒
広州泊

 本ブログなどでもたびたび触れましたが、広東省では住民たちが立ち上がる動きが頻発しています。ぼくが広東省を出るのと入れ替わるように広東省陸豊市周辺の村で村民自治の勃興という事態が進行中です。その現場を訪れたわけではありませんが、広東省の、そういうものが起きても不思議でない気分はなんとなくわかりつつあり、興味を持っています。政府との対立に焦点が置かれがちですが、ここでは政府との対立とかでなく、政府も一体化したような市民社会的な動きがあるように思うのです。このような事態を語るサロンで参加者が混然一体化しているところにも表れます。ぼくが追っているのは事件よりもそうした気分です。
 たとえば深圳という街が大変落ち着くと書いたことがあるのですが、それは街中の公園のこんな銅像に触れた時などです。
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 地方出身者たちが作った大都市・深圳の主人公である出稼ぎ労働者たちの銅像です。モデルになった出稼ぎ労働者の人だけでなく、どのような目的であるかは別に銅像を作った者や公園を管轄する政府の人間にも、よそでは見られない視線の温かさを感じてしまうのです。
 深圳が好きなのは日本だとか中国だとか関係なく、ここにいると人間がとても好きになる気がしてくるからです。こういう言い方自体が傲慢ではあります。そういうことを銅像の一つ一つが教えてくれます。日ごろ東京だとか北京でわりと突っ張った生き方をしている自分が自然体になれていくのをここでは感じます。ぼくは広東で起きている抵抗運動などの動きを、全部が全部でないにせよ、どこかでこの延長線上で見ているところがあるのを、今回の滞在であらためて知らされました。短い滞在でしたが、よき深圳の旅に感謝です。
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by gikyoudai | 2011-12-26 19:17 | 中国
大陸日記11晩秋~師走5
最近発売の『新潮45』12年1月号で映画『運命の子』(チェン・カイコー監督)のレビューを書きました。
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食事日記
12月1日
朝食7時半
・・・卵、水餃、カリフラワー、玉ねぎ炒め、豚炒め、麻婆豆腐
昼食12時半:綿竹市NGOオフィス
(秦家坎村・楊運金組長、王玲女史、葉方舟青年、曹マダム)
・・・青菜スープ、セロリと豚干し肉、豆苗ときくらげサラダ、豚肉炒め、ネギと豚干し肉、白酒
夕食18時半:遵道鎮・王玲家庭
(秦家坎村・楊運金組長、王玲一家、葉方舟青年、曹マダム)
・・・激辛鶏炒め、血豆激辛煮、干し豚肉、卵スープ、野菜スープ、激辛ビーフン、回鍋肉、白酒
綿竹泊

2日
朝食7時半
・・・卵、水餃、カリフラワー、キャベツ・レンコン炒め、ホウレンソウ炒め
昼食11時半:綿竹市外れ、羊鍋店
(王玲女史、彼女と幼馴染の運転手、曹マダム)
・・・激辛羊鍋(羊肉・羊皮・白菜・大根)、白米、クコ白酒
夕食①18時半:CA4389便機内食
・・・ニンジン・レンコンサラダ、豚肉ごはん、ミカン、ピーナツ、コーヒー
夕食②20時半:深圳・宝利来ホテルの飲茶レストラン
(旧友の劉さん、無錫テレビの2人)
白切鶏、鶏スープ、カキフライ、ウナギフライ、牛肉炒め、麦飯粥、ウイスキー
夜飲22時:付近
(旧友の劉さんほか)
ウィスキー、果物、粥、焼餃子1枚
深圳泊

 四川省綿竹市周辺は四川大地震発生からまもない08年7月以来、ほぼ半年に1回の割合で通っています。被災地はもとより被災者でありながら志願者、そしてNGO職員として復興事業に関わる人に注目してきたからです。
 被災地としての綿竹市は今後新たな局面を迎えそうです。豊かな江蘇省を中心とした他の省の支援が中心の建設事業はある程度完成を見せています。いまだに建築が進んでいないエリアはもともと支援が少ないエリアで、今後それほどの開発事業は行われないと思います。
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(上の写真は蘇州市の支援で立派になった年画村です。観光を新たな売りにして兼業農家が発展することが期待されています。)

