家族の一人がその現場で働くこともあって、もう少し韓流に関心を持ちたかったのだが、なかなかそれができない。そうこうするうちに、いくつかの民放では韓流以降を想定して別の国にターゲットを向けた準備を進めており、最近こうした関係の打ち合わせに呼ばれたこともある。
と言うわけで、ブームは去るかもしれず、それはむしろ韓国ドラマが米国ドラマのごとく真に受け入れられる契機でもあると思い、それならばファンや関係者に対して場外からの疑問をぶつけてみることも意味あるのではないかと思う。
疑問は一つしかなく、それは、
なぜ男優の情報に較べて女優の情報が圧倒的に少ないのか、に尽きる。個々で見れば、男優ばかりを扱うサイトがあることは不思議でない。けれども、関連サイトを多数当たってみたが女優をまともに論じたのはわずかで、先日の女優の自殺の際も彼女の情報の少なさに驚いた。あくまで全体としての話をしている(念のため言えば全くないわけではない)。
女優に関しては相対的でなく絶対的に情報不足である。男性ファンが少ないのは確かでも、だからと言って女性が男優ばかり語るのが当たり前だとは必ずしも言えまい。
男優の情報過多はブームが去れば収まることだが、女優の情報過少はブーム後の受容と関わってくることだと思う。かりに今後ぼくが韓国ドラマを観るとしたらまず女優に注目しようと思う。注目の人がいたら教えてほしいとも願う。