北京の郊外、密雲県のダム近くにある云佛山です。
北京で仏教に親しむ比較的若い年代の人が増えていることはぼくも何度か触れていますが、日本の同年代の友人が言うには東京の中高年サラリーマンの間でも一部でそういう傾向があるとのことでした。ただし、出家や居士になるほどでなくとも仏教の教義や寺・お経・美術に愛着を持つ人は仏教系の素食レストランの急速な盛り上がりを見る限りにおいては北京の方がやや多いような気もいたします。
北京の郊外地区はなんらかの特区を作ることで発展を進めていきたいようで、ここも仏教リゾート地であることを謳っております。それにしても山肌を削って「佛」と書かれた文字を見て、少なくともぼくは仏のイメージが湧いてきません。いつ頃できたのかは調べられなかったのですが、いずれにせよここらへんの美観は独特のものと思われます