 綿竹市周辺で言えば「地震が起きたことで10年分の発展を3年で成し遂げた」とあちこちで言われることを前回の日記(11年4月)で述べましたが、今後は復興が進んだエリアについて言えば、いかに産業(観光など)を発展させていくかが鍵で違いなく、また復興が進んでいないエリアはいかにして発展の経路(スポンサーなど)を作っていくかが問われています。NGOで言えば、当初一部の農村でNGOの支援を受け入れたのはそのNGO団体の計画や抱負に村民・村政府が賛同したこともあるでしょうが、それ以上に海外基金などの支援金が入る魅力があったに違いなく、今後支援金が減る中で今まで通りNGOとやっていくのか、それとも別のやり方を探っていくかに迷っているわけです。

 被災地としての変化は以上の通りですが、NGOと関わる中で別の面での変化にも関心を持ちます。食事日記でしばしば名前を挙げた「曹マダム」。40歳で高雅な雰囲気を持つ四川女性の彼女はもともと温州市など沿海部で食堂経営・食堂従業員などの出稼ぎ労働をしていた人で、このNGOにはコックとして入ったのでした。ぼくはこれまで事務所に行くたびに彼女の作る家庭料理に舌鼓を打っていたのですが、今回来て驚いたのはその彼女がいつしかNGOスタッフになって現地報告書や会計を手掛けていることでした。「収入はやや下がりますが、とてもおもしろい」ということで、事務所が什邡市から綿竹市に移転してこともあって単身赴任でNGO職員をやっています。もともと明朗で世話好きの人ですし、出稼ぎ経験も豊富な地元出身者なので大いに活躍するのではないかと思います。そして、コックとして入った出稼ぎ経験者がいつしか村づくりに奔走するこの国のNGOの魅力に触れた気になったのでした。
 四川では以上のことが印象的でしたが、実際には1日、2日とも昼間から酒を結構飲み、ふらふらだったのをおぼえています。今書いたようなことは成都を離れる飛行機で考えていたことでした。
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綿竹市郊外・漢旺は被害の甚大だった場所です。被災当時の姿を見ることができます。左の山波が震源に連なる所で、地震は山から来たのでした。
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by gikyoudai | 2011-12-19 11:07 | 中国
大陸日記11晩秋~師走4
食事日記
29日
朝食8時半:画家張偉・九九夫妻提供
・・・あんパン、フルーツ
昼食11時15分:重慶・四川美院そばのカフェ(社会活動家・周鴻陵さん)
・・・水煮肉定食(近くの屋台より)、コーヒー
夕食18時:重慶・黄确坪の坂下の食堂(画家張偉・九九夫妻、楊西女史、器空間の若手職員)
・・・白酒、ひまわり種、田うなぎから揚げ、麻辣豆腐、ほうれんそう炒め、どじょう激辛煮、きゃべつ炒め、血豆腐、じゃがいも煮
成都泊

重慶は一年半ぶりです。この間、東日本大地震があり、重慶に20年近く住む九九さん(臼井久美さん)の実家・大船渡もかなりの被災をしました。ほかにもご家族をなくす不幸があった彼女でしたが、相変わらず元気でした。彼女の語学力はおそらく重慶語>日本語>標準中国語でしょう。これほどまでに現地化した日本の方は高齢者を除き中国ではあまり知りません。ちょうどぼくと同じ80年代終盤に初めて中国に行ったそうですが、ぼくが女性やら刺激やらを求めて上海やハルビンをうろうろしていた頃、彼女は日本語が飛び交う北京よりももっと奥に行きたいと重慶まで行き、そのまま重慶を気に入って四川美術学院に入学したのだそうです。そんな彼女と、気高く悩める画家である張偉氏との夫妻の案内で四川美術学院を散歩します。2人のアトリエにも寄ります。
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写真の右手に夫の悩ましい心を反映したような作品、左手には小さな画用紙でおびただしい数の彼女の作品が並んでおります。重慶全般にその傾向がありますが、中国現代アートの売れ線とあえて距離を置くところがあって、現在の活況を呈す中国現代アートとは完全に一線を画し、売れない画家であることを自認し、誇りを持って日々創作に励む2人です。

