明日発売の週刊金曜日第809号で連載『浮澡中国』第27回「NGO受難の2010年」を書きました。機会ありましたらご一読ください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
食事日記
14日
朝食8時半:KN2269便の機内軽食
(ミネラル水、味なしパン)
昼食12時半:山東省費県
メンバー:鎮政府職員、北京緑十字スタッフ
(トリの辛煮、ジャガイモサラダ、きくらげ、卵サラダ、ニンニク炒め、セミ唐揚げ、豆腐干炒め、魚のテンプラ、地元マントウ、鍋餅、桃)
夕食19時:山東省費県
メンバー:昼食メンバー+鎮書記
(白酒、キュウリとハムサラダ、ピーマンとキクラゲ、なすてんぷら、セミ唐揚げ、セロリ炒め、紅焼肉、卵焼き、鍋餅)
費県泊
・・・・本日は山東省で農村建設運動を見学しました。これまで主に湖北省でやっていた環境改善と産業育成をセットにした活動ですが、噂を聞きつけた山東省のある村からもリクエストがあり、こちらでも始まったわけです。まだ始まったばかりですが、これから折をみて訪ねていこうと思ってますので、継続的に報告いたします。
料理はどれもおいしいのですが、特に気に入ったのがセミの唐揚げでした。以前タイの東北部にいた時にセミ料理がよく出て、これが苦手だったのですが、山東で食べるこれはおいしかったです。
ただ閉口したのは、寝る部屋に冷房がなく、猛暑なので窓をあけたのですが、おかげで枕元めがけて大量のカナブンやセミがぶつかってきたこと。おいしそうにセミをたいらげたぼく対する恨みだったのか、睡眠不足になり、この日から体調を崩しました。
今回中国に来た時に飛行機の中でチョウ・ユンファ主演の新作『孔子』という映画を観たのですが、その中で曲阜に近い貧しい村の費城という場所が出てきて、これが今の費県です。山東は沿海部や済南は発達していますが、費県あたりは大きく遅れた地方で、その意味でも緑十字の活躍に期待が集まっています。
田舎街の夜です。シシカバブの屋台が目立つところなんかは80年代の上海郊外を思い出させます。こんな片田舎にも人は大勢いて、さすが中国です。
15日
朝食7時40分:費県
メンバー:14日昼と同じ
(トウモロコシ粥、豆腐とピーマン炒め、セロリ炒め、煎餅、卵焼き、にんにくと豚炒め)
昼食13時:費県
メンバー:上のメンバー+鎮書記+緑十字主宰者の孫君さん+建築士の宋方舟女史
(トリの辛煮、ジャガイモサラダ、白米、白酒、ハム・キュウリサラダ、ニンニク炒め、セミ唐揚げ、豆腐干炒め、川魚の煮物、空心菜炒め、桃)
夕食20時:臨沂市のレストラン
メンバー:煙台の研究者・姜先生、胡先生
(豆乳、あずき粥、アブラナサラダ、白酒、ピーナツ、セミ唐揚げ、セロリと川エビ煮、湯豆腐、鳥とピーマンの鍋、煎餅)
臨沂市泊
・・・・元々は今日も費県に滞在して翌日夕方の列車で武漢に行く予定だったのですが、春に続き煙台から姜先生たちの訪問があり、予定変更です。朋遠方より来たるあり、またたのしからずや、です。体調不良も忘れて愉快に飲みます。