歳末なのでそれらしき話題について書こうと、今年の10大ニュースを勝手に考えてみる。自らへのインパクトを確かめるため、あえて思いつき思い浮かぶままを書く。順番に意味はなく、その出来事に意味があるかないかなどはたいして考えずに列挙する(今年初めのニュースなどは忘れているかもしれない)。
☆・・・アスベスト
☆・・・中国での反日デモ
☆・・・列車事故(羽越線、福知山線など)
☆・・・耐震設計いい加減マンション
☆・・・フランスなどでの暴動や「悪いサンタ」
☆・・・中国で相次ぐ爆発事故と政治的規制と民衆暴動と「自由」を求める声
☆・・・相次ぐ飛行機の故障
☆・・・自民党圧勝
☆・・・相次ぐメディア職員の不祥事
☆・・・「ヒルズ族」の台頭と旧勢力の抵抗
今年は権力だとか国家のような大きな組織がいかに冷酷であるか、そして、そのために「黙って何かが与えられるのを待つ」高度成長以降の発想では取り残されるどころか、痛い目に遭わされることがわかられつつある1年、ということで理解してみたい。特に乗り物、住宅など、生活と強く結びつく一方で素人には如何ともしがたいところのある分野でその傾向が見られた。
ところで、メディアやお役所は大きいがゆえに叩かれやすい一面を持つことも確かだが、そのことの是非は置いておくとして、叩く人の少なからずが、他方で中国の反日デモに関する日本の過剰報道には積極的に飛びつくことがぼくにはよくわからない。中国、日本とも、さまざまなしがらみがあるし、見落としがちなこと、抗しづらいことが多いことは確かだと思う。