先ごろ発売された中国発行の雑誌「盛典」1月号のインタビューを受けました。機会あればご一読ください。
話題は「中日交流」がメインで、中国の人にぼくの試観を語れる機会はうれしいものです。どういうことを話したかと言えば、日本人(中国人)だから付き合うという関わり方よりも、国籍に関係なくなんらかの価値で付き合うようになるという視点、というかスタンス、それと片側が官方であるような民間交流は民間交流とは呼ばない、ことなど、日ごろ北京などでよく話す内容が主でしたが、不特定多数の人に話す機会はなかなかありませんので、いい機会でした。
ぼくたちは日ごろ、相手が大分県民だということで友人になるようなことは同郷である場合を除き、めったにありません。中国でも同じことで、武漢の人が相手が沙市の人だということで友人になることはめったにありません(その逆、つまり喧嘩になる場合はあるようですが)。
友人になるということは相手と価値や趣味ややっていることなどなんらかの接点(接点がない、という接点も含めて)があるからで、それがそのまま日中でも当てはめることができないのか、ということを言いました。
相手が日本人(中国人)だからということで成り立つ親しみだとか友情を直ちに否定するつもりはありません。ただし、それはもっと熟されたものに向かうべきだと考えています。
同じようなことは日本の媒体でも話していますが、ぼくが中国で中国の人に話す内容は日本で中国の人に話す内容と同じであることはもちろん、日本や中国で日本の人に話す内容ともさほどの違いはありません。さほどの違いがないことを心がけています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
R246 homelesshomeを紹介します。先ごろ国道246高架下のホームレス住宅が放火されたことをいちむらみさこさんが独自のやり方で紹介しています。