食事日記
6日
朝食9時:鄭州の社会活動カフェ「和而不同」
(常坤さん)
カロリーメイト半分、包子少し、豆乳
昼食12時:紅専路・楊式牛肉面(社会活動家・劉真女史、環境問題活動家・崔晟さん、鄭州テレビ局・魏寒冰さん)
モツ煮、ピーナツ、ピーマンきくらげ炒め、青菜天ぷら、牛肉麺、勁酒
夕食18時半:経七路・毋米粥店(常坤さん、弁護士・藺其磊さんの息子、華夏時報・李国生さん、広告経理女史)
70度自家製酒、水菜サラダ、青菜・人参・レンコンの盛り合わせ、毋米粥鍋(川魚、羊肉、凍豆腐、きくらげ、しいたけ、えのき、八宝菜、白菜、粥)
鄭州泊
7日
朝食8時:ホテル
チャーハン、青菜炒め、卵、玉米粥
昼食13時半:CZ3393便の機内食
鶏肉飯、ザー菜、パン、ビール(燕京)
夕食17時半:広州天河バスターミナル
弁当→鶏・ウリ・卵炒めの載ったご飯、張余ブランデー、ミニサイズインスタント麺
広東省東海鎮泊
8日
朝食7時半
インスタント麺(香辣牛肉麺)、ソーセージ
昼食12時:烏坎村・そこらへんの食堂(村民の呉さん)
豚頭、焼き豆腐、豚肝、あずきスープ、ほうれん草炒め、白飯
昼飲16時:洪鋭潮宅
パイナップル、プーアル茶
夕食18時:烏坎村・人民餐館(村民の蔡さん、呉さん、呉少年、張青年)
イカフライと生レタス、白魚フライ、焼豆腐、エビとおあげとほうれん草のスープ、貝とエビの白スープ、スズキの煮魚、甘い堅ヤキソバ(甜面巻)、白米
東海鎮泊
9日
朝食7時
インスタント麺(酸辣牛肉麺)
昼食11時半:烏坎村・そこらへんの食堂(蔡さん、呉少年)
豚の腸焼き、鶏甘煮、貝と豚肉と豆腐と白菜スープ、厚揚げ、白米(辣椒かける)
夕食18時半:バスのサービスエリア
カロリーメイト半分・張裕ブランデー(以上持参)、豚血(半分残す)、ゆで卵、鶏串焼き
広州泊
鄭州に戻り、それから広州を経由して陸豊の烏坎村に行きます。前回は選挙中に行きましたが、新しい政府が誕生してどのように変わったかを見ようと前回の訪問時から行くことを決めていました。前回知り合った村民がいますから今回はスムーズです。
民選の選挙が誕生して1ヶ月経った烏坎村について気付いたことを箇条書きにしておきます。
(1)前の村書記らにより大量の土地が売却されたが、「大量」とはどれぐらいか?・・・・・農地で言えば約八割。ただし村の境界線が定かでない(当然、村の面積の正確な統計もない。管轄する東海鎮が境界を画定していない)ため、はっきりとした数字は言えない。現在隣村との境界線を定める作業を行なっているが、まだ時間がかかる。売却された土地も隣村とまたがっているものが少なくない(以上、村委員会幹部)
(2)村民の戸籍は4月中旬より東海鎮から烏坎村に移った。これにより住民管理は村自体が行なうことができる。林主任は「烏坎村の問題は烏坎村で解決したい」ことを強調していた。
(3)村の人口は1万3千人だが、昨年9月の最初のデモの発生時にはこれほどの人口がいたわけではない。村の主要産業は出稼ぎ労働や行商(珠江デルタ)で10年以上外で働く人が圧倒的に多いわけで、デモ発生時も広州などで働いていた者が多かった。出稼ぎ労働者の多くがデモ発生とともに地元政府とたたかうべく村に戻り、やがてデモにも参加した。ただ、折からの不況もあり、今なお出稼ぎ労働に行かず、村にとどまる人が多く、日中から大勢の青年・大人が何をするともなく歩いている。当然収入はない。彼らの中には土地問題の早急な解決を望む声もあり、「最低2年はかかる」(村委員会幹部)ことに我慢できるかが鍵。
(4)そんな中、4月1日に拘束されていた前書記らが病気を理由に釈放された。事態が改善しない中で上級政府(東海鎮・陸豊市など)が前書記らの釈放だけをいち早く進めたことに不満を持つ人もいる。