今日発売の週刊金曜日10月21日号の国際ニュース欄で河南省における図書館建設の動きを紹介しました。
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こちら。
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広東省で幼女が車にひき殺され、街の人がかなりの間、助けなかった映像ニュースが中国で話題になっています。映像ニュースを見ただけなのですが、ぼくもある中国媒体の取材を受けて「確かに中国では公共マナーを求める声が出てきつつあるが、その反面、他人に無関心な競争社会にもなっている。後者が前者を凌駕する可能性が公共活動を政府が取り締まる最近はより現実的な可能性に思えてしまい、そういうことを示唆させるニュースだった」と感想を語りました(掲載されたどうかはわかりません)。 こういうニュースが広まるということは、今の中国が悪い方向に行っているとの実感が少なからずの人たちにあるからに違いありません。それがたとえ誤解であっても、誤解が歴史を作れば誤解は正解になるでしょう。それに、かりに誤解だとしても、誤解を与えるようなことを政府が行ない、その政府さえもが嘆く非倫理的な経済人が活躍しているのですから残念なことです。