山城と呼ばれ、至る所が階段や坂だらけの重慶ですが、階段や坂はトンネル同様、そこを超えると景色が一変することがあります。たとえば、四川美術学院そばの通りから長江に向かい、階段を少し降りると、フォークギターを持った若者たちの声が響く場に出くわします。
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いったいいつの時代なのか、坂を下りると数十年タイムスリップするのか、そんな気がしてもきます。内陸に位置し、巨大な人口を抱えるこの都市が持つ重層性が階段や坂を見てそんな気分にさせるのかもしれません。
さらに坂を下り、長江がまじかになったあたりで出てきたこの食堂がおいしいのだと張偉が言います。なるほど絶品で、シブイ店を知ってるなと感心をし、酒を酌み交わし、短い重慶滞在を切り上げます。
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「明年見(来年逢いましょう)!」。そろそろ師走が駆け上がってきた感じがしてきて、今年の中国の旅もそろそろ終わりなのだな、そんなことを考えたりもしました。

30日
朝食9時半
・・・チャーハン、肉包、ゆで卵、きゃべつ炒め、カリフラワー炒め
昼食12時:成都駅と城北客運中心の間あたりの麺屋
・・・坦坦麺
夕食18時半:綿竹市四川鍋店(王玲女史、葉方舟青年、曹マダム)
・・・四川火鍋、白酒、粥
夜飲20時:茶館(王玲女史、葉方舟青年、曹マダム)
・・・茶
綿竹泊
この日は移動日です。列車で重慶から成都に着いたのが夜中だったので、遅めに起き、出発します。今回の旅は気温の変化が著しく、北京・鄭州が0度前後だったのが、重慶では20度を超えて湿度が90%という東京の6月みたいな暑さに悩まされ、それが成都に出るとまた10度以下です。重慶と成都はつい最近まで同じ四川省だったわけですしそんなに離れたようにも思えないのでこの温度差は予想外で、このへんから風邪をひき始めます。
それだけでなく、成都あたりからパソコン、それに携帯電話もおかしくなりました。そんなこんなで不安、というか不便を抱えながら山の方に向かいます。
元気が出たのは夕飯です。やはり四川や重慶で食べる本場の四川火鍋が好物です。昨日の坂の下の食堂と言い、綿竹の鍋屋と言い、なかなかよそでは味わえない趣きがあるように思います。
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by gikyoudai | 2011-12-16 10:49 | 中国
大陸日記11晩秋~師走3
 昨日は須賀努さん主催の「ビジネス寺小屋」講座で中国のNGOなどについて話をしました。こうした集いにあつまるビジネス関係の方はとても勤勉な方が多く、励まされます。ありがとうございました。
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食事日記
11月27日
朝食7時半
・・・チャーハン、ソーセージ、卵、肉包、レッドキャベツ生、コンブ
昼食12時半:鄭州旧市街地・河南省の有名鍋チェーン「李鑫記」
(社会活動家・常坤さん、弁護士・藺其磊さん、上訪者・李春霞女史)
・・・羊肉と白菜の鍋、烩面
夕食19時:鄭州市内健康施設
(社会活動家・常坤さん、弁護士・藺其磊さん)
・・・焼うどん、ブロッコリサラダ、ネギなど野菜炒め、あんまん(セルフサービス)、ビール
夜食23時:同施設
(社会活動家・常坤さん、弁護士・藺其磊さん)
・・・ビール、ゆで卵、水餃
鄭州泊

27日も鄭州を歩きます。寺や堀の跡、市街地などを回ります。同行してくれた中で李春霞さんは今回新たに出会った婦人です。上訪(直訴)の代表的な人物の一人で北京などで収容所に入れられた経験を持ちます。ぼくが接した彼女は豪傑と言うべき方で、鍋をご馳走してくれます。どんどん食べろと言われますが、胃袋が付いていけません。昼間でしたが、酒も進みます。彼女はぼく以上の酒豪でした。こうして次第次第に大陸に漬かっていくようになります。
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鄭州は中国一人口の多い河南省の省都。とはいえ、今の日本の方にはあまりなじみもないかもしれませんが、思想が非常に曖昧になっている感のあるここ数年の中国で、ここが持つ官方と地下、あるいは新しさと古さをごっちゃにしたような現実主義がぼくを誘います。いろんな人にその人たちなりの人生や思い入れがある、そんな当たり前の事実をあらためて教えてくれます。


