明日(18日)発売のNHKラジオ「中国語講座」12月号で連載『北京アンダーグラウンド(続編)』第3回「春樹(チュンシュー)」が掲載されます。機会あればご一読ください。
春樹とは中国の23歳の女性作家ですが、この人と話していると、自分より年下という気にさせられません。年齢を超えて、存在そのものを突き詰めようとする態度を彼女からは感じます。ですのでぼくは「中国の若者文化」などにはあまり興味がないのですが、彼女の作品や現れや、やろうとしていることにはとても興味があります。前々から書きたいと思っていたのですが、ようやく書く機会に出会えました。
デビュー作の翻訳がようやく講談社から出版されましたが、もっともっと日本で心ある人に知られていい人だと思います。以前に撮った写真を紹介します。
一体どこで何をすれば自分に最もふさわしいのか、といった話をしていたように記憶しています。ぼくが北京日記で書いている「愉しい出会い」だとかはたとえばそういったひとときのことです。彼女は中国でどちらかと言えば大人世代よりも同世代に好かれている人で、日本の若い人も興味を持ってくだされば嬉しいですが、ぼくがそうであるように年齢は関係ないと思います。