満員になりそうでまもなく締め切るようです。早めにご連絡ください。
3月26日18時30分より神保町西遊ギャラリーにて「中国といかに向き合うか」に関して話します。東文研という中国通の方々による読書会の一環ですが、会員でなくても参加することができるようです(無料です)。ご興味のある方はメールかこのブログの非公開コメントでご連絡ください。もちろん中国の方も歓迎です。
以下が趣旨です。
中国は年々読みづらくなっています。人権弾圧・環境汚染・地方政府の腐敗が日常的に伝わるにもかかわらず、中国が今どうで、どうなっていくかはますます見えづらくなっているのです。中国政府内でも意見が分かれ、経済・政治・社会において収拾がつかなくなっていることも原因でしょう。 このような時代においては、中国で起きたさまざまな出来事を伝えるだけでは中国を知る上で十分とは言いがたく、中国と深く接すれば接するほど付き合い方に悩む主に若い人を見かけます。これからは自分たちがどのように中国と向き合うかのスタンスを定めた上での情報収集、それに中国政府と中国という土地と中国人をわけてみるとらえ方が必要ではないでしょうか。昨年9月に『反日、暴動、バブル 新聞・テレビが報じない中国』(光文社新書)を出版するなど、中国政府からはみ出した民間の営みやその社会的活動・連帯に早くから着目し、民間交流のあり方を突き詰める上での立ち位置の必要性を訴えるフリーのルポライター・麻生晴一郎が、中国といかに向き合うかの参考となるべき中国の最近の動きや考え方について話します。