いつのまにか年末になってしまいました。
今年は例年にましてバタバタしていたのに加えて、パソコンからこのブログにログインできなくなり、煩雑さについつい更新が遅れてしまいました。
来年はもう少し時間が持てることを目標にしたいです。30代の頃、「暇こそが創作には大切」と心がけていたのですが、だんだんそうもいかなくなっており、とは言えやはり暇は必要です。これを来年の目標にしたいと思います。
以下、NPO活動を除いて今年やったものの主なものを挙げます。NPO活動はいつかの機会に紹介したいと思います。
今年の主な活動
5月12日「日中関係におけるメディアの作用」(慶應義塾大学文学部講座「東アジアの伝統と挑戦」)
6月9日:「『村』から見る中国・アート・日本」(女子美術大学一般教養科目「国際交流文化概論A」)
6月30日:「劉暁波さんの持つ意味」(アムネスティー緊急集会「劉暁波さんに適切な治療と自由を!」)
7月17日:「中国の劉暁波さん死去。民主化の行方は?」出演(TBSラジオ「荻上チキ・Session-22」)
(劉暁波関連はほかに7月8日東京新聞朝刊25面「こちら特報部」、7月14日毎日新聞朝刊29面「生き様語り継ぎたい」、7月14日The Japan Times“Japanese recount memories of ‘noble’ Liu”でもインタビュー掲載)
7月23日:「中日交流上日本对中国共产党的看法和课题」(中国民主論壇主催ワークショップin三浦海岸)
10月4日:「日本のとらえられ方と東アジア民間交流」(駒澤大学 グローバル・メディア・スタディーズ学部)
11月8日:「言論の自由、中国、日本:日本映画研究者・浅利浩之氏との対談」(駒澤大学 グローバル・メディア・スタディーズ学部)
12月6日:「中国の人権問題と日本観を報道する上での課題」(東京大学・川人博ゼミ)
その他、神奈川大学外国語学部「日中関係講義」と埼玉大学教養学部「中国文化の現在」の講義も行わせていただきました。
執筆
★香港「東網」の連載は7月13日に突然、この連載を載せていた「大陸評論」欄が閉鎖され、打ち切りとなりました。最後に書いたのは3日前の7月10日の「希望大陸民眾再一次關注劉老師」、この連載で初めて劉暁波について語った原稿でした。
(http://hk.on.cc/cn/bkn/cnt/commentary/20170710/bkncn-20170710000519897-0710_05411_001.html)
★現在は台湾「雲論」で連載記事を書いています。やはり中国語です。
(https://www.ettoday.net/news/tag/%E9%9B%B2%E8%AB%96%E9%BA%BB%E7%94%9F%E6%99%B4%E4%B8%80%E9%83%8E/)
1月15日西日本新聞書評『毛沢東の対日戦犯裁判 中国共産党の思惑1526名の日本人』(大澤武司著、中公新書)
1月28日週刊金曜日書評『社会的連帯経済入門 みんなが幸せに生活できる経済システムとは』(廣田裕之著、集広舎)
3月26日北海道新聞書評『アメリカと中国』(松尾文夫著、岩波書店)
4月14日「中国でアパホテル問題はこう報じられた」(別冊宝島『日中歴史戦』)
4月16日西日本新聞書評『「勝ち組」異聞 ブラジル日系移民の戦後70年』(深沢正雪著、無明舎出版)
4月23日週刊金曜日連載「浮澡中国」第99回「変わりつつある市民活動の姿」
5月17日公評「時代に埋没する中での“経験”」
6月18日西日本新聞書評『香港風味 懐かしの西多士』(野村麻里著、平凡社)
7月9日北海道新聞書評『習近平の中国 百年の夢と現実』(林望著、岩波新書)
7月15日朝日新聞(朝刊11面)考論「『08憲章』 団結の可能性示す」
7月28日週刊金曜日連載「浮澡中国」第101回「劉暁波の死が与える意味」
8月17日公評「出会いにおける必然と偶然」
10月1日西日本新聞書評『中国では書けない中国の話』(余華著、飯塚容訳、河出書房新社)
10月6日週刊金曜日連載「浮澡中国」第104回「中国の民主化の行方」
10月15日北海道新聞書評『中国はなぜ軍拡を続けるのか』(阿南友亮著、新潮選書)
11月17日公評「安全を心がけることはどこまで安全なのか」
12月24日西日本新聞「今年の3冊」
今年もあとわずかです。ぼくも人生の後半と言うか終盤に差し掛かってきました。毎日毎日を大切にしていかないといけないとつくづく思います。だからこそ暇を作る勇気が必要だとも思います。
みなさまよいお年をお迎えください。