『J-WAVE KONICA MINOLTA MORNING VISION』で明日朝7時38分から5分間登場します。反日について質問を受けます。
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中国の反日に関する日本の報道としては、インターネットの新聞記事を中心にみていますが、中国の反日をとらえる際に、少なくとも政府の反日(正確には厳しい対日姿勢)と民間の反日には分けてとらえる必要があると思います(正確には反日の中にも昔からの抗日主義者のようにいろんな意見があります)。政府の反日とは主に日本に向けられたもので、最近30年間ぐらいではこれまでになかった程度になるかもしれません。一方、民間の反日は日本及び日本のおかげで体面を保ってきた(経済面など)中国政府に向けられ、これには批判意見もあるなどわりと多様なものです。ここで両者をごっちゃにすると、事態が見えにくくなると思います。たとえば、いま中国政府は反日デモを取り締まっていますが、これは主に民間の反日を意識したものであるに違いなく、そうなったからと言って政府の姿勢が柔和になるとは限りません(もちろん変わる可能性もありますが)。そうなると民間の中でもいろんなことの表面化がみられてくる可能性があります。