今日(9日)発売の中国語ジャーナル10月号で連載「素顔の中国人」第7回「宙ぶらりんの30代」が掲載されました。機会あればご一読ください。
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まだ九州にいるのか、台風は大丈夫か、との主旨のメールを頂きましたが、ぼくは無事で、すでに帰京しております。いろいろとありがとうございます。前の北京行きの際も反日デモを心配するたくさんのメールを頂きましたが、こうした心遣いは内容よりも心にあるはずですし、今まで以上にありがたくうけとめていきたいと思います。
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冒頭のタイトルにかこつけて言えば、ぼくは非常に宙ぶらりんな人間で、またそれはある程度の世代性、というか年代性を持つものと思われます。ある物事に対して常に2つの相反する意見を同時に抱えてしまうところがあって、相反する意見のどちらかに進んでいくべきか、それともこのままでいいのか、も本質的な点においてはわかりかねます。そのいずれを進むのかを判断するのはおそらくぼくの場合、思考ではなく、行動で、行動の途上途上で思い至った仮説を糧にこれからもやっていきたいと思います。ですので、ぼくは人一倍断定的な口調で語る時がありますが、これらは仮説で、けれどもその時その時の仮説を十分に自覚し、踏まえたうえで、新しい心境を獲得するという形で、これまでの発言や感想にも責任を持っていきたいと思います。(Xさんへ)