11月28日
朝食7時半
・・・チャーハン、八宝菜炒め、卵、肉包、レッドキャベツ生
昼食12時:鄭州市外れ、そこらへんの麺館
(図書普及活動家・胡聖年夫妻、劉真女史、回族の志願者青年・弁護士・藺其磊さん)
・・・羊肉烩面
昼飲16時:CZ3479便機内軽食
ビール、ビスケット
夕食20時半:重慶市・四川美院近くの火鍋屋
(器空間プロデューサー・倪昆さん、画家張偉・九九夫妻、トルコの若手女性画家Günes Terkolさんほか)
四川火鍋、白酒
重慶泊

28日は重慶に移動する日でしたが、夕方のフライトにしたので昼過ぎまで鄭州を歩きます。この日は大雨、気温も0度で、寒い日でしたが、若木書院という出稼ぎ労働者の子女向けの教育施設を無料で運営している胡聖年夫妻さんとの出会いが印象的でした。以前古本屋を営んでいたこともあって大量の本を用いて無料図書館を運営、市内はずれで流動人口の多い土地柄であることに気づき、今の施設を作りました。施設というのは夫妻が経営する粗末な雑居ビルの一室の眼鏡屋を使ってます。お金があまりないので店に住んでいます。眼鏡屋の利益の10%を還元するという方針で施設を運営しています。鄭州でも貧しい部類に入る風采の上がらない「よそ者」たちばかりのストリートにかくなる場所が誕生したことがうれしいです。
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運営する胡さんは1970年代生まれの30代、ごく普通の庶民です。身長160センチ足らず、がりがりに痩せ、非常に地味で無口で温厚な彼と、やはり老百姓風の地味ないでたちで、そして快活な妻の、けっして豊かでないし、今ふうでもないけれども幸せな空間です。他の方が彼を紹介した次の言い回しが今回の旅で最も心に響いた言葉でした。
小人物、不平凡。

行くたびにこういう人たちと出会うのが鄭州です。
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by gikyoudai | 2011-12-14 16:40 | 中国
大陸日記11晩秋~師走2
食事日記
26日
朝食7時半
・・・チャーハン、ソーセージ、卵、八宝菜炒め、きゅうり辛和え、レッドキャベツ生、コンブ
昼食12時半:河南省博物館そばの中堅ホテル内レストラン
(劉真女史、広西出身の学生・趙君、ほか5人)
・・・セロリ肉炒め、肉包、生ウリ、キャベツ牛肉辛炒め、もつ辛炒め、烩面
夕食18時半:鄭州市内「桃花塢」
(社会活動家・常坤さん、弁護士・藺其磊さん、劉真女史、崔晟老師、上訪者・李春霞女史、ほか中学校教員2人)
・・・白酒、豚足煮、生トマト、生キュウリ、白切鶏、生大豆、豚の香菜あえ、豆腐味噌和え、鶏肉ともやし炒めビーフン
鄭州泊

 今回は鄭州を少し見てみたかったので、観光を加えます。午前中は劉真女史の案内で河南省博物館に行きます。殷の時代から北宋にかけて実に2000年以上も都があった河南省。古都として名高い都市だけでも鄭州・開封・洛陽と三つもあります。そうしたスケールの大きさを存分に感じさせる博物館でした。午前中だけではとても足りませんでした。
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土曜ということもあり、中高生で混雑しています。
 午後はカフェ「和而不同」でトーク。今回は日本と中国のインディペンデント映画について語りましたが、用意したパワーポイントがあちらのパソコンで反映されるのに時間がかかりましたので、その間のおよそ20分間、つい最近放映されたばかりのNHK番組「沸点~中国・ネットの中の攻防~」(アジアンコンプレックス)の一部を流しました。情報統制にもめげず情報発信するブロガーを真正面から取り上げた力作で、日本にもこのような理解ある番組が存在することを多少なりとも知ってもらえたのではないかと思います。
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by gikyoudai | 2011-12-13 15:37 | 中国
大陸日記11晩秋~師走1
食事日記
11月24日
昼食12時:JL863便機内食
・・・「から揚げ、厚焼き玉子、ひじき、肉団子、春雨、煮物、牛ごぼう、漬物」などの田舎料理、温かいおにぎり、ハーゲンダッツアイスクリーム、ワイン、ウイスキー
夕食19時:漁陽飯店そば鳥亭
(評論家・劉檸さん、編集者・霊子さん、アジコン・佐藤君ほか)
・・・焼き鳥各種、シーザーサラダ、ラーメン少し、白酒
北京泊

