食事日記
24日
朝食7時半
チャーハン、もやしサラダ、ハム、卵
昼食12時:回龍観・徐暁女史宅(編集者・徐暁女史、編集者・霊子女史、コラムニスト・荘秋水女史、評論家・劉檸さん、歴史家・章立凡さん)
野菜天ぷら、枝豆、ピーナツ、涼麺、ナスと豆のソースかけ、きのことハム、エビ揚げ、玉米粥、白酒
夕食18時:上地・喫茶店(作家・閻連科さん)
辣子鶏飯
夜食22時:望京・ファストフード店(評論家・劉檸さん)
小二、ホウレンソウ炒め、鶏スープ
北京泊
25日
朝食7時
チャーハン、卵、もやしサラダ、玉米
昼食12時:北京空港(L弁護士)
麻婆豆腐、木耳卵、インゲンサラダ、ご飯1杯、ビール
夕食19時半:CA421便機内食
キュウリ・トマト・サラミサラダ、鶏肉飯、パン、ゴマ味ムース、ヨーグルト、ビール、ワイン
大陸日記11年夏編はこれでおしまいです。
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7月23日に温州高速鉄道事故が発生した中国。24日、北京は豪雨のために至る所で道路が水浸しになり、あちこちでインフラの不備が目立ちます。高速鉄道の話題は至る所で耳にし、そのうちかなりは怒りを覚えたような口調でした。前々から指摘したように口火が至る所に転がっているのが今の中国です。
こうしたことに対し、「日本にも問題があるのではないか」と中国をかばう論調はぼくとは相いれません。理由はそのような見方がやはり国家対国家の優劣を基軸にしてしまっているからであり、むしろぼくは日本が中国に多大な経済貢献をしたにもかかわらず民不在のインフラ開発しか進めてこれなかったことに(中国に問題があることの)日本の問題を感じます。前も言ったように東日本地震の諸々の問題を生んだような何かが中国の人権・衛生など諸問題を生じさせているという考え方です。かかる考え方は日本では中国関係者を除くと受け入れられやすいように思いますが、中国ではまだまだわかってもらえません(特に日本関係者)。
そのようなことを中国の媒体で話したこともあって、23日は久しぶりに徐暁女史の家を訪ね、彼女を拝見します。今天の編集者だった彼女は中国の良心的出版人の代表的存在の1人と言えます。御堂筋あたりの教養ある貴婦人を思わせるような独特な喋り方が素敵で、もうかなり歳を取ったのでしょうが、相変わらず緊張してしまいます。そんなわけで白酒を飲みました。
中国行きでは帰りの便の選定を限りなく遅い時刻の出発にするように心がけています。最後の日にも人と会う用を入れられるからです。今回も昼過ぎの北京空港で東北地方から飛行機で戻ったばかりの弁護士と会い、高速鉄道などについて話しました。こうして今回の旅も終わりました。