4時半起床。午前中は家でだらだらしつつ作業(雑誌、パソコン)と読書(満州と日本人)。午後上野に行き夜遅くまで作業(月刊ミニコミ誌)。オフィスはぼく一人でもくもくと作業する。ただし眠気がひどく夜二時間ほど日本シリーズをみる。ここから先は野球の話になるが、ぼくは物心付いた頃からずっと阪神ファンであるが、阪神だけを応援したというのは85年と92年の昨年の三年間しかなく、あとは必ず別のチームやそこの選手を応援している。昔から落合監督と山本昌投手はファンで、たとえば中日阪神戦の山本昌さん登板試合は4-3での中日の勝利を望んだりするが、ぼくのように、特定球団だけを必ずしも応援したりはしない特定球団のファンというものがどれだけの割合で存在するかはぜひとも知りたいところだ(セ、パひとつずつというのは別にして)。一つの球団だけをしゃかりきに応援するというのは(その球団や選手の関係者でないとすれば)、考え方は理解可能でも感覚・感情的に想像できないことであり、ぼくのようなファン心理が例外的なのか、あるいはごく自然なのかは、それとたとえばワールドカップでの日本大応援に気が引けてしまう感覚もそうであるが、そうした心理の違いというものがひょっとしたらぼくが日本や中国を語る際の生理的前提としてあるのだとしたらそれはそれで結構重要な問題なのではないか、などと思ったりした。十一時に帰宅。食後にさっさと寝る。