1月7日昼にカテーテル手術が成功、その後発症72時間以内の急性期は安静が要求されます。トイレに行くことはできません。
患者の体力・年齢・健康状態によって変わってくると思いますが、ぼくの場合はこんな感じでした。43歳肥満男性、喫煙者、高血圧・脂質異常症、病歴なし、の人間の目安としておきます。
7日14時 手術終了
7日14時15分 緊急治療室へ
水を飲むことができる。寝返り不可。右手は点滴(血圧安定・血液凝固抑制)、左手は心電図・血圧・鼻は酸素吸入。カテーテルの管は点けたまま。
7日20時 採血・カテーテル管をはずす(所要1時間。麻酔必要)
7日24時 寝返りが可能に。睡眠薬を飲んで就寝。
8日6時半 起床 採血
8日12時 頭をベッドにつけたまま45度持ち上げるテスト
異常ないことを受けて昼食(6日夜以来の食事)
8日15時 ベッドで起き上がるテスト(やや苦しい)
8日18時 夕食
8日21時 睡眠薬を飲んで睡眠
9日6時半 起床 採血
9日8時 お茶・朝食・薬
9日11時 室内歩行テスト→異常なし
9日12時 小便の管をはずす→トイレまでの歩行が可能(点滴ならびに血圧心電図測定の管を携行)
同日12時 昼食
同日14時 血圧・心電図測定機が携帯版に。酸素吸入終わり
・・・・・・・ここから一般病室へ・・・
同日18時 夕食
同日21時半 就寝
10日6時 起床 採血 血圧
10日8時 朝食・薬
10日11時 点滴はずす。面会者がいれば車椅子でフロア内の移動が可能に。
といった具合でした。8日の昼、初めて食事をしたあたりから多少元気が出るとともにベッドから動けないことが苦痛になり始めます。窓の外を見て中庭を歩けないか夢想したり、病院の地図を見て廊下の歩行が可能になったら病院内を体験しようなどと考え始めます。トイレは9日昼まで無理で大便がきつかったです(結局出ませんでしたが食べる量も少なかったのでなんとかなりました)。
緊急治療室は手術台のような移動式のベッドの上に寝て周囲を検査や点滴などの装置が囲みます。24時間監視体制で、看護士も始終見回りに来てくれるので話し相手にもなってくれ、病人にとっては過ごしやすい場です。一般病室に移るとこうした快適さがなくなりますので、9日夕方~10日昼のように移動ができるわけでないと、多少いらだちもします。