11月25日
朝食7時半:
・・・チャーハン、ゆで卵、トウモロコシ、ハム・野菜炒め
昼食12時半:CA1325便機内軽食(ハムバーガー+水)と鄭州空港で14時に激辛牛肉麺
夕食18時半:鄭州市金台路中心部そばの家庭料理店
(劉真女史と娘女史、「自然の友」崔晟老師)
・・・豆のごまあえ、ニンジンの炒め、しいたけ天ぷら、回鍋肉、豚肉とにんにく煮、白米
夕飲19時半:鄭州市内サロン
(卲晟東さん、袁庾華さん、劉真女史親子、崔晟老師、鄧旗女史、史宗偉さんらおよそ20人)
・・・茶
鄭州泊

今回は北京から入りました。1泊だけですが、劉さんや佐藤君たち気の合う仲間と語り合い、英気を養います。
翌日は鄭州です。今回で5回目になりますが、過去4回は日帰りや夕方到着早朝出発など、周辺の農村部に出かける中継点として立ち寄るばかりで、この街に触れる機会がろくろくありませんでしたので、今回は周辺の農村にはあえて行かず、鄭州に三泊することにしました。
この日は鄭州で16年も続いている「思想サロン」に参加いたしました。自由派や左派、政府職員や民間NGO関係者などさまざまな立場の人が一堂に会し、政治社会文化のさまざまな問題を話し合う貴重な会です。
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写真の中のいずれのお方の人生・考え方をも、じっくりと聞いてみたい気持ちに駆られます。河南は北京などに比べると思想や立場の違いがあまり鮮明でなく、もっと実践(実社会)に即している印象を前から持っていたのですが、このような会が育ててきたのかもしれません。
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写真中央が自由派を自認する卲晟東さん、右は毛沢東派だと語る袁庾華さん。全く異なった考え方を持ちつつ、16年間も会を支えてきました。酒を飲むこともなく、心が洗われるようでありました。
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by gikyoudai | 2011-12-12 17:47 | 中国
パソコンが壊れました。
 久しぶりの更新になります。近年中国に出かけるたびに終わりの方で風邪をひいてしまいます。今回もそうで、ぼおっとなっております。
 今回中国滞在中にウイルスでパソコンをやられてしまいました。初期化してもウィンドウズを開くことができず、買い換えねばならなそうです。ぼくはけっして豊かではなく、痛い出費になりそうです。中国滞在については近く報告していきます。
 この間、メール、ツィッターなどでメッセージをくれた方への返事が遅れましたことをお詫びいたします。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
明日、以下の会が催されます。
 神奈川大学中国語学科主催、講演会「中国の経験から、日本の地震を考える」
1、講演者
  村田忠禧氏(横浜国立大学教授)「地震大国・日本と震災超大国・中国」
  麻生晴一郎氏(ルポルタージュ作家)「中国の地方で接した<私と東日本大震災>」
2、日時
  12月7日16時20分~18時10分
3、会場
  神奈川大学横浜キャンパス20号館106室
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
最近発行のアムネスティの機関紙「アムネスティ・ニュースレター」433号(2011年12月15日発行号)でインタビューが掲載されました。関係者の方々にお礼を申し上げます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
北海道新聞11月27日朝刊文化面で『「壁と卵」の現代中国論』(梶谷懐、人文書院)の書評を書きました。
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by gikyoudai | 2011-12-06 18:24 | お知らせ
   

読むことと旅することと生きること、そして書くこと
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