(食事日記)
18日・・・昼食12時:湖南料理弁当(車公荘、外)、昼飲13時:茶(車公荘、外)、夕飲16時:コーヒー(電影学院付近、外)、夕食①18時:餃子(百万荘、外)、夕食②20時:北京料理(蒋台路、外)、夜飲0時(麗都付近、外)、草場地泊
19日・・・昼食13時:西北麺(環鉄、家)、昼飲15時:茶(環鉄、家)、夕飲18時:コーヒー(草場地、家)、夕食20時:四川鍋(798、外)、夜食23時:羊肉串(白塔寺、外)、燕沙泊
20日・・・朝食11時:CA925の機内食
北京日記08夏編は今回で終わりです。
東京でおいしいお寿司屋さんに入ったり、おもしろい作品と出会ったり、愉しい出会いのひとときを過ごしたとしても、その場所に行くまでの満員電車や殺気立つ夜や朝のマンモス駅をたのしいとは思わないかもしれません(たのしいと思うシチュエーションもあるでしょうが)。
少なくともぼくにとって、北京もまた同じです。上の食事日記に記されたスポットと、スポットからスポットに移動する交通や道とでは同じ北京であっても意味合いは異なります。総じて見た場合の北京は東京と全く同じ無味乾燥として殺伐とした空間にほかなりません。しかしながら、無味乾燥として殺伐とした空間の先にそれらとはおよそ異質な、ぼくが訪ねたかった地点や人が存在するから、ぼくはそこに行きます。
北京はぼくにとって旅先ではありません。旅先は北京の先にあります。